« 痴呆議員不要論(1) | トップページ | 痴呆議員不要論(3) »

2006/07/29

痴呆議員不要論(2)

痴呆議員の具体的なお話の前に、国会議員と痴呆議員の格差について言っておきたい。

まあ、結論を言えば、市町村→県→国の順に上に行くほど、議員の資質は対数的にレベルが上がる、逆にいえば下に行くほど信じがたいレベル低下があると言いたいのですよ。

過日、頻繁にTVで見る衆議院議員E氏の秘書から私の専門領域について意見を聞きたいとコンタクトがあった。そこでの雑談がきっかけで、専門以外の意見交換にもお誘いを受けた。

E氏はTVで見る限りでは、やたらにスルドイ論客とのイメージだったが、実際に接してみると落ち着いた感じで、昔からの知り合いのごとく自然に話ができてしまうのが不思議だった。

国会議員といえば、なにか魑魅魍魎のごとき煮ても焼いても食えない奴というイメージがあるが、実際会ってみると、その人間的魅力にコロリとやられることが多い。余談だが、先年自殺したN代議士は私の先輩でもあり、田舎の料理屋で口角泡を飛ばし熱く国政を論じていたことを思い出す。

さて、このE議員、余談だが、堂々と格差を肯定し私と同意見だったのには驚いた。拙ブログにも書いたが努力した結果の格差は当然であって、機会の格差が問題なのである。

また議員宿舎が贅沢ではないかと誰かが言うと、E氏は内装が豪華かどうかは知らないが、宿舎がないと議員は地元と国会周辺と家を2軒持たなくてはならなくなるからと、これまた肯定する。当然だと思う。小生はこういう批判、全くナンセンスで、フツーに国会の議会活動を議員に望むなら当たり前の措置で、問題にする方がどうかしていると思っているが、当の国会議員が有権者を前にこれを言うには勇気がいるだろう。

ま、こういった比較的軽い話から始まり、最後は靖国問題にまでなったが、この辺はちと長くなるから別の機会にとして、痴呆議会失礼!地方議会についてお話ししたい。E氏曰く、国会議員は国益を、県会議員は県益、市町村議員は街の利益を考えて当然、しかし市町村議会は機能していない、と。

おー、良く分かってるじゃないか!(当たり前か)で、さらに地方議会に与党はいらない、と言うか論理的に有り得ないのに与党化している、これはナンセンスだ、と言う。全くそのとおりだ、共に直接選挙で選ばれているのだから、首長は執行権者として政策を立案し実行し、議会はこれを監視すべきなのだが、現実は与党化するか敵対するかだ。

挙句に、狭い地域のなかで利権誘導に奔走し、地域のボス(大抵は土建屋か)の手先になっている。地方分権の意味も問題点も全く彼らの関心外なのである。だからE氏は市町村議会は定員を減らし少数精鋭にすべきと言う。

しかし、この点について小生は逆で、議員選挙そのものが不要、住民代表として自治会長がその任に当たれば良いと思う。当然にボランティアが前提、議員数は膨大になり、特定の利権や根回ししようにも不可能だし、大勢の中での議論となれば、力より理が支配する。言ってみればより直接民主主義に近づくと思う。しかし、これはあくまで私の考える理想であって、既得権益にしがみつく議員がOKするはずもないから絵に描いた餅だろう。こういう考え方も有るのかと思っていただければ幸いだ。

ともかく、痴呆議会をどうするかについては、自浄作用が働かないので、自治体レベルの条例では制度改革は不可能だと思う。となれば、国の法律措置で変えていくしかないだろうが、さりとて宦官化した痴呆議員の権益剥奪に直接結びつく制度改革は彼らの反発を招くことは必至だ。

そこで、痴呆議会をオープンにする(実際は監視する)システムを法制度化すれば、これには反対し難いだろうと思う。具体には、地方議会を委員会も含めてすべてインターネットでリアルタイムで画像配信を義務付けてしまうのだ。もともと傍聴できるのだから問題無いはずだが、これをやられると議員達のバカな発言や怪しい言動が白日の下に晒され、うかつなことが出来なくなるので地元の条例レベルでは恥も外聞もなく議員が否決してしまうが、国の法制度では反対自体が明るみに出てしまうので誰も反対出来にくいだろう。

近いうちにまたE氏に会う機会があるので、この法制度化を提案しようと思う。何故、ここまでして痴呆議会を監視しなければならないのか、それは市民の無関心故であるが、その結果どのような悪事が横行しているのかについて、次回具体例をお話しようと思う。

冒頭に国会と痴呆議会は対数的レベル差があると言ったが、国と痴呆の議員の資質や心根には100倍から1000倍くらいの開きがあるのです。もっと言えば、痴呆議会は時にほとんど犯罪集団化しているとさえ言えるのだ。

【余談】

E氏に我愚妻が、最近タケシのTVタックルにあまり出ませんねと聞いたところ、編集されてしまい発言ニュアンスがほとんど曲げられてしまうからとのこと。ナルホド、さもありなん。

|

« 痴呆議員不要論(1) | トップページ | 痴呆議員不要論(3) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101905/11139000

この記事へのトラックバック一覧です: 痴呆議員不要論(2):

« 痴呆議員不要論(1) | トップページ | 痴呆議員不要論(3) »