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2006/02/14

年寄りの言うことは聞くべきかもしれない

27389 ナベツネさんはとんでもないガンコジジイだと思っていたが、いい事を言っている。年寄りの言うことは、聞くべきかもしれない。なんと言っても、実体験の重みが違う。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=72646&servcode=200&sectcode=200

<引用開始>

第2次大戦で徴集された経験のある同会長はまた「日本が暴悪だった戦争時代を認める必要がある」とし最近、日本での民族主義復活を警戒した。
 
会長は「(第2次大戦時の日本の自殺特攻隊である)神風隊員たちが『天王陛下万歳』と喜び勇んで突進したというのは皆うそだ」とし「(怖気づいて)立ち上がることもできない隊員を強制的に飛行機に押し込むこともあった」と述べた。

<引用終わり>

全くその通り、実に重み有る発言だ。

自爆攻撃と言う点では昨今の自爆テロと似ているが、自爆テロは彼ら流のジハードであり、ゲリラである。つまり行為は自発的なのだ。赤紙一枚で召集された日本兵の神風とは似て非なるものだ。

一体全体何処の国で、徴用した兵士に「死ね」と命じる正規軍隊があっただろうか。そりゃ戦略上は少を殺して大を生かすために、泣く泣く兵を見殺しにすることはあるだろう。しかし、生身の兵士に爆弾抱えて特攻せよなどという命令を下す正規軍隊など考えられない。

しかも、自発的に『天王陛下万歳』と志願して兵になったのならまだしも、徴兵されてなのに『天王陛下万歳』と叫んでの特攻は無いだろう。兵士は天皇個人のために死んだわけではあるまい。せめて「大日本帝国万歳」なら分かるが、まあ、この辺は言葉のあやかも知れない。

ナベツネ氏はまた、「論座」2月号で、次のように述べている。

<引用開始>

中国や韓国が首相参拝に反対しているからやめるというのはよくないと思う。日本人が外国人を殺したのは悪いけれども、日本国民自身も何百万人も殺されている。今、靖国神社に祀られている多くの人は被害者です。やはり殺した人間と被害者とを区別しなければいかん。それから加害者の方の責任の軽重をきちんと問うべきだ。歴史的にそれをはっきり検証して「われわれはこう考える」と言ってから。中国や韓国にもどういう迷惑をかけていたのかという問題がでてくるのだ。やっぱり彼らが納得するような我々の反省というものが絶対必要だ。

<引用終わり>

これまた、全くその通り。声高に自虐史観を叫び、民族主義を煽るのは、無責任と言うもの。売られた喧嘩を買うようなノリで、反中・反韓を展開したところで、天下国家を隠れ蓑にした単なる鬱憤晴らしに過ぎない。自虐であろうと無かろうと、事実を事実として認識し、反省すべきは反省し同じ過ちを繰り返さないようにするのが、知恵と言うものだろう。

神風特攻隊といい、氏が言うように最大の被害者は日本国民だと思う。また、自ら考えることこそ重要であり、全く氏の言うとおりだ。中・韓諸国に言われて史観を変えるのはどうかしている。例えばA級戦犯合祀や首相の靖国参拝問題など、他国がどうのこうのではなく、自らどう考えるかが先だろう。

何がいけないかをキチンと把握しないで、ただ謝ったり、開き直ったりでは、タダ単に同じ地域に同じ民族が住んでいるに過ぎず、国家のアイデンティティーのかけらも無い。永久に他人(他国)に振り回されることだろう。

ところで、高齢化社会というが、ナベツネさんに限らず、案外年寄りは娑婆っ気が抜けて、公正な事を言うように思う。中には、いつまでたってもドロドロ・ズブズブの人も少なくないが、概して晩年は世の為人の為と思うものだろう。ただ、ザンネンなことにオツムも弱くなる可能性が大。だから体も大事だけれどもアタマも鍛えなければと思う。(思うだけ?)

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