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2005/05/13

■ 中絶胎児廃棄に有罪?って論理がつながってないぞ!

中絶胎児を普通ゴミとして捨てていた事件で、元医院長が有罪判決を受けた。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050512/eve_____sya_____003.shtml

<引用開始>

途中省略・・・

 この事件を受け、厚生労働省と環境省は、生命倫理上問題があるとして、妊娠十二週未満であっても中絶胎児は火葬するなど丁重に扱うよう都道府県などに通知している。

<引用終了>

ここだけ読めば、まあそうかなとも思うが、変だぞ、絶対に変だ。

①「火葬するなど丁重に扱うよう」って、じゃあ人間だって事ではないか。と言うことはこれは殺人だろう。日本の法律では、何の罪も無い胎児の抹殺を医師に依頼して実行したことは問題にならなくて、その後始末の仕方が罪になる?一体どうなっているのだろう。

②堕胎が罪にならないのだから、これは医療行為という位置づけだろう。ならば、中絶胎児は手術で摘出された臓器だ、しかしこの臓器は別に病気ではないから悪性の病原体に犯されている訳ではない、つまり肉であり生ゴミだ。(実態の話ではない、ここでの論点は罪即ち法における解釈の話をしている。念の為)

③生ゴミの捨て方が悪いからとこの元医院長は、廃院に追い込まれ、有罪判決を受けた。

さて、冒頭述べたように③だけ見れば、当然の報いだが、事件は①→②→③と繋がっていて、論理的には②が正当な行為なら③生ゴミを捨てた元医院長に問題はないはずだ。なのに、③だけを取り出して罪を問うのは一体どういうことだろう。論理が繋がっていないぞ。

この国では相手が胎児の場合、殺しても罪にならない。法律上そうなっているからだが、その死体の始末の仕方は法律上不明確で、そこだけ倫理が優先し、罪になったらしい。

巷では、ハイスクールに通うティーンエイジャーが娼婦のような恰好で歩いているが、こんな光景は日本だけだ。中には実際に援助交際などと言いながら売春し、そういう子供たちが仲間からカンパして堕胎するという。その後始末の最後の部分だけ倫理観が働くとは、オー・ニホンジン・アンビリーバボー!

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コメント

通りすがりさん、コメント有難うございます。
本当に、矛盾しまくりですね。

論旨にはあまり関係ありませんが、「堕胎」と言う言葉に焦点が当てられましたので、念のため申し上げますと、正確にはタイトルに示すように法的には中絶と呼ばれる行為が本論の対象ですが、そういう枝葉の問題ではなく、まさしく法律自体が矛盾していると思います。


ちなみに、人工妊娠中絶(中絶)とは、妊娠21週までに人工的な方法で流産させてしまうことをいいます。日本では「母体保護法」という法律により、中絶を受けるための条件が決められています。

妊娠の継続や分娩が身体的、経済的な理由で母体の健康を損なうおそれがある場合。
暴行や脅迫によって、またはレイプされて妊娠した場合。

の二つです。法的には希望すれば誰でも自由に中絶できるというものではありません。妊娠22週以降は「胎児は母体外で生命を保持することができる」とみなされて中絶はできません。

しかし、実態は・・・・もうお分かりですね。
中絶か、堕胎かは法律用語とその定義だけで実態は、時間軸だけが殺人か殺人で無いかを分けているのです。

投稿: jzayoe/bendson | 2005/05/30 17:21

刑法を調べると、第212条~第216条
http://www.houko.com/00/01/M40/045.HTM#s2.29
堕胎は犯罪だそうです。

矛盾しまくりですね。

投稿: 通りすがり | 2005/05/30 14:32

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