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2007/02/14

生きたまま腐っていく恐怖

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昨日の記事で、馬渕議員自身が得体の知れない人物から脅されていたことをブログに書いていると述べたが、その記事が馬渕議員のブログから見つからなかった。ネット上では有名な出来事なので、特に記事を引用しなくともミナサン分るだろうと記憶を頼りに書いたのだが、なんとその部分は馬渕議員のブログから削除されていた。

ジャーナリスト浅井久仁臣氏のブログで、分った。どうりでいくら探しても見つからなかったわけだ。

http://blog.goo.ne.jp/asaikuniomi_graffiti/e/86cb5e242acad4396f0719cb4eaf39c7

ここから馬渕議員自身の記事を孫引きしよう。

<引用開始>

■不穏な周辺の動き

 この耐震強度偽装問題に取り組みだして以来、次々と新たな事実が浮かび、まるでドラマのような登場人物のキャラの濃さもあいまって、連日の報道が続く。

 一視聴者としてみてる分には面白いかもしれないが、やはり当事者には相当なプレッシャーがかかってくる。とりわけ、被害にあわれた方々の痛みは大変なものである。

 そんなことを感じながらも、調査を進めていくのだが、だんだんと核心に近づいているなぁ、と呑気に構えている私だった。

 しかし、周りからは、「チョット注意したほうが良いんじゃないの!?。」と「身の安全」を問われだした。

「そんなこと、ないやろー!。」と笑い飛ばしていたのだが、地元事務所と国会事務所では本気でセキュリティ会社に問い合わせをしだした。何々、「身辺警護」が必要だ!?。

 ヒェ~、そんな、恐ろしいこと、起きるの?!。

 エーッ、ウッソォーッ、てな反応である。当然。

 しかし、確かに注意は必要かもしれないな、などと思っていたのだが...。

 そして、な、な、なんと、事実、起きた。

 昨晩、更なる調査のために人と会うことになり、赴いた先。

 とあるホテルの個室となっているところ。

 話をしていると、名前も正体も名乗らぬ男性が入ってきた。そして、「議員の権限を振りかざして何をやっている!。」とたいそうな剣幕で怒鳴られた。名前も名乗らぬ人に言われる筋合いはない。また、私にそんな強制力などあるはずもなく、行使した記憶もない。普通にお聞きしているだけだ。ひと悶着後、「こうして言った事はハッキリ覚えておけ。」と言い残して出て行った。

 私とオニケンと、話をお聞きしていた方と三人は、あわててそこを飛び出し、場所を変えた。

 何かが動いているのか。不穏な動きが起きているようだ。

 昼、情報を持ち込んでくれた記者さん自身の周辺でも、チョット気色悪いことがチラホラある、と聞かされた。

 一体、どうなる!?、俺!?。どうする、俺!?。って○○○カードのCMみたいだなー、と呑気にしてる場合ではない。

 まだ、まだ何かがあるのかもしれない。

<引用おわり>

■日を追ってトーンダウンする馬渕ブログ

さてこの後の真淵議員のブログはどうなったか。先に述べたように、この記事が先ず削除された。そのことを念頭に、昨年12月10日以降のブログ記事を見ていくと、日を追ってトーンダウンしていくのが分る。http://www.election.ne.jp/10679/

■否定できなくなった陰謀説

そして、ついには、陰謀説や圧力を笑止と言い、マスコミが耐震偽装に触れない事を当然の如く言うに至った。このことから拙ブログでは、正に圧力の証ではないかと仮説をたて、それが今後の馬渕議員の国会質疑初め、国会での取り扱いで証明されると書いた。

だが、そんな検証するまでも無いように思う。陰謀説などいう三文小説まがいな言い方には抵抗があるし、そんなバカという気持ちも強かったが、ここまで状況証拠が揃うと、否定することが困難になってしまった。

何より、明晰な頭脳(タブン?)であるはずの馬渕議員を持ってしても、あのような噴飯物な論理展開しか出来ないのだ。説明がつかないから今後は間違いなくてめーぶっ殺すぞみたいな恫喝が増えるだろうが、この疑問を封じ込める事は出来ない。

■唾棄すべき職業

言論封殺もここまで来ると、マスコミ人達が、いくら生活のためとは言え皆悪党に見えてきた。職業悪党ならヤクザだが、彼らは職業自体「暴力団」「ヤクザ」として悪党を看板に掲げている。だがマスコミ人達は、「正義」を看板に掲げている。

倫理観はまだヤクザの方が上ではないだろうか。少例を持って全体を論じれないが、個人に知る新聞記者や出版社社員は皆一様に精気が無く、腐った鰯の目をしている。今や日本のジャーナリズムは間違いなく組織には存在しない。

以前、ヤクザ映画は面白いが、現実のヤクザは人間のクズと思っていた。だが、今はもっと唾棄すべき職業があると、あえて言わせていただく。最近私は、○○新聞社、○○TV等といった名刺を出されると、とたんにコイツは人間のクズかと思ってしまうのだ。

人道的兵器が無いように、論理的に個は個が属する全体を否定できない。人の良いヤクザがいても、それは悪党の中の相対評価であって決して善人ではない。同じようにマスコミがここまで腐ってしまっては、記者個人がいくらジャーナリズムを気取っていても白ける。

■ジャーナリストに良心は無い?

