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2006/12/11

忘れちゃいないか領土問題

Photo_14 この間、映画「父親たちの星条旗」を見て、硫黄島って日本領だったんだと改めて気付いた。で、領土といえば最近トンとニュースにならないが、竹島や東シナ海春曉ガス田問題は一体どうなったんだろう。

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この2つの領土問題は、政府の無策が生んだ取り返しのつかない若しくは取り返しがつかなくなりそうな失政だ。

■取り返しのつかない失政

先ず、取り返しのつかない失政が竹島だ。1954年7月に韓国軍がこの島を占拠し、それ以来実効支配を続けている。そのため竹島には日本政府の施政権は及んでおらず、日本は韓国による不法占拠として抗議し続けているからだ。

Takeshima1敵に利することになりかねないから、あまり言いたくは無いが、そもそも日本の法律でも時効取得だろう。実態として韓国人観光客が自由に出入りしていて、日本人は民間人も政府も立ち入り出来ないのだ。

要するに、日本のロジックでも既に自国領を主張するには無理があり、もっぱら国の失政を誤魔化すための抗議であって、日本国内向けの言い訳のために、韓国に抗議しているに過ぎない。もし、本気で抗議するなら日本が実効支配すればよい。それだけの気概をニホンジンは誰も持ってはいまい。負け犬(?)の遠吠えだ。

既に半世紀に渡って実効支配され続けられてしまった今、こんなこと言ってもどうにもならないが、自国の領土なら何故自衛隊なり、海上保安庁が不法侵入として排除しないのか。自衛隊には自衛権はあるが抗戦権がないなどと行っても白々しいだけ、ならば海上保安庁が不法侵入を何故許したのか。

要するにとんでもない失政なのだ。1954年といえば、51年のサンフランシスコ講和条約後のこと、自衛隊や海上保安庁がダメなら何故米軍を動かさなかったのか、米軍は日本と韓国に駐留し実行支配していたではないか。1945年以降の日本はアメリカの家畜なのだろうか、などと穿った見方もしたくなる。

当時はまだ敗戦国として力が無かったといえばそれまでだが、無かったのは力ではない、プライドだろう。既に第一次安保反対運動が芽生え反米を叫び始めていても、肝心の国家の安泰にどれほどの関心があったのだろうか、当時の闘士に聞いてみたいものだ。

■取り返しがつかなくなりそうな失政

それから半世紀たった今、同じ過ちを繰り返そうとしている。中共による東シナ海春曉ガス田開発問題がそれだ。あろうことか日本政府は国内での採掘権を禁じつづけ、ここへ来て昨年7月にやっと、帝国石油に試掘権許可が与えられた。

日本政府はこの試掘権許可は、日本の排他的経済水域の間近で行なわれている中国のガス田開発から日本の利益、資源、主権を守るためにとられた防衛的な措置であると説明しているが、両国間には排他的経済水域の設定についての解釈に根本的な相違があることから、事態が悪化する可能性もあると言われている。

ほとんどの日本のメディアは、この決定を評価し、東シナ海の石油ガス田をめぐる海洋権益は、中国の主張する排他的経済水域に含まれる日本固有の領土である尖閣諸島を守るためにも、「絶対に譲ってはならない問題」だと論じていた。

だが、試掘のコストだけでも約100億円にのぼると推定されており、九州までパイプライン輸送をするための建設コストが数百億円かかるとみられる。それだけでなく、日本側で工事が始まった場合、中国側の警備艇の動きに対抗するために日本の海上自衛隊や海上保安庁の警備艇の出動も考えられ、不測のトラブルも起こりかねない。

要するに、こちらも後手後手で、このまま行けば竹島の二の舞になりかねない。さりとて新聞各紙が煽るように、勇ましく「絶対に譲ってはならない問題」だと論じたところで、ドンパチもできまいから、言うだけ空しい。分かってて言うな、だ。

ならばソフトランディングしか無いのではと思う。出来もしない意地をはって、九州までパイプラインを引くなんてハッタリかましたところで中共は痛くも痒くもあるまい。だったら、面白くは無いだろうが共同開発がオトナの選択じゃないだろうか。

それでニッポン国のプライドが傷つくというなら、アホとしか言い様が無い。じゃ、このまま自分地の資源をチューチュー吸い出されていくのを眺めていて、何がプライドだ。完全にコケにされているではないか。コケにされた上にドロボーに追い銭では、プライドもヘッタクレもないのだ。

耐震偽装に限らず、物凄く国家にとって重大な問題を、何故にこうもこの国のマスコミは忘れ、国民は忘れるのだろうか。

石原真理子が誰と何をしたと面白がっても娯楽は娯楽で一向に構わないが、そればっかりでは寒いぞ。

いつも肩肘張ってピリピリでは疲れるが、喉元と過ぎればケロリではなあ。ダイジョーブかニッポンジン。

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