« 引力と磁力と選挙 | トップページ | 緊急時の連絡手段 »

2007/07/30

与党

Pk2007073002137281_size0 昨日の参院選、予想通りと言うか、国民の希望通り民主大勝、自公惨敗に終った。ま、自公に対する、郵政解散の反動か、キツーイお灸と言ったところか。

■中立

拙ブログは、基本的に中立のつもりだ。だから特に民主を応援している訳ではない。今後、民主党に政権与党の能力あるかと言えば、?だ。だがこれは別に民主党を否定しているのではない。単によく分からないから。

■やらせてみなけりゃ分らない

では、民主党が政権を取るのに反対かと言えば、ノー。是非一度お手並み拝見したいものだ。元々マスコミはキチンとした報道をしないし、野党である限り、野党としての批判をせねばなるまいから、実際のところやって(やらせて)見なければ分からない。

■政府の不始末は自民党の不始末

オイオイ、国の行く末をやってみなければ分からないはないだろ、と思う無かれ。そういう考えは、あくまで今の与党自公がしっかりしていての話だ、戦後連綿と続いてきた自民党政権なのだから、政府の不始末は自民党の不始末と同義語である。

■自民が作ったシステム

だから相次ぐ組閣人事のオソマツ不祥事はともかくも、年金問題や、未だなくならない談合など、この国は歪みきっていて、自公はともかく自民党では直せこっこない。なぜなら、戦後60年間ほぼ自民党独裁で来て、このシステムが定着したからだ、自民党政権で改革ができると言うならその根拠を知りたい。

■小泉人気≠自民人気

小泉さんが人気を博したのも、自民党をぶっ潰すと言ったから。国民は小泉党を支持したのであって、自民党を支持したからではない。

■悪しき実績が無いだけマシ

民主党にも、さほど期待は出来そうも無いが、自公にも期待が持てない。ならば悪しき実績が無いだけ、民主に可能性が残る。それが本物か、単なる期待外れかは、やらせて見なければ分らない。と言うわけである。

■何時の付託?

自民党幹部が、今朝のTVで、国民の付託を受けて改革を断行しているので、安陪内閣は続投すると言っていたが、思わず食っていた飯を噴出してしまった。バッチイ。

その付託とは一昨年の選挙のことだろう。今も付託を受けているなら、コンナ選挙結果にならないのでは?国民の意思表示は自民NGなのだよ。本当に国民の付託を受けていると思うなら、衆議院を解散して総選挙で証明すべきだろう。

今、そんな事をしたら衆議院でも大敗する事を一番良く知っているのは自民党のくせに。だから、安倍内閣続投とは、言うだにお粗末、非論理的で国民をナメルのもたいがいにせーよと言いたい。

■しがみつく自公

これだけの選挙結果だ、まるで郵政解散の逆バージョンである。あの時、国民の圧倒的支持に我世の春を思った自民ならばこそ、今回の圧倒的不支持を認めなければ論理矛盾だ。まあ、しかし負けると分っていて解散総選挙はないだろうから、自公は政権の座にしがみ付き通すだろう。

■無能の人?

となれば、安倍政権続投は、この国の行く末には毒を盛って毒を制すという意味ではアリかも知れない。別に安倍さんが、今までの歴代総理に比べて劣っているかといえば、むしろかなり良い方だと思うが、それは良い人、まじめにやっているという意味で、指導者としての能力とは別の話。

マジメだけど無能という感じがする(マジメも今や怪しいが)。これは有能な悪党よりは良い。悪党は確実に国をおかしくするが、無能ならば、おかしくするかも知れないが、おかしくしないかもしれないから、少しは望みがある。だから安倍内閣続投もアリかなと。

■安倍続投はダメ押し?

で、このまま続投するなら、2年間、強行採決やら、組閣人事のズッコケや、アパ耐震偽装との関係疑惑やらが続いて、ダメ押しで、益々自公は自滅していくだろうから、いよいよ民主の評価が相対的に高まり、衆議院でも大勝するだろう。

■失政に民主の責任無し

何しろ、民主は、今までまともに政権を取ってないから、国がどんなにズッコケを晒しても責任を問われない。責任は全部自民党だ。年金問題は、誰が見たってそう簡単に決着が付くはずが無い。自民党が主張している事は、苦し紛れの選挙前の言い逃れである事は誰の目にも明らかで、解決どころか、次の衆議院選挙までにはどんどん問題が大きくなり、今以上に自公の足を引っ張るだろう。

■後悔先に立たず

どうせ負けると分っていたのだから、参院選の時に先送りしないでゴメンナサイしとけばよかったと思っても、後悔先に立たず、後の祭りだ。これからも、政府与党及び官僚たちの失政には突っ込みどころ満載だろうし、仮にこれ以上何も出てこなくとも、年金問題だけでも、2年後の選挙は今以上、自公に打撃があり、民主の政権奪取は確実だろう。

■そろそろ民主に期待すること

だから、民主党はできれば、今までのような大衆迎合的な政策論ではなく、もっと国民の付託を受けたとの自信を持った具体的政策論を展開して欲しいものだ。例えば、消費税を上げずにどうやって税収を確保するのか、公の支出を抑えるにはどうするのか、年金の財源は?こういった基本的政策のアウトラインを示す事はそんな難しい事では無いはず。

■民主の説明責任

民主党議員に言わせれば、今だってちゃんと言ってるのにマスコミが取り上げてくれないと言う。先の耐震偽装問題も、民主党は委員会で取り上げたというが、国民に伝わって無い事を承知で言うのは、説明責任を果たしていないのと結果的に同じだ。

マスコミがダメと分っていて、改善策を考えられないようでは、政権を任せられない。そんなんじゃ、アメリカがノーといったら逆らえないではないか。自民党を笑えないぞ。

■民主党挙げて、安倍内閣を応援しよう!

