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2006/12/09

藤田メッセージの重要性

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一昨日の藤田東吾社長の出版に関する本人のメッセージは、とても重要なことを含んでいる。つまり言論に対する圧力がもはや推測ではなく、明白になったと言う事だ。メッセージは以下のブログ頑張れ藤田東吾らくちんランプにてご確認いただきたい。

http://ganbarefujita.jugem.jp/?eid=172#sequel

http://blogs.dion.ne.jp/spiraldragon/archives/4662710.html#more

メッセージの概要は、文芸春秋と出版の約束をし、2月出版の予定で進めてきたが、某建築事務所の構造計算図書の偽装に関して、当該記述部分を削るか、当該偽装を国や行政が認めた上でなければ、出版は出来ないと言われたので、外資系のimairuというメディア企業から12月中にこの本を出版することを決定した、と言うもの。

ポイントは2点、つまり①文春が出版すると言って出版せず、②外資が出版すること。

■メッセージの信憑性

まず藤田社長のメッセージ内容の信憑性だが、これは①については文春が否定しなければ本当だということだろう。で、未だそのような文春からの反論は見当たらないから本当だとなる。②はまもなく出版すると言うのだから直ぐ分る。要するに本当のことだと思うが念のため検証した。

■見えてきた圧力

とすると、偽装告発の出版なのに告発内容を変えるか、相手が告発を認めなければ出版しないと文春が言い出した事は、出版目的を否定する論理矛盾だから、文春に何らかの圧力が加わったとは明らかだろう。

つまり、これまで「圧力」は推測だったが、今回の事件は、藤田社長の元には当然に文春との打ち合わせメモ等の証拠があるだろうから、文春が客観的且つ明確に藤田社長と出版の打ち合わせの事実を否定し証明しない限り、出版に圧力が加わったことは、明らかな事実である点が重要なのだ

■化けの皮が剥がれた週刊誌

ところで、文春始め週刊誌メディアは、普段反権力や報道の自由を訴えてゲリラ的に報道規制を無視してきた。未成年者事件では実名や写真報道したり名誉既存も平気でやってきたが、結局のところ、少なくとも文春は反権力や報道の自由などではなく、真実の報道でもなく、単に商売のためだったと言うことを自ら証明したわけだ。

まあ、分ってはいたが・・・、今後は「報道の自由」なんてカッコ付けないで、「売るため」と言って欲しいものだ。じゃないとアンタ達、カッコ悪過ぎだ。

■言論弾圧の効果に疑問、ムダな努力では?

イヤハヤなんとも情けなくやるせない。それにしても不可解なのは、闇の将軍様の命令でどんなに藤田告発を国内メディアが無視したところで、インターネットがこれだけ普及した今、いったいどれほどの効果があるというのだろうか。

当然に、そこに着目する外資系メディアがあるのは至極当然のことで、長銀がやられたようにオイシイところを持っていかれるだけではないのか、なんと言うか、ものすごくムダな事をやっているような気がする。

■ブログランキングは関心のバロメーター?

ただし一方では、人の噂も75日と言うぐらいで、ニホンジンが忘れっぽいのも事実、実際、藤田社長をストレートに応援しているブログ「頑張れ藤田東吾」のランキングは残念ながら下がってきている。これは人気が無くなったというより、単一テーマに対する飽きから単にクリックをしなくなっただけとも考えられるが、闇の権力(?)の思う壺、狙い通りの結果なんだろうか。

だが飽きると言う事と、容認は違う。藤田告発だけが事件ではないから、日々次々起こる事件の山に徐々に埋もれてしまうことは、いたし方無いが、本当に埋もれてしまっては、この国はアウトだ。だから国民はしつこく藤田告発には関心を持つ必要があり、関心の証として頑張れ藤田東吾」や「耐震偽装と報道責任」など耐震偽装を専門に扱っているブログランキングをクリックしランキング上位を保ちたいものだ。

■家畜国民

もし、本当に藤田告発の耐震偽装にネット上の関心が薄れてきたのなら、この国の国民は本当にアホ、世論操作でいい様に踊らされる家畜だ。自分の資産である家屋敷がガラクタかもしれないという告発に目と耳を塞ぎ、日々稼いだ現金は借金で借金を返す赤字国債で吸い上げられ、アメリカ国債を支えているのだから。

自分たちの稼いだ現金が何処に流れているのか、一生の借金を背負った財産であるマイホームが本当はどうなっているのかよりも、スポーツ・芸能が大事らしい。そして喜怒哀楽までがコントロールされている。いったいニッポンジンは何時から家畜になったのだろう。

(タブン、それは1945年から?)

