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2006/11/25

藤田告発の7不思議

耐震偽装にはいい加減飽きてくるが、これでは敵(?)の思う壺、問題は何一つ解決も明るみにも出てこないので、しつこく藤田社長の言動に注目する必要がある。そこで、藤田告発に関連する7不思議と、今後の恐れを整理・予想してみよう。杞憂である事を祈るばかり。

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1.藤田告発関連の7不思議

       報道の無視の怪

■相変わらずの無視

時々は報道されるようにはなったようだが、相変わらずの報道無視、バカ犬の救出劇や、白々しい飲酒インタビューを正義感面して報道するのに、国民経済に関する重大情報を何故報道しない。報道管制が無いと言う方が無理があるゾ。

     後が続かない「あっ!とおどろく放送局」

「あっ!とおどろく」での藤田社長生出演の2日目を見逃したのでストリーミングを期待しているのだが、未だアップされない。また国土交通省への藤田社長訪問ビデオ放映にも圧力が掛かっているという。いったいどういう事だ。

     反論無き無視の恐怖

ネットでは報道管制へのギモンが盛んに取りざたされているのに、それに対する説明すら大マスコミもネット系もしない。これでは、そのとおり管制されてるんだよと、堂々と示されているようなもの。コソコソならともかく、ここまであからさまでは恐怖を覚える。

「あっ!とおどろく」等のネット系メディアが突破口を開くかどうかの瀬戸際だと思う。新聞がTVに代わったように、次はネット放送が主流になるはず、藤田社長生出演の視聴率が高かったのだから、ここは踏ん張って流れを変えて欲しい。

       デベが検査結果を公表しない怪

独自に検査していると発表しておきながら未だ公表されていない。そんなに時間は掛からんだろう。公表できないワケとは? 何より不思議なのは自ら偽装したはずも無いのに何故、設計者や確認検査機関をかばうかのように振舞うのか。偽装が事実なら被害者のハズなのに、加害者のごとき振る舞いが不可解。まさか偽装を指示した?

       購入者が騒がない怪

ネット上では、件のマンションの購入者と称する人々が、藤田告発を風評被害だというが、まだ引渡し前なのだから、これはヘン。何故、購入者は偽装の有無を確かめようと騒がないのか、今なら被害が未然に防げるが、引渡し後では資産価値が下がるので、偽装を承知で安く買って転売するならともかく、どう考えても辻褄が合わない。

       アパの怪

藤田社長を告訴すると言っていたのは、どうなった?騒ぎが大きくなってから倍返しで解約したって事は、フツーに考えれば偽装があったということだ。ではアパが偽装を指示したのか、そうでなければ設計者を訴えるはず。もし単なる風評なら藤田社長を訴えるはず、どんでもない被害なのに、何故ダンマリ?

       名指しされた人の怪

デベロッパーに限らず個人でも、藤田社長に名指しされ、非難された人々は、何故釈明なり、告訴なりしないのか、個人的に相対で言われたのではない公言されたのだから、ダンマリでは事実を認めたことになると思うが?

       国民が騒がない怪

言うのも飽きてきたが、これが闇の権力の狙いか。とすれば、当たりかもしれない。所詮この国はゴシップにしか興味ないという事か、イジメや破綻の原因には一切触れず、形式的責任者を吊るし上げて溜飲を下げる、一体この国の国民は何を問題としているのか。

       指定取り消しの怪

イーホームズの確認検査機関指定取り消しの理由が今一つ不明だ。資本金見せ金が理由?そもそもは偽装見落としの責任を訴追していたではないか。他社や特定行政庁の責任を問わないようにするための言いがかりにしか見えず、ロジックが破綻している。

2.今後の杞憂

■真実には反論できない?

藤田告発が真実であると仮定すると、③と⑥つまり人々が騒がないことを除いてギモンの辻褄が合う。ウソだとすると以上のギモンが起こり辻褄が合わない。つまり、藤田告発は真実ゆえに反論できず無視するしかないのだろうという仮説が一番合理的だ。

自分の財産に関わる問題なのに人々が騒がないのは、ただのバカか情報不足若しくは勘違いなんだろう。明らかな報道管制から何やら闇の権力の匂いがするが、それが個人なのか組織なのか、自主規制なのか考え過ぎなのかは分らないが、力が働いているのは事実だろう。

反論できなければ藤田潰し?

そして、藤田告発に正面から対抗できない、無視にも限界が出てきはじめたとなれば、次に考えられるのは、藤田潰しかない。これだけ注目されているから直接の抹殺はできないから、悪人に仕立て上げて社会的に抹殺するか、それでも口封じが出来なければ逮捕監禁、或いは最悪暗殺となるのだろう。

だから、大衆の目を本筋つまり耐震偽装から離し、藤田社長を悪人に仕立て上げるために、先ずは人格攻撃がなされるはず。考えられる手としては、細かな言動の不備や疑問点を捉えた「責任逃れ」「精神がおかしい」から始まり、会社組織の不備や手続きミスだろう。

どんな人でも会社でも完璧はないからいくらでもアラは探せる。問題はそれが本質に関わる事かどうかだ。そして最後はお決まりの私生活だ。

例えば、川崎市とのやり取りで、今後考えられるところでは、指摘されている偽装の有無とは全く関係が無いイーホームズの誰某の発言が問題視されるだろう。これは全く情報が無い中で、川崎市が隠蔽するならと考えた私の妄想だから、もし現実になったらそれこそ噴飯モノだろう。所謂杞憂であって欲しい。

■手っ取り早く藤田逮捕で口封じ?

