談合は悪!
だが、談合は形を変え日本社会の隅々まで行き渡り、マスコミにも記者クラブという談合組織があることを以前書いた。だから本気で談合をなくそうとすると様々な既得権益を侵す事になるので、政治家は誰も本気ではコレに取り組まなかった。票を失うからだ。
だが、地検レベルでも談合摘発が出来るようになったらしく(良く分からないが?)ここのところ首長の摘発が続いている。一過性のパフォーマンスではないことを祈るばかりだ。
だが、そのまんま東が、票が欲しいばかりに、「談合は必要悪」と業界のご機嫌を取ったように、談合を否定すればあらゆる業界の反発を受け、宗教団体などの組織票を持たない議員は落選する。そんな中、何気にTVで良く見る枝野幸男氏のホームページで「談合はなぜなくならないのか?」の講演を聴いてぶったまげた。
彼は、この中で「党本部がどう判断するかはわからないが、埼玉では、来る統一地方選挙は談合撲滅を柱にすべきだ」と言うようなことを言っていたからだ。そして、彼の言う何故談合がいけないのかも非常に論理がしっかりしていて、業界人も納得し易いのではと思った。
彼はこの講演の中で、知事選に金が掛かり過ぎること、地方政治に与党はいらないとの持論を掲げ、これらも、談合の原因になっていると述べた。コレは凄いことだ。枝野氏は普段から痴呆政治、じゃなかった地方政治は議員内閣制にすべきと言っているが、確かに執行部と議会両方を直接選挙で選ぶ現制度では、民意の反映に矛盾が生じる。まして、その前提で地方議会に与党活動があるなら、正しく論理矛盾だ。
昨年夏、たまたまご本人と話す機会があったが、談合を撲滅すべきだと申し上げたところ、今ひとつ明確な政策論には言及しなかったので、やはり政治家としては言いにくいのかとも思った。調べたら2年前に「枝野幸男に解同系談合ゼネコンから献金」として問題になったことも有ったようなので、彼のこの講演には驚いた。
正直なところ民主党は寄り合い所帯のイメージが強く、政権与党を目指すには今一な印象があるが、こういう意見を堂々と言える議員がいると言うのは共感すると共に、日本も未だ捨てたものではないなと思う。ちょっと褒めすぎか?
もっとも、票に繋がらない私が支持したところで何の役にもたたんだろうが、せめて、談合は悪!と言い放ったその心意気を知らしめたかった。
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