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2006/11/30

危ない!

今に始まったことではないが、このニッポン、いろいろオカシな事があって、でもそれらは実は些細なことの方が大きく取り上げられて、深い深い根っこのところにオリのように溜まった財政破綻や耐震偽装という難問からはミンナ目を逸らしている。

藤田氏がドッタラコッタラ言ってるバヤイじゃない、彼が言ってる内容が問題なんだが・・・。

皆さん棒にばかり怒ってて良いの?今日は、どうでも良いことから、ゾッしなければいけないことまでドカンと言ってみよう。

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■造反組復党

政策の論点を郵政民営化に絞って圧勝したのに、自らそのロジックを崩す?まあいいや、別の政党からの引き抜きと考えてあげましょう。でもね、じゃあ刺客のユカリたんはどうなる?

政治も最後は情だなんていって、これじゃ情も涙もない、論理破綻してるが?国民ってそこまでバカされて何も感じないのだろうか?かく言う私だって、小泉ファンで一票投じたのだけれども、これじゃあ、民主を支持せざるを得ないな。(一回懲らしめないと)

教育再生会議「いじめ問題への緊急提言」

いじめを見て見ぬふりをする者も加害者である」としたのは評価できるが、具体的には?

大人の日常生活では見てみぬふりが当たり前なので、教育の現場だけで取り組んでも、無理がある。かといって、教育再生会議にイチャモンつけてもダメだろう。

なにしろ、イジメがいけないと騒ぎながら、校長や教育委員会をイジメているのだから、子供のイジメはダメよと言っても説得力ない。

加害者に目を向けるのは良いことだけれども、行き過ぎては新たなイジメの恐れが出てきて、キリが無い。奇麗事に聞こえるかもしれないが、社会全体がイジメは卑劣なこととして認識する風土つくりが必要だ。これは国民国家の品格に関る問題なのだ。

このためには、文部科学省だけではなく、総務省辺りも一緒に、公共広告で国民全体にイジメ撲滅キャンペーンをやってほしい。繰り返す、これこそ国家の品格なのだ!

■ライブドア事件

村上被告インサイダー取引初公判で「無罪を確信」と主張したとか、この事件大騒ぎしている割には今ひとつ何が悪いのか、良く分からない。国民は報道や識者のコメントを真に受けて、さも分かったような顔をしているが、実際のところ何がいけないのか、本当に理解しているのだろうか。

ホリエモンも村上被告も、起訴事実では有罪かもしれないが、そうなった場合本当に一罰百戒の意味があるのだろうか、本当に罪刑法定主義、量刑のバランスという観点で見て妥当なんだろうか、今ひとつ良く分からない。

駐車違反で正式裁判にかけられている様な違和感がぬぐえないのだ。罪は罪でかまわないが、オレだけが何故交通違反で捕まるのかと言ったレベルの問題ではないのだ。

■談合摘発

官製談合疑惑で各地の知事が逮捕されている。これは従来の思いつきやパフォーマンスのような摘発と比べれば画期的なこと、ひょっとしたら国も本気?

頼むから、摘発の手を緩めないで欲しい。日本が変わるかどうかの瀬戸際だろう。仕上げは、一罰百戒のみせしめでも良いから、市町村レベルに摘発の手を伸ばして欲しい。市町村の入札は、正にやりたい放題の無法地帯なのだ。

■夕張破綻は国家財政破綻の序章?

夕張破綻に対する国の対応は評価できる。市民には気の毒だが、アンタ達にも責任がある。それが日本中に知れ渡れば、地方政治の痴呆政治ぶりに警鐘となる。なにしろ、オンブズマンを自称する市民団体は、重箱の隅ばかりつついて、巨悪を見ようとはしないから、結果的に既得権益の温存に手を貸している。

今や国家予算収入の半分が赤字国債だ。しかも支出の2割はその国債の償還や利払いにあてられる国債費、本来なら危機を通り越しているはず。借金で借金を返す経済、こういうのを一般家庭では借金地獄による破綻という。

国には信用があるから、誰も返せと言わないから、破綻しないだけだ。国債は向こう60年分の税の前借であって収入ではない。いくら数字のマジックをやっても何時か、夕張のようにバレて破綻する。夕張だって、バレ無ければ、日本が破綻するまで、まだまだ借金が可能だった。

ところが、もうニッポンはかなり危険水域に達してしまい、国が破綻しては自分たちの身も危ないから、官僚達はさすがにこれ以上の食いつぶしは出来ないと、気付いたので、第2の夕張が出てこないように、夕張をギシギシ締め上げ、見せしめにしているのだろう。

そうでもしなければ、国民は全くこの危機を自分のこととして認識しない。3セクが破綻したように、自治を自分のことと認識せず、公務員も親方日の丸と思っているから、自治財政にトンと無頓着。

1020万の政務調査費に派目くじら立てるのに、いくら談合で価格が吊上がり1020億の金が消えても問題にしないのは自分の財布とは思ってないからだ。だから役所にイチャモン付ける事に夢中で、その実、財政には関心がない。

いい加減な痴呆自治では住民に付けが廻って来ることを教える意味で、過酷なようだが夕張に対する国の対応は正しい。憲法25条云々は市民を含めた自治体の体質が改善された後の問題だ。

実は財政破綻と耐震偽装は深いところで繋がっていて、そこが怖い。耐震偽装問題が大きくなればニッポン破綻の引き金になるかもしれないと考えるのは、情緒的には説得力あるけれど、落ち着いて考えれば?だ、とだけ今日のところは言っておこう。

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コメント

カルロスさま、こんにちわ

>まあ、どうでもいいことですが、気になったので

その通りです。お気にめさるな。(苦笑)

投稿: ベンダソン | 2006/12/01 09:45

>小泉ファンで一票投じたのだけれども、これじゃあ、民主を支持せざるを得ないな。(一回懲らしめないと)

こんばんは
ベンダソンさんは帰化されたのですか?
それともこのコメントは日本人の友人S氏のコメントでしょうか
あるいは選挙という意味でなく、比ゆ表現ですか?

まあ、どうでもいいことですが、気になったので

投稿: カルロス | 2006/12/01 00:24

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