頼むよ,民主党!
前原代表は口座名を明かすと握り潰されてしまうと主張しているが、疑惑が事実であったとすれば、自民党関係者は知っている事になるので、彼の理屈で言えば、握り潰されてしまう事になる。
だから口座名を明かさないメリットなど無いので、ブラフですと言ってるようなもの。所謂自己矛盾なんだが、まさかこれに気付かないことはあるまい。ただ国民は気付かないと思っているのだろう。まあイイヤ。実際そうなんだから。
だから、アレだけ自信たっぷりなんだから確証はあるのだろうと思っていたら、そうでもなさそうだ。叩けば埃が出るに違いないとは確信していたのだろう。自民の対応からすると、それも無理ないとも思う。とすれば、イチャモンつける手順が違ってるゾ。
先のエントリーでも書いたが、メールのプリントには何の意味も無いから、これを疑惑の発意とか物証とするのは余りにもお間抜け過ぎる。あえてそれでも疑惑をでっち上げるなら、無責任なマスコミを利用してワイドショーや週刊誌ネタにしてから、それに対して質問すべきだったろう。
そうすれば、例え民主が仕組んだとしても、真偽の説明責任は週刊誌と当人に移行するからだが、仮にバレても小泉内閣打倒の民族ヒステリーなってしまえば、咎められることは無いだろう。だからと言って、今からそれを仕組んでも後の祭り、余計墓穴を掘ることになる。今なら、偽メール単体で済むが、もしそこに民主が関与となれば、今後民主の言うことは全て信憑性がなくなるだろう。
それでも、もし来週あたりの週刊誌に書かれるとするならば、くれぐれもネタ元に民主が関与していたなんてことにはならぬよう、老婆心ながら心配してしまう。私は、何だかんだ言ってもここまで改革を断行した小泉政権を高く評価しているが、かといって民主が潰れて自民独裁となるのは決して好ましいことではないと思うからだ。
今回ばかりは、普段放言し放題のTVのコメンテーターも内心、前原執行部を心配しているようで、単なる批判と言うより、心配して諭しているように思える。
頼むよ、民主党、国民はバカばっかりじゃないことを理解してくださいな。
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