杞憂ついでに言うと、藤田発言がだんだん核心に触れていくなら、逮捕監禁が一番だろう。風評被害や名誉毀損で訴えれば、裁判で真実が明るみにでてしまうとすれば(←あくまで仮定)、手っ取り早い口封じは、現行犯逮捕だ。執行猶予中だから即刑務所に収監され口封じには最高だ。

だから、○○建設とかの説明会に出かけて行って、会場に入れろ入れないの押し問答の挙句不法侵入の現行犯で逮捕なんてならないよう祈るばかりだ。或いはウッカリした微罪で逮捕とか。

■藤田告発は国民経済の問題

以上は荒唐無稽、考え過ぎだと思うが、もし藤田告発が全て真実で、権力を脅かしているとするならこういう仮説が最も手っ取り早いと思うからだ。杞憂である事を祈るばかり、というか杞憂で無くては、この国には恐ろしくて住めない。

何より、藤田告発で示された疑惑は、告発した藤田氏とは全く無関係に存在する問題だ。言っている藤田氏を問題にするのではなく、耐震偽装疑惑を問題にして欲しいものだ。そうでなければ、ヤッパリ棒に怒るニホンジンと言わざるを得ない。

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【11/26追記】

ネット上の掲示板を覗いたら、人格攻撃はもう始まっていた。不思議なのは、藤田氏発言の真偽の確認から兎に角目を逸らそうと必死なこと。ホントに一斑市民の書き込みなんだろうか。もし一般市民だとしたら何故そこまで人格攻撃に夢中になる?何故藤田氏発言の真偽から目を逸らす?一体何の得が?反藤田派の書き込みは、まるで利害関係者を思わせる。ワカラン、理解の範囲外だ。

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コメント

イザヨ・ベンダソンさん、弊サイトご訪問ありがとうございます。

変なヤツでしたか?

まあ、あの仮面ライダーは余興ですので・・・

とりあえず今後ともよろしくお願いします。

投稿: カルロス | 2006/11/30 00:02

カルロス様、コメントありがとうございます。
「日本のマスコミがアンタッチャブルな理由」
http://www.carlos.or.tv/essay-j/j-essayfront.html

読ませていただきました。
イヤハヤ、大変な力作ですね、敬服いたします。

最初貴ブログを見たとき、ヘンテコリンな(失礼!)仮面ライダーみたいなお面をかぶった写真があったので、アブナイ人?なんて思ってしまいましたが、なかなかどうして、お見逸れしました。

この国のマスコミは末期的状況にあり、国民を騙しつづけていることは、内部事情を知らなくても、論理的に分析すれば辻褄が合わないことが多すぎて直ぐに知れます。

ブロガーの連携によって、これを崩していくしかないと思っていますので、是非とも、連携を図りたいものです。
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: イザヨ・ベンダソン | 2006/11/29 23:32

イザヨ・ベンダソンさん、ご回答ありがとうございます。

さて、貴殿の疑問に思っている点ですが、おそらくは政府、権力側の大衆心理操作の一環であり、これは政治学者の土屋彰久氏が書いた「50回選挙をやっても自民党が負けない50の理由」という本に詳しく書かれています。たぶん、藤田逮捕から続く一連のことは、これで説明がつくのではないかと思います。

その抜粋を弊サイトのエッセイ「日本のマスコミがアンタッチャブルな理由」にも引用してありますので、興味があればご一読ください。
http://www.carlos.or.tv/essay-j/j-essayfront.html

投稿: カルロス | 2006/11/29 21:58

●名無しさん(名前が無いので)、コメントありがとうございます。

ですが、残念ながら拙ブログの論点とは全くかけ離れているのでレスのしようがありません。つまり貴殿の言うとおりかもしれないし、そうでないかもしれません。どうでも良いことです。何故なら、私は藤田東吾氏の心の内や、動機など判断する情報も、関心も無いからです。

そもそも私の論点は彼のことではなく、彼の言っている内容の真偽なのです。だから藤田東吾氏がバカでもアホでもペテン師或いは躁鬱、人格障害でも関係ありません。

川崎市や件のデベロッパーが具体的な資料を出し、それで藤田東吾氏の言っていることがマチガイと分れば、それから藤田東吾氏を責めればよいと思うのですが、何故そんな簡単なことをしないで告発者の人格や心の内を推測するのでしょうか、そこに一体どんな意義があるのでしょうか?名無しさんは何故そんなにそこを問題にするのでしょうか?何か藤田氏に個人的な恨みでもあるなら分りますが?よく分かりません。