■本が楽しみ

さて、話を出版に戻すが、先に述べたように国内メディアに圧力をかけたとしても、海外まではムリであるし、ボーターレス化した今日では一定以上の効果はあるまい。我々市民は闇の圧力があろうと無かろうと単純に、まもなく発売されるであろう藤田東吾氏の本を楽しみにしよう。

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コメント

今晩は、 イザヨ・ベンダソン さん。

TBで生意気な書きかたしていますが、
僕の勝手な主張ですので、
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

>オピニヨン・リーダーはちと荷が重いですが、
民主党の耐震サイトがあったときから、
好き勝手言うてきましたので、
その延長線上のこと続けていきます。
これからも、ね。

ではでは。

投稿: 建つ三介 | 2006/12/18 21:52

建つ三介 様、コメント有難うございます。

>このログに「暗示」しました、その他の『解明すべき』疑惑も、粘り強い『追及』がやはり必要だと思っています。


正におっしゃるとおりです。特に貴兄のように専門的な分析と解説は、ややもすると、感情論に走り勝ちな中、貴重なご意見であり耐震偽装に関するオピニオンリーダーとして期待いたします。

投稿: ベンダソン | 2006/12/12 10:26

>一生の借金を背負った財産・・マイホームが本当はどうなっているのか

今晩は、お久しぶりです。TBしたログの解説を少しさせてくださいね。

日本中のマイホーム全てについては、多分、誰にもわからないでしょうね。「本当はどうなっているのか?」

でも、分かっている幾つかの事実を積み重ね、
こう考えられうるであろうから、
こうすべきだろう、という論拠は示せます。論拠を示しているということは、相手(この件に関していえば、主に国交省や自治体になります、相手というのは)に反論する『土台』を提示しているということです。

イザヨ・ベンダソンが日頃おっしゃっていることは、その通りだと思います。

この『1次設計の不備』の件は、昨年12月から分かっていたことですが、『問題なしから補修へ』に至るまで、これだけ時間が掛かりました。

このログに「暗示」しました、その他の『解明すべき』疑惑も、粘り強い『追及』がやはり必要だと思っています。

では、また。

投稿: 建つ三介 | 2006/12/11 20:51

ココロ様、コメントありがとうございます。

>テレビで流れないと全部風化してしまいます。

そうならないよう、ブログ社会では、しつこく取り上げましょう。
「頑張れ藤田」をクリック、クリックです。

ついでに、「棒に怒る」もクリック(苦笑)

なんて冗談言ってる場合じゃありませんね。
兎に角風化させたら敵(?)の思う壺です。

投稿: イザヨ・ベンダソン | 2006/12/09 20:03

こんにちは。私は毎日押しています。(笑)
たぶんおっしゃるとおり、あまりにも問題が多すぎて、心あるかたでも皆さん時間が足りないし少々疲れが生じているのかとも思われます。しかしまた、日本人が「熱しやすく冷めやすい」人種であるのも事実ですよね。それはやはり全てにおいて意識レベルが低いのでしょう。ブログレンジャーをおいていますが、油断していると話題がアッという間に流れて1つか2つくらいになってしまったので、カテゴリーを変えてみましたがそれもだんだん減ってしまいました。なんだかな~って感じです。テレビでやれば、みのさん紹介のくだらない食品が品切れになってしまうのに、テレビで流れないと全部風化してしまいます。どうかしてますこの国は。恥ずかしいです。

投稿: ココロ | 2006/12/09 18:07

永田長俊様、コメントありがとうございます。

>ストレスが溜まったらなら奥様や子供に愛情を注ぐのが一番いいかなぁと>は思いますねぇ

同意します。

ちなみにストレスが溜まらなくても奥様や子供が一番です。
だって家庭は社会の最小単位、ここを守らなくてナンノ国家か!ですから。

但しここだけの話、我女房はメチャクチャ強いので、私が守られてます。

投稿: イザヨ・ベンダソン | 2006/12/09 16:45

棒にあたる日本人→情けなくなってくる。。。実際によく週末の深夜になると、電柱に喧嘩を吹っかけている、馬鹿な酔っ払い親父を見る。。。 おいおい、なぁにやってんの???? ストレスは電柱にはくものなんかではないんです。。。 ストレスが溜まったら、ためた原因がある人間に認めてもらうんです。。。仕事でもよいし、人間性でもよい。。。。 
 ストレスが溜まったらなら奥様や子供に愛情を注ぐのが一番いいかなぁとは思いますねぇ

投稿: 永田 長俊 | 2006/12/09 16:27

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