いずれにしても、安倍続投は民主の応援に等しいから、ちょっと皮肉めいた言い方になるが民主は安倍内閣を支持した方がよいだろう。小泉さんの情熱を備えた有能な人材が首相になったなら、また民主は政権の座から遠のいてしまうだろうから。

実際、そういう人材は自民党内にいると思うが、幸い(?)派閥に阻止されるだろう。ご本人と日本にとって、一時的には損失だが、長期的に見れば、2大政党の競争をつくり上げなければ、改革などできようも無いから、それで良いと思う。

有能な人材の登場は、2党の競争になってからで良い。

というところで、今日はこれまで。で、こちら、ポチッとヨロシクね。

↓ ↓ ↓ ↓

人気blogランキングへ

|

« 引力と磁力と選挙 | トップページ | 緊急時の連絡手段 »

コメント

その蜩様、コメント有難うございます。

その蜩様が言わんとするところ、要は「民主党が日本の一般大衆の意向を反映した「まとも」な政権運営をするには相当に党内の改革を図らないと無理に見えるんですが、どうなんでしょうか。」ですよね。

私も同感です、寄り合い所帯ですしね。

ただし、改革を図らないと無理に見えるのは、民主ばかりではありません、自公もです。そして、本文にも書きましたが、戦後日本の失政は全て自民党の責任です。勿論野党に責任無しとは言いませんが、そこまで拡大解釈する以前に、政権与党の責任を言っているのです。

要するに、自公、民主その他、いづれもダメ政党。少なくとも自公が特に優れているわけでは無い事は、過去の実績が証明していますので、同じダメなら、失政の実績が無い党に政権を任せてみてはということです。

別に民主でなくとも良いのですが、他にありませんので。プライオリティは、「どんな政治をするか」より、2大政党体制をつくり上げる事です。その結果ダメなら、ペンタクロスさんの言うとおり、自民に変えればよい。

チャンスを与えず、チャレンジャーの能力を批判しても、既得権益の牙城は崩せません。今やこの既得権益が、深く静かに潜行し国家存亡の危機を招いていると思います。その結果として、その蜩様の指摘する事態が、氷山の一角的現象として起こっているのだと思いますよ。

だから現象に目を向けるのではなく、原因に目を向け、どう改善するのかを考えたいものです。

投稿: ベンダソン | 2007/08/01 12:49

民主党が日本の一般大衆の意向を反映した「まとも」な政権運営をするには相当に党内の改革を図らないと無理に見えるんですが、どうなんでしょうか。
私も元々は民主党支持者ですから民主党のことはある程度知ってるつもりで、応援してる議員の方も何人かおられます。
しかし、その方たちはどう見ても以前より見えなくなってしまって、どうにも偏った声を反映した方たちばかり目立つように見えます。
例えば、民主党のバックボーンの一つというと自治労ですが、年金改革一つとっても自治労が改革なんて許すのでしょうか?
それこそ、国税に一本化で税化し税金を払っていれば外国人だろうが誰でももらえるような形になり、今までの年金は無かったことに、年金に絡む諸々の問題も失政も全て問われることが無いまま、当事者達は手厚い退職金を貰って今までどおり天下り。勿論年金は共済年金からしっかり手厚く貰って、老後は富貴を楽しみつつ安泰という事態にならないでしょうか。
今や日本は日常的に餓死者が出ている状況です。特定の種類の方々は過剰なほどの手厚い扱いを受けている隣で、真面目に働いているあるいは真面目に働いてきた普通の日本人が保護も貰えずその日の食事にもありつけず、餓死している事態を民主党の偉い先生達が取り上げているという話をいまだかつて聞いたことが無いんですよね。実際。
ヘンダソンさんの仰るとおり、真に国民の全体の為に国家を良き方向に導ける政権政党に変化していけるなら、政権交代大いに賛成ですが、民主党を構成する内部の方々の過去の罪状を思えばどうにも期待が持てません。
かつての連立政権の失望や悪夢の社会党政権時代は無かったことになってるんでしょうか。また今の党首は、自民党の悪しき時代の領袖の腹心ではないですか。民主党を構成する方々がとてもじゃないが罪無き無垢の方々だとは口が裂けてもいえないはずです。
少なくとも、勝利を日本を敵視してる国から賞賛されているようでは先が知れるというものです。

投稿: その蜩 | 2007/07/31 18:43

ペンタクロス様、お久しぶり、コメント有難うございます。

>二大政党システム。これからが正念場です。

ですね。
先ずは創り上げましょう。

投稿: ベンダソン | 2007/07/31 17:43

ペンダソンさん、こんにちは。
日本の問題は、数々の偽装経済を演出した官僚支配にあります。先ず「政権を交代させて癒着を断ち切り、悪僚を摘出する」手術が先決で、民主党が癒着し始めたらまた交代させればよいのが二大政党システム。これからが正念場です。

投稿: ペンタクロス | 2007/07/31 10:37

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101905/15949697

この記事へのトラックバック一覧です: 与党:

« 引力と磁力と選挙 | トップページ | 緊急時の連絡手段 »