別に私は藤田東吾氏を知りませんし、関心もないので、もし藤田のバカ、アホという事で、疑問が解決するなら、ご本人には申し訳ないけど言いますが、これでご満足でしょうか?もし、失礼な物言いでしたら、訂正します、ご容赦ください。


●カルロス様、コメントありがとうございます。

>藤田東吾社長や貴殿らのことを、ある意味「うざったい」としか思っていないのかもしれません。

そうかもしれません。問題は何故そう思うのかですね。どうしても、話が矮小化されてしまいます。しかたないことかもしれませんが、現実にうざったいと思う状況は実は存在していないのですね。うざったいと思う人がいるだろうとの獏とした想像のもとに、仮定されたもので、現実にうざったいいという事を表明した被害者は実は誰一人として確認されてはいません。これは非常に不可思議です。

被害者が誰で、誰が加害者か、それすら不明確な中、当事者として意見を言っているのは藤田東吾一人なのです。よく考えたなら、デベも住民も意見を言っているらしいというだけで、実際は誰一人として明確な意思表明をしていません。

すべては確たる情報が無い中で、収斂すべき目標が曖昧なまま関係無い第三者が放言し続けています。私は、藤田告発の真偽と何故イーホームズが検査機関取り消しとなったのかを知りたいだけですが、耐震偽装を議論する人々は一体何を求めているのでしょうか?

投稿: イザヨ・ベンダソン | 2006/11/29 00:35

こんばんは

>次はネット放送が主流になるはず、藤田社長生出演の視聴率が高かったのだから、ここは踏ん張って流れを変えて欲しい。

http://www.odoroku.tv/

そのネット放送局の主な収益源はどこか?キャッシュフローにおける銀行からの借入の比率は?という視点から見ないとダメだと思います。このいずれかに体制側の意思が介在する余地があればアウトかもしれません。

>国民が騒がない怪

これはある意味当然かもしれません。
誰もが自分のところは大丈夫かと祈っているだけなのです。
ノン・リコースローン(借り手限定責任)でなく、リコース・ロ-ン(借り手無限責任)を背負った国民としては、自分のマンションが万が一欠陥と判定され、出て行かざるを得なくなったら自殺しないといけません。
従って地震や倒壊で死ぬのは運命という気持ちだと思います。

悪い言い方をすれば、ローン債務者の多くは藤田東吾社長や貴殿らのことを、ある意味「うざったい」としか思っていないのかもしれません。まして、格差拡大社会になって、住宅ローンを背負える人間は一部の上場企業社員と公務員だけという見方をされ、負け組国民からは耐震偽装マンション被害者は「いい気味」としか思われてないのです。

投稿: カルロス | 2006/11/28 23:11

藤田氏は耐震強度偽造が発生している理由として、国土交通省が認可した計算ソフトの不備を挙げている。
その内容はソフト自体が改造可能だったことである。であるから、改造されたソフトによる偽装が見抜けなかったことを主張している。
構造計算のチェックは同じソフトにその建物個別のデーターを打ち込めばすぐに出てくるのである。
その審査さえしていれば、改造ソフトなど通用しない。
要は、確認審査の担当者にそのようなチェックをする能力がなく、使用ソフトの表書きを確認するだけの構造審査が続いていることである。
確かに、コンピュウターによる計算書の内容は、余程構造計算の知識がないと理解が出来ないないものである。
しかし、卑しくも確認審査を業務として長い期間携わりながら、実質的な審査はしていませんでしたとは、藤田氏でも言う訳にはいかない。
そこで、ソフトが改造できるものであったことを表向きの理由にあげざるを得ない。改造さえ出来なければ自分達もミスはしなかったとの言い分である。
此処のところが、彼の主張を曖昧なものにしているが、要するに、全国の殆どの審査期間と同じようにやっていて、何故自社だけの問題とされてしまうのかを問いたいものと思う。
姉歯問題を機会に、全国的に根本の体制を見直すべきと主張したいのであろう。
ついでに申しあげておきますが、最近は民間の検査機関では構造のチェックが出来る人間を雇い入れて業務に当たっているところが増えて来ている。
それが本来の姿である。但し行政の窓口は合いも変わらずで反省の姿勢はない。

投稿: | 2006/11/28 17:31

疑問詞様、コメントありがとうございます。

ネット市民達は、少なくとも沈黙した羊達にはならないのだというのを、見せてやりましょう。

投稿: イザヨ・ベンダソン | 2006/11/26 19:24

全く同感です。

近未来の映画でも見ているような気分になります。

取材しに来て堂々と記事にしないと言ってのける大手マスコミ。

映像を撮っておきながら放送しないネットメディア。


今までならそれでなんとなく忘れ去られていくと言うことだったのでしょうが、このインターネットの時代には、その醜悪な姿を隠し切ることは不可能でしょう。

投稿: 疑問詞 | 2006/11/26 16:29

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