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2006/10/24

忍び寄る暗黒社会/北を笑えないニッポン

聞こえてきた暗黒社会の足音

日本人はルールを守らない民族であると以前に書いたが、今もそう思っている。赤信号ミンナでわたれば怖くないってね、そして世界一優秀だとも。しかし世界一曖昧でいい加減でもあるから、解釈でルールを捻じ曲げるのお手の物、その最たるものは自衛隊だろう。あれが軍隊じゃないって?ま、確かに交戦しないが、戦力には変わりあるまいよ。

憲法9条2項にはハッキリと陸海空軍その他の戦力保持を禁じていながら、これだ。一事が万事で、日本の法律は解釈次第でどうにでもなる節がある。誰もが守らない(守れない)法を作って、お上の裁量で気に入らないとお縄をかけるやり方は恐ろしい。

例えば談合がそうだ、談合しなければ業界からはじき出され、談合が発覚すれば罰せられる。マスコミも記者クラブという官製談合組織にどっぷりだから、このことには触れようとはしない。もっと身近な例では、見通しが良い道路の制限速度を低くしてのネズミ捕りなどがそう。交通取り締まりは、交通安全のためではなく、罰金徴収のためにあるようだ。

さらに恐ろしいのは、国民が自分自身にその厄災が降りかからない限り、少数派として無視され気にもとめないことだ。それと長いものには巻かれろという風潮。やがて国民全部がヤバクなった時はもう手遅れ、異を唱えるものはさらに少数派となって、抹殺されてしまう。こういった日本人の性は、まだ存命中の戦前派の人々に聞けば明らかだろう。

同じ轍を踏まないように祈るばかりだが、その気配が、ここへ来て急に濃厚になってきたようだ。首相の靖国参拝を支持するナショナリズムの台頭と「共謀罪」(通称:組織犯罪処罰法6条の2が規定する組織的な犯罪の共謀罪の略称。)の制定がそれ。臨時国会での「重要五法案」からもれたが、死んだフリで強行採決するのではと噂されている。

何度廃案になっても復活してくる、何故?それも国民投票法案などといった憲法改正の下準備とセットになってだ。(断っておくが小生、憲法改正に反対ではないし、特に9条を変えて軍備すべきと考えている、但し他国侵略には反対なので憲法に領土拡大禁止を謳うべき、そうすれば軍国主義は防げると考えている。)

「共謀罪」が即弾圧と考えるのは早計かも知れないが、この国では官憲による法の拡大解釈や別件逮捕は珍しくも無いから、酒場で部長をぶん殴ってやろうとクダを巻いたら逮捕というのもありうるだろう。

記者クラブという官製談合組織

本来、お上の暴走を止めるのはジャーナリズムの役割なんだが、この国のジャーナリズムは腐りきったマスゴミだから望むべくも無い。驚くべきことに、記者クラブの運営経費は税金なのだ、にも拘らずそのメンバーは官が勝手に決めて、大手の独占状態だ。そんなのってアリか、だったら税金ではなく、役人のポケットマネーで運営しろよ!と言いたい。

そもそも記者クラブの運営を取材される側が持っていること自体おかしくないか。裁判所や警察署の運営を暴力団がするようなものだ。記者クラブの運営くらい自前でやらずに公正な取材など出来るわけが無い。余談だが、ホリエモンのフジTVの買収劇でフジTV側が公器云々を主張したのには、思わず噴出してしまった。

欧米では、収入の3分の2以上を報道関係で得ていれば記者クラブに出入りできるから自由な取材や、質問も飛び交うが、日本ではお上に不利な質問や報道をすると記者クラブから占め出されてしまうのだ。正に報道管制(官製)談合組織といえよう。

大手報道各社は暗黙の了解でお互いに抜け駆けは禁止、官のプレス発表をそのまま掲載す

ればお互い波風立たず楽チンだから似たり寄ったりの報道になり、お上に楯突く報道をしなくなる。だからイーホームズ藤田社長の一連の告発も無視し、国民の目から遠ざけているのだろう。