個人にジャーナリストとしての気概があるなら、その組織の呪縛から自らを開放するしかないだろう。勿論、発言の場を完全に失ってしまってはジャーナリズムもヘッタクレも無い。だから子供じみた正義感を振り回し、後先考えずに飛び出せなどとは言わない、それに生活の事もあるだろう。

今までは、そういった現実を考えると、組織と一体とならざるを得なかったと思う。だが今はインターネットがある。組織を飛び出る度胸が無ければ、ブログでも立ち上げ、会社の組織力、ネームバリューで仕入れた情報を流したらどうだ。それくらいの良心はないのかと言いたい。

■異分子を抹殺する風土

実際、組織から離れる事は大変な危険を伴う。何より日本人は悪と戦う個人には冷淡だ。藤田東吾の処遇が良い例だろう。或いは談合もそうだ、談合と戦うと業界よりも役所から目の敵にされ抹殺されるが、絶対にマスコミは取り上げない。

そういった社会悪とか大きな組織が関与する悪には、何故か日本人自身が寛容で、それに立ち向かう者は異分子と受け取るようだ。ただしこの解釈は私の主観的分析なので、どうでも良い(←だったら書くな、自爆)。

■光るフリージャーナリスト

だが解釈はともかくも、現象は事実なので、それをイヤと言うほど知っているマスコミ人は、そう簡単に組織を離れられないのだ。だから、首輪の無いジャーナリストは、もう、それだけで物凄く光って見えてしまい尊敬に値する。

フリーのジャーナリストの中には単に会社勤めが嫌な人もいようが、ジャーナリストという職業自体がテレワークそのものなので、こういった見方は元々無理がある。やっぱり自由な取材が目的だろう。だから、腐ったマスコミに記事や情報は売るが、主導権はこちらにあるのでは無いだろうか、少なくとも組織の中にいる記者よりは自由な事は間違いない。

簡単な話、魂を売って楽な暮らしを取るか、魂を守って暮らしを捨てるかだ。

■生きたまま腐っていく恐怖

マスコミが腐ると言う事は、世論も腐るということだ。日本人は今、

生きたまま腐っていく恐怖

にさらされている。この恐怖は、マスコミに踊らされるが故だ。ならば、これに代わる世論を形成するのは、国民の自己防衛だ。それがノンスポンサーのブログ始めインターネットによる真実報道だ。

■ブログによる真実報道

少なくとも記事内容とスポンサーが切り話された、ネット通信にしかジャーナリズムは存在しない事は明らかだ。だからジャーナリスト諸兄は、組織向けの顔とは別に、その良心に従いブログ等を手段として真実報道をして欲しいのだ。

■異分子を見殺しにしてはならない

そして我々市民は、フリーで頑張るジャーナリストを支援しなければならない。それはフリージャーナリストのためだけではなく我々自身の為なのだ。これはジャーナリストに限った事では無い。巨悪にたち向かう者を異分子として見殺しにしてならないということだ。

巨悪にたち向かう者を見殺しにしてしまえば、後に続く者がいなくなる。現に藤田東吾以外誰一人として、耐震偽装を、告発していない。しかしそのごの偽装疑惑は姉歯だけではなかったのだ。間違いなくこの日本は一見豊かな生活を享受しながら、あちこちで生きたまま腐ってきているのだ。

だから、相変わらず意味不明なサイバー攻撃が続いているが、勝手にやってろ。あえて今日も言うぞ。

藤田東吾の名誉を復活せよ!

この事は、ニッポンジンの良心に対する踏み絵なのだ。彼の為ではない、我々自身のために大声で叫び続けるべきだ。

以下、余談だが、私は、今の今まで、冒頭の浅井久仁臣氏を存じ上げなかったし今も知らない。だが、たまたま消えた馬渕議員のブログ記事を探していてたどり着いた浅井久仁臣氏のホームページを見ると、さいたま市の市会議員を目指しているらしい。

氏のホームページによれば、地方から日本を変えたいとのこと。経歴から言えば県議会ではないかと思うが、市議会というのが妙にまじめな感じを受けてしまうのと、まず利権屋は勿論市民団体にも、にわかに受けそうも無い都市防災を前面に出すなど、これまた妙にまじめな感じなので、紹介させていただいた次第。

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『藤田東吾を国会へ贈るかい??』に参加する http://groups.yahoo.co.jp/group/togotodiet/

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