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2005/08/08

革命前夜

ついに、衆議院が解散した。郵政民営化には賛否両論それぞれに言い分はあろうが、今一つ分からないのが反対派の論拠。詳しく聞けばそれなりの理屈はあるのだろうが、聞こえてくるのは本質に関係ない手続き論ばかり。

やれ独裁的とか、変人とか、法案の中身に全く関係ない。少し考えていそうなところで、審議が十分ではないとか。単語だけ取れば、ほう、そうなのかとも思いがちだが、ヤッパリ中身に関係ない。対して小泉さんは、終始一貫して財投はじめ不透明な郵貯の元を断とうと主張し公約を実現しようとしている。

先ほど朝日記者が、小泉さんは公約を守ると言うが、15日の靖国参拝を実行していないではないかと非難していたが、お前ホントにそれで大新聞のデスクかと問いたい。理由を述べた上での公約であり、外交問題のように相手の変化によって前提条件が変わる公約と一緒にして、単に現象として公約を守るか否かを、したり顔で論ずるとは恐れ入る。

民間宅配業者の過疎地進出を阻害しているのは、他ならぬ郵政族ではないか。民営化したらサービス低下するとは正に笑止。民営化に近づけば近づくほどサービスがよくなっているのはどういうことだろう。

しかし、あくまで本丸は郵貯だ。国民の知らぬ間にかってに使われているのだ。財投の事業に収益性があるならまだしも、各種公団はじめグリーンピア等の訳のわからない使途は氷山の一角だろう。

郵貯は正に国家が行っているネズミ構だ。国家と言う最高の信用保証を信じ、誰も取り付け騒ぎをおこさないから、かろうじて平静を保っているが、実際のところいくら金庫に残っているかは分からないのだ。

これが破綻し、白日の下に晒されたなら、敗戦どころの騒ぎでは無いだろう。敗戦なら敵を憎んだり、媚をうって助けてもらえるが、気付いたら官僚たちに国民の余力が奪われていたのだから、救いが無い。

もし、今あなたが銀行預金があるじゃないかというなら、そうとうにオメデタイ。自ら価値判断出来ず金融業の役目を放棄した銀行マンは、預かった金を産業振興の投資には廻さず、もっぱら国際を買っているからだ。

1400兆円の個人金融資産は、知らぬ間に抜かれているのだ。つい、長くなったが、独裁だろうと変人だろうと構わないから、ジュンちゃん、頑張ってくれと言いたい。この度の解散ほど論点の明確な解散は無い。郵政民営化賛成か反対かであり、反対者は自民党が公認しないと言っているのだから、実に分かり易い。

改革には痛みを伴う。誰しも自分だけはその痛みから逃れたいだろうが、ここで、民営化し闇に包まれた郵貯資金ルートを明らかにしなければ、永久に闇のままだ。しかし金は垂れ流しだから、いつかは破綻する。怖いのは、闇が闇のまま覆い隠せなったとき、全く余力が無いので、官も民も破綻すると言うこと、つまり国家の破綻だ。

小泉さんは、パンドラの箱を開けようとしているが、国債が減らない以上、空けるのは早いほど良い。癌の摘出と手術の痛み、どっちをとるかだ。ひょっとして反対派は、既に手遅れ、全身に転移したことを知っていて享楽を選んだのだろうかとさえ勘ぐってしまう。

この選挙、正に革命前夜だと思う。

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