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2005/05/18

■ステレオタイプ

最近よく聴く言葉に、ステレオタイプと言うのが有る。イミダスによれば、偏見の一種だとか。「偏見には認知・感情・行動3要素があるが、行動要素に限定したものが差別、認知的要素が全員に一般化されたものがステレオタイプである。」だと。何かしっくりこない。

ガイジンが言うのもヘンだが、まず日本語としてこの説明文の構造がしっくりこない。~タイプというのは、対象物を幾つかの集団に分類した時の集団を表す言い方、例えばお金持ちタイプとか、スポーツタイプとか。で、普通それ以外に貧乏タイプと言ったように説明されるか暗黙に分かる。

で、さらにその後に、スポーツタイプの車というように個々の属性の説明がある。だから「偏見」を幾つかに分類してその1つがステレオタイプというのならわかるが、認知・感情・行動3要素に分類したうち、「認知的要素が全員に一般化されたものがステレオタイプである。」というのは、偏見をいくつかに分類し、そのうちの認知的要素をさらに分類した形であるはずなのに、認知的要素分類の結果がステレオタイプ1つしかなく、ステレオタイプ以外の説明も意味の説明もない。

なに、分かりにくい?要は、偏見の要素のうち、行動要素=差別としているから、認知的要素=ステレオタイプというのなら分かるが、認知的要素の1つにステレオタイプがあるということなので、では他は?で、意味は?となって、何かしっくり来ないのだ。

言葉の意味の説明なのに、その言葉の意味の評価をしてしまう。形而上学的ってどういう意味ですか?と聞くと、それは難しい哲学上の表現です、とか日本ではこういう説明、ケッコウ多い。

加えて日本語には言葉自体に意味をなさなかったり、意味不明の言葉が多い。「数日のうちに・・・」の「数」などは、1~9全部を意味しておりその代表だが、他にも「目線を下げて・・・」とか「信頼関係が・・・」、「そうなると、あれですから」、「基本的には・・・」といった言い回し等もそうだ。

「基本的には」って言われてもなあ。「故障しませんか?」「ハイ、基本的にはアレですから大丈夫です」なんて言われると、「基本的」ってどういう意味?と突っ込みたくなる。それにアレって何?故障しないか聞いているのに、大丈夫とは?大丈夫かどうかはこっちが決めることだろ!

ついでにもう一言、何の意味も無い言葉で気になるのが「ホウ」。「お勘定のホウお願いします」とかの「ほう」は有っても無くても意味は全く同じ、言葉の経済性から言えば全くのムダと言えよう。

レストランで「お座席のホウ、奥のホウにご用意してあります。足元のホウご注意下さい」などと言われると、回し蹴りのイッパツも食らわしたくなるとは日本の友人の弁。頼むよニポンジン、分かる日本語使ってくれ!

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