ジャーナリズムを標榜するなら、そんな自己保身に団結するのではなく、官製記者クラブをボイコットする位の気概は無いのだろうか。彼らは気付いてないようだが、個人的に接する報道関係者は権威にあぐらをかいたような人物が多くて、私の中では心密かに軽蔑する職業となっている。

そう考えるのは、私一人ではないらしく、高校生の息子は、生徒の間で学校の先生とマスコミは軽蔑されている職業と言う。だが、最初から権威主義・談合どっぷりの記者などは極一部のはず、大多数の記者はこんなハズではと悶々としながら流されているのではないだろうか。

不正に立ち向かうということ

そういった組織の論理で潰され悶々としている記者や、個人で不正と戦っている人々がブログのネットワークで繋がれば、数や組織の論理に対抗できるのではと思う。だからジャーナリズムの精神においては遥かに上を行く、「きっこの日記」やそこで紹介される「らくちんランプ」や「きくちゆみさんのブログ」などのブログを応援したい。

勿論、盲目的に信じる必要は無いが、納得できる部分については、民意として共に行動すべきだろう。少なくとも耐震偽装事件や、共謀罪についての彼らの主張は筋が通っており、どの角度から見ても論理破綻が無いが、対する大マスコミ各社の無視しつづける報道姿勢にはかなりの危うさや欺瞞が見えるからだ。

例えば藤田社長が告発しているという事実は明らかなのだから、裏を取れないから報道しないというのは噴飯ものだ、もし藤田社長の告発がウソかホントか確認しなければ報道できないのなら、北朝鮮の核実験報道はどうなのだ、少しは恥を知ってもらいたい。

ところでかくいう私も、談合と戦い、官民双方から潰されようとしているが、談合どっぷりのマスコミはともかくも、したり顔の市民にまで異端児扱いされのは参る。

何処の誰に吹き込まれたのか、市民から真顔で、談合しない輩がいると価格破壊が起こり地域経済が破綻する、などと言われては誰のために戦っているのか情けなくなる。よってたかってイジメられるが、マスコミは勿論、一般市民も誰一人として関心を持たない。しかし彼らにさほどの悪意は感じられず、つまり全く無頓着平気なのだ。

私の場合は1個人(会社)と1自治体の戦いだからそれでも良い(いや本音は良くない)が、藤田社長の告発は日本の建築行政全体に関り、その影響は多くの国民経済と生命財産に直接影響するから見過ごすわけにはいかない。

耐震偽装事件に関しては、当初から不可解な点や論理矛盾が多く、姉歯といういかれポンチの犯行とそれを見落としたイーホームズの過失であるとする私の意見は変わらないが、自分がイーホームズでも見落としたとも思う。つまり、誰もが見落とすようなシステムや本質的な原因究明から世論を遠ざけているマスゴミに巨悪が見え隠れするのだ。

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コメント

スパイラルドラゴン様、コメントありがとうございます。
現下のニッポン人には、考えに幹が無く枝葉ばかり茂った人が多いようです。だから当然に発する言葉にも幹が無いのでしょうね。

ただ、困るのは、枝葉が茂っていると一見立派に見えてしまうこと。
村上春樹ではありませんが、時の洗礼を経れば本物が見えてきますが、できるだけ見る目を養いたいものです。

こちらこそよろしくお願いいたします。

投稿: イザヨ・ベンダソン | 2006/10/24 23:17

 イザヨ・ベンダソンさん、こんにちは。
 「らくちんランプ」のブログ記事に一定の評価を頂き、誠に有り難うございます。
 私は、「言幹」を用いているブログ記事は、例えマスコミに取り上げられなくとも、時が経てば必ずしや多くの方々に伝わる物との信念で、淡々と日記を書き綴っています。
 その「言幹=言葉の幹」の代表例としては「環響・eneironment」の文字があります。
 今後ともよろしくお願い申し上げます。

投稿: スパイラルドラゴン | 2006/10/24 01:39

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