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2007/05/18

批判するのは簡単だが・・・、だがそれでも

先ずは赤ちゃんポストから。実施している慈恵病院では「こうのとりのゆりかご」と言っているのに、いったい誰が「赤ちゃんポスト」なんて名前をつけたのだろうか。そして、マスコミは今もって、この言葉を使っている。その神経を先ず疑ってしまう。「こうのとりのゆりかご」と言う事はそんなにタイヘンなことなんだろうか。

そして、3歳児置き去り事件だ。この事件、そもそも赤ちゃんポストと関係有るんだろうか?単に、人道的な病院だから、メンドウ見てくれるだろうと、親が育児放棄して逃げて行っただけだろう。先ずはバカ親を非難だ。

http://www.asahi.com/national/update/0517/SEB200705170003.html

<引用開始>

熊本の赤ちゃんポストの男児 「福岡から来た」と話す200705171202分)

 親が育てられない新生児を匿名で預かる熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)の「赤ちゃんポスト」に預けられた3歳ぐらいの男児が、「(父親と)福岡から来た」「(父親から)『かくれんぼをしよう』と言われた」などと話していることが17日わかった。熊本県警は「(病院が)生命や身体の安全確保ができる場所だった」などとして保護責任者遺棄罪には当たらないとする一方、父親を捜している。

 関係者によると、男児は、同ポストの運用が始まった10日正午から2~3時間後に預けられた。自分の名前や年齢のほか新幹線で福岡から来たことや、父親から「かくれんぼをしよう」などと言われたと話しているという。健康状態に問題はない。

同病院が「こうのとりのゆりかご」と名付けて設置した同ポストは、病棟1階の外壁に扉(縦55センチ、横60センチ)を設け、内側に保育器を設置。扉が開くとアラーム音が鳴り、約1分後には職員が駆けつけ、赤ちゃんを保護する。

 熊本県中央児童相談所(熊本市)によると、一般的に、児童が保護された場合、親の身元がわかれば、児童福祉法に基づき、子どもが育てられない理由や家庭を巡る地域の状況などを調べる社会調査を実施。親元に戻すか、児童養護施設に入所させるかなど親と相談して決める。

同病院によると、男児が預けられたことを受け、15~16日に賛否の意見などがメールや電話で十数件寄せられた。

ポストが利用されたことについて「(男児が)虐待されなくて良かった」「自分も施設で育った。施設に入れることは絶対反対だ」などの意見のほか、「男の子がかわいそうだから引き取りたい」といった里親希望、男児の親への反発を示す意見など。全体では、肯定的な意見が否定的な意見を上回ったという。

<引用終わり>

■親切そうなこの病院に放置した?

この事件、いかにも「こうのとりのゆりかご」があるから、この3歳児が放棄されたかのように報道されているが、果たしてそうだろうか。キチンと言葉をしゃべれる幼児だ、新生児とは訳が違う。好意的に解釈すれば、止むに止まれぬ事情から、親切そうなこの病院に放置したという事だろう。

■善意が仇?

この病院こそ、いい迷惑。善意が完全に裏目に出たという印象だ。問題は、こういった善意に対して、代案を出さずに批判だけをする風潮だ。慈恵病院は別にこれを商売にしているわけではない。コインロッカーに新生児が捨てられ命を落としている現状に対して、自分達で出来る事をしようというのだろう。

■育児放棄を助長?

人それぞれに視点も異なり、様々な考え方が有るだろうから、育児放棄を助長するという考え方も有るだろう。ならばどう対処するのか責任ある考えを示すべきだ。今、自分が物言えぬ新生児だとして、正にコインロッカーに捨てられようとしている時、そんな話は聞きたくない。

■大事なのは人の命では?

育児放棄を助長する云々はケッコウだよ。ならオイラはどうなる、このままコインロッカーか、じゃ「こうのとりのゆりかご」に反対するアンタ、オイラを育ててくれるのか。それともこのまま死ねと言うのかい?こう言いたくなるだろう。(言えないが)大事なのは人の命では?

