« そのまんま東再び馬脚? | トップページ | 夕日のバカヤローと地球環境 »

2007/03/04

番外編:夕日のバカヤロー

皆様、コンニチワ。日曜日、いかがお過ごしでしょうか。休息日、ノンビリ過ごされていることでしょう。ですが、小生トンデモナイ痴呆政治に巻き込まれ、てんやわんやの毎日でブログ更新もままならない。と言う訳で、久しぶりの日曜版復活で、お茶を濁します。

今日のお話、例によって私の日本人相方のエッセーです。この中に「肥溜め」という単語が登場しますが、私はこれが何のことか分りませんでした。タブン、今の日本人にも分らないでしょう。これは、肥料として撒くために、畑の中にウンコを貯めておく施設なんだそうです。

東京オリンピックの頃まで、日本中普通にあったそうです。直径1メートルくらいの穴に、人のウンコが貯めてあったそうですが、私は見たことが無いので想像するしかありませんが、想像したくないです。

この話は、循環型社会へと高度化していく予定ですが、ま、今日のところはチョイ息抜きで、友人のエッセイをお送りしましょう。

題して「夕日のバカヤロー!」

少年時代の美しくも、悲しい思い出のようです。

私は子供の頃、外で遊ぶのが大好きでした。(今も変わらないけど) 

とにかく、一日中遊びまわり、ドロンコになって帰るのです。 

その頃は、東京の杉並に住んでおり、周りは高級住宅街でしたが田んぼや畑も多く自然は豊かでした。 

友達は皆お金持ちのおぼっちゃんが多く、皆、服が汚れることを気にしていましたが、私は貧乏人のセガレだったので、たいした服を着てる訳じゃなし、ドロンコになっても怒られることは、ありませんでした。 

この辺が、お金持ちに対する唯一のアドバンテージだったのです。 

だから、木に登ったり、田んぼや池に入ったりなんて、何の障害もなく、畑とか他人の庭とかは、私にとっては、道路と同じでした。 

A
地点からB地点には、常に最短距離で移動していました。自転車を買ってもらえなかったので、このように効率良く移動する必要があったのです。 

そんなある日、いつものように畑を横切り家に帰ろうとすると、真っ赤な夕日が神々のメッセージのように辺りを照らし、刈り入れ時の麦の穂は黄金色に輝いていたのです。 

私は赤く紅に染まった空を見上げ、あーなんて美しいのだらう。などと感動しながら畑の中、大地を確かめながら歩いていたのでした。 

と、その時、私の左足は大地のあるべき位置に着地せず、そのまま地中深く没しようとするではありませんか。 

エエそうなんです。私は肥溜めにはまったのです。 

そ、そりゃーもう、あなた、サクイなんてもんじゃないよ。 
ご存知の様に、新鮮な状態でアレですからね、じっくり熟成かけたヤツに腰まで、ドップリですから。

落ちた瞬間、シマッターと思いながら、反射神経だけは鋭かったので、(ただね、注意力が鈍いんだよ)不幸中の幸いというか、とっさに残った右足に体重を移動し、溺死という最悪の事態はまぬがれました。 

窮地を脱したものの、さてこれからどうやって家に帰るか、これが問題でした。 

まず、絶対に人目に触れてはいけない。なにしろ、学校でウンコしただけで、ウンコタレの烙印を押されてしまう時代ですから、ここは慎重に行動しなければなりません。 

次に具体な待避ルートの検討に入り、極力人家や道路を避け、畑・田んぼを伝って行くことにしました。お手のものです。 

それでも、どうしても道路は通らなければならないので、しばらく日が暮れるのを待つことにしました。 

やがて、日もとっぷり暮れ、普段、戦争ごっこではゲリラ戦が得意でしたので、やはり何事も経験ですね、無事、人目に触れることなく、家にたどり着いたのです。 

が、この時ばかりは、私の母も私を見るなり、ギャーっと悲鳴を上げ、まるで汚いものを見るような目で私を見るのです。まあ、じっさい汚ねーのですが。 

という訳で、結構寒い季節でしたが、表の水道で、素っ裸にされ、頭から水をかけられたのです。そのうえ、トイレ掃除用の柄の付いたタワシで、できるだけ離れてごしごし洗うのです。おいおい、それじゃー、オイラはばい菌みたいじゃないかよう。 

ニオイはそれでも取れません、寒いし、とにかく情けなかった………… 

私は今でも、美しい夕日を見ると、あの遠い日の出来事を思い出し、思わず叫んでしまいます。 

夕日の……バカヤロー!

人気blogランキングへ

|

« そのまんま東再び馬脚? | トップページ | 夕日のバカヤローと地球環境 »

コメント

仏の殿、貴重な情報かたじけない。

そうですか、関西では名前を変える・・・
じゃ、便駄尊とでも変えるかな。

あっ、ばれてしもた。

投稿: ベンダソン | 2007/03/06 09:52

こんばんわ。関西(の一部)では肥溜め落ちることを、野壷にはまると言いました。また、そこに落ちると名前を変える風習でしたので、名前を変えれば野壷にはまったのがバレバレでした。せっかく運がついたのに何故名前を変えるのか判りませんが、多分玄が悪いと言うことだと思います。

投稿: 仏の | 2007/03/06 04:09

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101905/14127664

この記事へのトラックバック一覧です: 番外編:夕日のバカヤロー:

« そのまんま東再び馬脚? | トップページ | 夕日のバカヤローと地球環境 »