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2005/05/29

■その2:南京大虐殺

【傾向と対策2】

前記事でTBが同意見ばかりと書いたら、見事に反対意見(?でも無いが)のTBがついた。ご覧いただければ分かるが、実に詳細な調査と研究に脱帽する。しかし残念ながらサンフラン条約11条否定や憲法の信教自由との矛盾に対する答えに到る材料ではあるけれど、答えにはなっていない。

これはTBの意見が悪いのではなく、市井の民が行う研究・啓蒙としては、本当に頭が下がる思いだが、肝心の政府が歴史認識や安国問題に対して何もしないで、選挙の道具にしかしないから、これが限界なのだ。

さて、今日の話題は前回述べた中国や韓国とは所詮歴史認識が平行線ということ。その最たるものが南京大虐殺だろう。

http://www.geocities.com/TheTropics/Paradise/8783/15a.html#04

などのホームページで、南京大虐殺の虚構を証明しているが、膨大な資料収拾と分析及び研究には本当に頭が下がる。客観的に見て「虐殺肯定派」は客観的証拠が不十分で、「虐殺否定派」の方が客観的証拠が豊富で辻褄が合っているように思う。

では虐殺がなかったかと言えば、それでも30万人はオーバーにしても虐殺はあったのではないかと思ってしまうのだ。その理由は本ブログの最初に述べたように日本人の民族性にある。「日本人の正義感」と数の上では少数派だが「凶暴な日本人(=演歌派)が支配する」点がそれだ。

日本人は決して残忍ではないことは、日々の犯罪を見れば分かる。日本人の犯罪には外国のそれと比べて残忍なものはほとんど無く、近年博多で起きた一家惨殺事件などのような凶悪で残忍な事件は中国などの外国人が起こしている。だから直感的にも南京大虐殺はむしろ中国がやったのではないかとも思う。

しかし、大多数の日本人には正義感が無い。正義感が無いから常に「長いものには巻かれろ」で損得が優先し、このため時に不正に立ち向かう人がいても助けるどころか冷ややかで、「出る杭は打たれる」のだ。そして本音と建前のダブルスタンダードで違法行為が堂々とまかり通る。談合はその最たるものだろう。あるいは堕胎を合法化していて、その捨て方が悪いと処罰する国は、日本くらいなものだ。

自らを公器と呼びながら、マスコミはこういったことに非常に冷淡だ、溺れる犬に石を投げるように橋梁談合での逮捕者を非難はするが、決して本質には迫らないから、役人たちは平然と知らぬ存ぜずを押し通す。

或いは身近な日常生活を例に取ってみよう。正義の番人であるはずの警察が物陰に隠れての交通取締りとか、足をついたかつかないかとか、全く姑息で情けなくなる。ついでに言えば、運転免許取得検定を思い出していただきたい。左右確認で大げさに顔を左右に振っていなかっただろうか、視点がぶれて何も確認できないが、本当に安全確認するという本質はどうでも良くて、取り締まる側の都合だけなのだ。

度重なる冤罪にしてもそうだ。長野サリン事件での河野さんは、警察から未だ謝罪を受けていない。こんな理不尽な話があるだろうか。組織のメンツなんだろうが、これは権力の横暴、正義の番人としてそこに関わった人々の正義感を聞いてみたいものだ。

こういった話、一見南京大虐殺と無関係に見えるが、実は戦後民主化されたはずの同じ民族の話なのだ。そして虐殺否定派は余り触れたがらないが731部隊という身の毛がよだつ部隊が存在していた。上官の命令とはいえ、人を救うための医学知識を人体実験に使う神経は理解を超えるものだが、一人二人ではない、部隊全員がこの目的で行動していたのだ。彼らは志願したわけではあるまい、そこが日本民族の恐ろしいところなのだ。

だから、残虐な上官の命令で30万人はオーバーとしても100人単位1000人単位の、写真に撮ったら虐殺と見える殺戮はあったとしても不思議ではない。何より日本軍自身が、兵に食料も弾薬も持たせず自軍を、死地に追いやっていたではないか、直接手を下さずともこんなに惨い事は無く、南京大虐殺どころではない。

古今東西の先史の中で、武器弾薬も不足し、餓死する事が分かっていて、その上生きて虜囚の辱めを受けるなという、戦うことよりも死ぬことを目的としたような作戦があっただろうか。結果として兵站輸送が出来なかっただけと言うのなら、救いがたい低脳だろう、制海権も制空権も無いことが理解できてない作戦だからだ。

敵と戦って死ぬならまだしも、餓死の方が多いというのでは、何の為の戦争なのか、犬死を命令された戦士の無念さは計り知れないだろう。これこそ史上最大のホロコースト、それも自軍による自軍の大量殺戮だ、自虐的に考えたくなる日本人の戦争体験者の気持ちは良く分かる。

ただ、戦争自体が狂気にあってはこういった虐殺事件はつき物だ、だからと言って正当化できるはずも無いが、同じくその国民性から考えて直接手を下しての大虐殺など出来ようも無いのも事実。だから、生き証人がいるうちに日中合同で徹底的な調査を行い、非があったなら非を認め、客観的事実を確定すべきなのだ。

何度でも日本政府はこの調査を中国に申し入れるべきだ、その結果中国が調査に協力しなければ、それは自ら非を認めたこととして国際世論に訴えるべきだろう。生き証人は次々と亡くなっているし物証も失われていく。もう余り時間が無いのに、あたかも時が解決するかのように日本政府が問題先送りしつづける姿勢こそが、日本国民を不名誉ならしめるものとして、国民は怒るべきなのだ。

怒りの矛先は、中国よりむしろ自国政府にある。何より中国の歴史認識は一つで教科書も一つだ、これに対し、日本は様々な教科書があると自慢するが、バカではないか。般出版物の話をしているのではないのだ、国民が独自に様々な研究をし、学説を唱えるのは大いに結構なことだが、国家としての歴史観の話なのだから統一すべきであり、したがってその材料として、歴史の事実を伝える歴史教科が複数あること自体おかしいではないか。

しかも、日本政府は極東軍事裁判で突然出てきた南京大虐殺を認めたままだ。国際社会で公式に認めたまま、公式な訂正をしないまま、年々検定問題が起こり、年々その内容が少しづつ変化しているから、近隣諸国にしてみれば、そのうち日本は侵略戦争を大東亜共栄圏構築のアジア救済戦争と言い出しかねないと思うだろう。

ここにも、簡単な事をことさらややこしくして、複雑な式で無理やり地動説を証明するような印象を受けてしまうのだ。

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コメント

>日本政府は極東軍事裁判で突然出てきた南京大虐殺を認めたままだ。
当時、日本に認めないという選択肢があったの?
サンフランシスコ条約後も、否定することは出来た?
今だって、日本人が抗弁しても、外国人は無条件に中国や韓国の捏造の方を信じるよね?
事実なんか関係なく、日本人が悪いということにしておけば、取り合えずOKっていうのが欧米と特定3カ国の立場だったでしょ。
そんなことで保たれてきた欧米人のプライドも結構カッコ悪いと思うよ。
と言っても、60年もほったらかしにしてきたことは言い訳できないとは思ってる。

投稿: J | 2006/12/17 17:01

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