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2006/11/04

納得できない藤田社長逮捕と処分(1)

ブログは剣よりも強し

今更だがイーホームズ藤田社長逮捕と処分はどう考えてもおかしい。見せしめの疑義がある。偽装を告発した会社が潰され社長が逮捕?告発されるまでダンマリの会社やお上は、お咎め無しでは、納得できるものではない。

百姓一揆で代表者が直訴したらお代官様にバッサリの習慣は、今も生きているようだ。だから、彼を見殺しにしてはいけない、我々自身の為にも救援が必要だ。Photo_5

スパイラルドラゴンさんが自身のブログ「らくちんランプ」に藤田社長の川崎市直訴ビデオをアップされている。ありのままの映像が迫力あり、引き込まれてしまう。中でも、「藤田社長の気負い無い自然体」と「話をそらす事に必死な職員」の珍妙なやり取りは、思わず吹き出してしまった。

北の将軍様はハッキリ分るが、この国の将軍様は見えないから怖い。うっかりトラの尾を踏んだら抹殺されてしまうようだ。

■誰も見破れなかった偽装は検査システムが最大の問題

耐震偽装を見落としたのは、イーホームズだけではない、日本ERI、平塚市始め自治体も同じだ。そして、偽装は誰も見破っておらず、アトラス設計の渡辺社長が指摘し、イーホームズ藤田社長が告発するまで検査機関は誰一人見破れなかった。であれば、見破れない検査システムや改ざんできてしまう認定ソフトに問題があると考えるべきではないか。これは重要なポイントだ。

■ゼロは何個有ってもゼロ

藤田社長が告発するまで誰も見破れなかったという事は、誰もが耐震偽装を1件見せられても、10件見せられても分らなかったということだ。例えて言えば、ここに指名手配犯がいて、透明人間だとしよう、A警官の前に10回、B警官の前に1回それぞれ出没したなら、Aは10回、Bは1回犯人を取り逃がしていることになる。では、AはBより10倍の過失があるのだろうか?

犯人が透明人間と分るまでは、犯人を取り逃がした「事実」は誰にも分からなかったのだから、透明人間であると分っていない時点では、取り逃がした回数は、取り逃がした側では何ら関与でき得ず、もっぱら犯人側次第なのだ。つまり、取り逃がした回数の責任を問うことは全く無意味であることなんだが、こんなややこしい説明などしなくても、見えない(分らない)透明人間と聞いただけで理解できるはずだ。ゼロは何個有ってもゼロなのだ。

だから、耐震偽装を誰が何件見逃したかなんて関係無い、見逃したことが問題なのだ。

そして見逃したことが問題ならば、ゼロの存在が原因、つまり耐震偽装を誰も見破れなかった検査システムが原因だろう。

■何故イーホームズだけが?

以上のことを頭に入れた上で、チョット古いがこちらの記事をご覧いただきたい

http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe5500/news/20060524i106.htm

この記事によると、「イーホームズ」、「日本ERI」、「東日本住宅評価センター」、「ビューローベリタスジャパン」それぞれの指定検査機関が、姉歯の偽装を見落としたことに対して、手口や結果の重大性によって処分の軽重を判断し、イーホームズの確認検査員に最も重い処分となったとある。ホワイ?これらの検査機関はイーホームズが偽装を告発するまで全然分らなかったのにだ。

嘘つきの姉歯は、イーホームズが甘かったからと言っていたが、それが本当なら、他の検査機関は偽装を見破っていたが、放置していたという事になる。嘘つきは、当然に嘘を言い、嘘つき故に目先ばかりで全体観が無いから、このように辻褄が合わなくなるのだ。

■理不尽な御取潰し

但し、イーホームズの検査が甘かったのは事実かも知れない。それは嘘つきの姉歯の指摘とは全く関係なく、偽装を見逃した事実から言える事だ。よって偽装を見逃した他の検査機関も同じだ。検査が甘いと言う点で糾弾されるなら、当然に他の検査機関も同じようにお仕置きを受けなければ、法治国家とは言えない。少なくとも告発をした会社が罰せられ、解散に追い込まれるのは、どう考えても理不尽だ。

何より、誰もが見破れない透明人間を造った責任、つまり誰もが偽装を見破れない検査システムを作った責任は、今もって不明だ。怒るぞ!!!

と、ここまで書いたところで、眠くなったので、続きはまた明日・・・。

(明日は、差別の理由、藤田社長支援が必要な理由、動画を見て気付いたこと、支援策について書きます。あと腎臓移植問題もこれと共通点があるので、時間が有れば書こうかな)

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コメント

「頑張れ藤田東吾」さん、コメント有難うございます。
藤田東吾さん支援策を書きましたがいかがでしょうか。彼は我々の代理で戦っているので、カンパが必要だし、する理由があると思うのですが。

4/23のサンプロは私も気になり、超多忙でブログどころではないときでしたが、この日だけはサンプロの耐震偽装について書きました。但し時間がなかったので、ヒューザーの事しか書きませんでしたが。

過去ログをお読みいただければ分かりますが、私は当初から、これは姉歯というイカレポンチ単独の仕業で、誰も見抜けないし、やるメリットも無いと主張してきました。そしてこれは民族ヒステリーだ、とも。

一年たって、やっと分かってきたかと思っています。別に言った通りになってどうだというのではなく、簡単に分かることなのに、誰かを吊るし上げようと民族ヒステリーに陥っていた事。そしてソレを無責任に煽っていたのがマスコミであるといいたいのです。

国民はいいかげんに、踊らされていることや、直ぐパニックになって民族ヒステリーを起こす事のバカばかしさに気付いたらどうかと。この啓蒙が本ブログの目的の一つです。

投稿: ベンダソン | 2006/11/06 15:12

私のブログの調子が悪いのでコメントを書かせて下さい。
まったく書かれているとおりだと思います。


もうこうなると国民皆「保身」といった形です。


私が考えるところ・・・この責任は国土交通省が悪い→この1点では?
で、いまだに政府も国土交通省に騙されているのでは?で検察も騙されている・・・こんな所じゃないでしょうか?

皆、軽い偽装業界的には大目にみていた・・・で姉歯がかなりきわどい偽装をやっていたのが見つかった。

で・・・よく調べたら皆やっていた。国土交通省の責任を逃れる為の方法をいろいろ考えた・・・別件逮捕・・などなど・・・

もう支離滅裂で大きな偽装から小さな偽装までの判断がつかなくなったって所では??

業界全体で「赤信号皆で渡れば怖くない」って思っていて・・取締り側も大目に見てたら・・・どんどん増えてきた。

飲酒運転も一緒・・・

少しぐらいいい・・・警察官も公務員も、もみ消せるんで「大丈夫」って感じ。で役人がやってるんだからいいだろう?って感じで飲酒運転が増えていった。今度は死亡事故が増えてきた。

でも今回、警察はやったわけですよ。「もう飲酒運転はだめ」

なんで国土交通省もやればいいんですよ。
ゴメンナサイ。業界として皆でルール違反していたんで、こんなことになりました。
業界をあげて悪質な物件と大丈夫な物件の調査をして悪質な物件は責任持ちます。って感じで「松下的」にやれば逆に信頼あがるはずです。

http://radcliffe.at.webry.info/200604/article_44.html
↑これが一番参考になります。

投稿: 頑張れ藤田東吾 | 2006/11/06 12:57

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