日曜版お気に入りのセリフ/プロのヨッパライ
さて、日曜版暇つぶしエッセイは如何だったでしょうか、友人S君のエッセイと隔週交代で、今週は私のお気に入りのセリフをご紹介しましょう。
コトバは才能だけが生み出すものではありません、私の様に文才の無い者は、文才のある先達のいかしたセリフ、心の琴線に触れるコトバを心にとどめておき、時に応じて心の引出しから引っ張り出して使うことで、一発キメル事が可能です。
まあ、パクリなんですが、数が増えれば、そのうち自分のセリフとしてもアレンジ出来そうです。
と言う訳で、私の数少ないパクリ・ボキャブラリーの中から、何となく心に残る、そんないかしたセリフを集めました。さりげなく使えるとイイでしょう。第1話は、
「プロの酔っ払いでね」
これは、藤原伊織「テロリストのパラソル」のプロローグに出てくるセリフです。
場面はアル中の主人公が公園で昼間から酒を飲んでいます。
そこへ、青年が通りかかり、・・・・・・
「神様についてお話しませんか」と言った。
「申し訳ないが、今仕事中でね」
「仕事、なんの」
「これだよ」酒瓶をふった。「プロの酔っ払いでね」
「珍しいお仕事ですね」そういってから彼はニヤッとわらった。「やるじゃん、おっさん」・・・・
とまあ、こんなくだりがあるのです。
これが実にハードボイルドですねえ。ハンフリー・ボガードしてるじゃありませんか。
でも、使い方間違えると、これはおかしい。
例えば、「私はプロの女よ」なんていってはいけません。「いくら?」と返ってくるでしょう。イヤ、逮捕されるかも。
コトバは自分のモノに出来ないで、使い方を間違えるとエライ事になります。聞きかじりはイケマセン。
やっぱり「プロの酔っ払いでね」
これしかありません。カッコイイ。
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コメント
18日のテレビで、受胎の仕組みを鮮明な画像で放送していた。卵巣で待っている卵子は、たった一匹の精子を受け入れるや、他を拒否する。
受精卵は、短時間のうちに、億年を要したであろう、種の進化の過程を経験する。存在に対して実に敬虔な思いになる番組だった。
そこで、ずっと違和感があった、最近の男性の持つ女性観に言及してみたい。
遊郭が存在していたころには、男性を挑発し、面白おかしく憂さを晴らしてくれる女性と,家庭を守り、育児に専念する聖母であって欲しい女性とはっきり区別されていたし、人妻にちょっかいを出したり、卑猥な態度を取る男性は、誰からも軽蔑された。
女性は、男性が求めるがゆえの好色を身に纏う。そうでなければ、受身で控えめであるのに、挑発的で好色が本性という現在の男性の女性観の蔓延は本当に嘆かわしい。
投稿: 花&初コメ | 2006/12/19 16:50