耐震偽装-少しはヒステリー収まったか?
どうにも忙しくて、ブログ更新もままならない中、サンプロで耐震偽装事件を取り上げていたので、ちょっと見たら、どうも今までのマスコミの扱いとはチョイ違っていた。ゲストのが言うには、事実がまだ何も分かっていないではないなか、本来建築確認制度が破綻した問題を、詐欺だなんだと話を矮小化してしまったために、別件逮捕みたいになってしまった。と、だいたいそんなことを言っていた。
私はこのブログで散々言ってきたことだが、半年過ぎて、やっとまともな論調に出会った気がした。事実関係が不明のまま、何の根拠にもならない小島社長の風貌や言葉遣いから、犯罪者と決め付けて、つるし上げることで溜飲を下げて喜んでいたマスコミだが、少しは客観的事実を報道してくれるのだろうか。
小島社長は、確かに人相や言葉遣いが悪いが、終始彼の言動には筋が通っており、論理的に破綻が無い。最初は耐震偽造発覚以前の関与だったはずの彼への嫌疑は、いつのまにか発覚後の詐欺容疑に変わってしまって、むしろ世論の方が場当たり的だ。
時間が無いので、詳しく書けないが、責任を取るといっている小島社長に対し、無理やり破産させ裁判をさせなくしたのは住民だが、一体それで一人当たり幾ら手にできたのだろうか。今となってはどうにもならないが、小島社長が公的資金を一時借りて会社を建て直し、損害を担保したいと盛んに言っていたことを思い出す。
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コメント
さんたさん、おひさしぶりです。
先ほど品川駅で買い、18ページまで読んだら、夢の世界に。
疲れ気味にはグリーン車はありがたいですが、簡単に落ちてしまいます。
まだ入り口ですが、うーん、確かにぶつかりそうですね、でも面白い。予感としては、筆者が言っている論理とは論理ではな異様な気がします。結果としてバッティングしないかもしれません。
しかし、読む時間も、ブログ更新する時間も無い。トホホ・・・
投稿: ベンダソン | 2006/04/26 16:34
大変ご無沙汰しております。
久しぶりの更新がありましたので、足跡を...
該当記事とはまったく関係ない話題で非常に恐縮なのですが、最近話題の本「国家の品格」(藤原正彦:新潮新書)を最近読み込んでみました。
非常に当ページとぶつかり気味な論調かと思いました。
また、日本人持ち上げ基調ですので、日本人うけもするだろうとも感じました。
ちょっと感想を聞いてみたいかな?と感じています。お忙しいと思いますし、無理にと言うことでもありませんが、ご検討いただけたら思います。
不躾な部分はご容赦ください。
それでは。
投稿: さんた | 2006/04/26 09:00