■代案を出せないなら批判すべきではない

批判だけなら誰でも出来る。だが代案を出せないならば、仮に納得できなくとも反対はすべきではない。だから「こうのとりのゆりかご」は育児放棄を助長するとの考えも否定できないが、さりとて代案を出せない以上、私は反対できない。

■批判すべきは親

だが、そもそも、この問題、批判すべき相手が根本的に間違っている。子供は天から授かるものではあるまい。どういういきさつかはそれぞれだろうが、性行為の結果だ。程度や思惑の差こそあれ、子を産むのは本人の意思で有る事は間違いない。批判すべきは、子育て放棄した、己が行為の結果に責任を持たない連中なのだ。

■銃乱射事件

次に、人質を盾にとっての拳銃乱射立てこもり事件だ。

殉職した警官は警察学校を主席で卒業した気鋭のSAT隊員という。なんとも痛ましい。今もこう着状態が続くこの事件。ほぼ1日が経過している。批判するのは簡単だがとは言いながらも、治安を預かるプロの仕事としては、批判は免れまい。

フツーに考えれば、閃光手榴弾の使用が直ぐ浮かぶが、素人でも考える事なんだから、内部状況が把握できていない等、それなりの理由が有るのだろう。

■もどかしさ

それにしても、もどかしいと感じるのは私ばかりではないと思う。では指揮官の能力不足か?そんな事は、状況が分からないからなんとも言えない。ただ間違いなく言えそうな事は、この現場にいる警察関係者は、地獄の苦しみを味わっているであろう事。

殉職者が出た事、それでも解決せずに時間が掛かりすぎている事等に対する批判は針のムシロだろう。ではアクション映画よろしく強行突入か?だが、内部情報がつかめないまま突入してさらに犠牲者が出たらどうする、いったい誰が責任を取ってくれるだろうか。

■批判の地獄

必要な調査能力を備えた機械や人材の投入、指揮系統の確立、しかるべき武器の投入や使用命令等は現場をフォローしているのだろうか、正に守るも地獄攻めるも地獄の思いだろう。要するに批判ばかりで、誰一人応援していないのでは無いだろうか。

■アベちゃんアンタの出番じゃないか?

だが、これだけ長期化すれば、これはもう国家レベルの事件だ。県警とか警視庁ではない、ソーリ大臣、アベちゃんアンタの出番じゃないか?こういう考えは乱暴だろうか。何?そういうオマエも批判じゃないか?いや、違う。これは批判ではなく、契約に対する当然の要求なのだ。

3権分立の基、国家が国民生活の平和と秩序を維持し保障してくれるとの契約の下、国民は税金を納めている。警官だけが特別に人殺しの武器を日常携行しているのも、この契約の下必要と国民が認めているからだ。だから警察内部の事情がどうであれ、先ずは国民生活の安全確保は義務であり、その方法は契約によって任せられているのだ。故にこの場合は、「何でも良いからさっさと事件を解決しろ」で良い。

<本日はこれにて>

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コメント

その蜩さま、コメント、有難うございます。

おっしゃるとおりです。
命の軽重について、本日の記事に書いてみました。

取り急ぎ
よろしくお願いいたします。

投稿: ベンダソン | 2007/05/23 16:47

東京でゴミ袋に入った乳児が発見されましたが、発見が遅れればそのまま焼却されていた可能性が高いそうです。
こういう事件を見ると、赤ちゃんポストの必要性が良くわかりますね。
日本人のモラルハザードは行くところまで行った気がします。

立て篭もり事件は、悪しき前例を残しましたね。
あれで、日本で不法に銃を持つ人は、警察は決して撃たない。一方的に撃てるという合図を送ったようなものです。
指揮をしたのは当然キャリアなわけですが、彼らにとっては一般警官の命は出世に差し支えないので大した価値は無く、犯罪者を射殺した場合マスコミの袋叩きにあった上、出世コースから確実にはずされるので、そのほうが大事だったというのが本音でしょう。
多分、今回の件はノンキャリの所轄署の署長辺りに責任を押し付けられて詰め腹を切らされるのでしょうか。
かつては優秀な人材を公務員にという事で始まったキャリア制度ですが、今は民間企業には魅力が無いため優秀な人間は殆ど役人になり、あえて集める必要がなくなったため、今は弊害にしかなってないような気がします。
学校出たての若いキャリアが所轄の署長とか勤めるわけですが、社会経験もろくに無い様な若造が、いきなりかしずかれてはたとえ優秀な人間だったとしても直ぐに腐ってしまうのは明白です。

投稿: その蜩 | 2007/05/22 17:34

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