「小沢代表 胡主席と会談」って、スゴクない?
「小沢代表 胡主席と会談」野記事はこちら。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071208-00000009-maip-pol
<引用開始>
小沢代表 胡主席と会談 北朝鮮核での日中連携示す(12月8日10時42分配信 毎日新聞)
【北京・渡辺創】中国を訪問している民主党の小沢一郎代表は7日夕(日本時間同)、胡錦濤国家主席と人民大会堂で約30分会談した。胡主席は日中関係について「ここ数年、改善し発展する勢いを示している」と評価し、「両国の政府、政党間の交流を大切にしていきたい」と述べた。さらに「環境や安全保障、具体的には北朝鮮の核について日中間で強く連携が進んでいる」と述べ、北朝鮮問題を日本との連携で解決していく意向を明らかにした。 |
最終更新:12月8日10時42分
<引用終わり>
小沢氏は旧田中派時代の交流事業を続けており、今回の訪中もこの一環であるのだけれど、義理人情や浪花節で外交が支配されるはずもなく、それだけ小沢代表の存在感が彼の国には大きいと言う事なんじゃなかろか。
で、コレは米国においてもタブン同じだろう。小沢氏はアメリカを冷たくあしらったけど、それも外交の駆け引きだ。アノじゃがいも顔で、なかなかヤルではないか、とは好意的な見方。一方では素人じゃあるまいにアメリカにたてついてどーする、と言う見方もある。
そこが外交論議の面白いと言うかメンドクサイ点だ。何故、こうなるかと言えば、前提条件を明らかにせず、自分だけが前提を前提として認識してしゃべくるからだろう。要するに独りよがりとも言うが、どこに立地点を置くか、その上で現実の前提をどう捉えるかで、事実の認識自体が大きく変わってしまう。
アメリカの核の傘下で日本は守られている。だから日本はアメリカ様様なんだ、との前提に立てば、アメリカを怒らしちゃなるめー、となるが、武力で武力を抑えることに反対との立場ならば、全く違った解釈になるだろう。
考え方はいろいろあってしかるべきで、一概にコレが絶対正しいとは言えないが、どちらにしても外交が駆け引きである事には異論無いところだろう。ならば、表向きの発言にとらわれて良いの悪いのと騒ぐ事自体ナンセンスだ。問題は発言の具体的効果と結果なのだ。
そしてその事を、諸外国は良く知っていて、日本人は知らない。てゆーか、知ろうとはせず、直ぐに足の引っ張りあいを始めてしまうようだ。と言う事まで諸外国は知っていて、ひょっとしたら、このニッポンを実質的に動かすものはナニで誰であるのかを冷徹に研究しているのだろう。
その結果、日本のマスコミがどう評価しようが、日本人以上に日本のマスゴミを見限って、独自の判断で、次期リーダーとして小沢代表を重く見ているのではないか。いや、それはちがうだろと思われても何してもかまわないが、少なくとも外国の、小沢氏に対する見方は明確に形として現れているように思う。
問題はそういった現実を認めようとしない日本人の気質だ。誰によってどのように、この気質が民族のDNAに組み込まれたのかは、謎だけれど、日本民族は益々家畜人化してきていると思うのは、私の妄想だろうか。
こういう言い方をすると、自分の人格を攻撃されたかのように不快感を露にし、プッツンとヒステリーを起こす方がいるので、敢えて言えば、あくまで比喩的に言ったまで、今のニッポンどうかしてるぞ!と言うことだ。
要するに警鐘なんだが、警鐘を非難と受け取るならば、それ以上言う事はないな。
と、ゆーわけで、本日、コレまで。
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コメント
小沢氏の過去は過去と葬り去ってもいいのでしょうか。
●小沢氏は自民党の金権政治の中枢にいた。
●小沢氏は長期に渡り創価学会の池田大作から資金援助を受けた。
●小沢氏の夫人は創価学会員である。
●小沢氏の自由党は池田大作の仲介で民主党と合併した。
ちなみに小沢氏が長期に渡り池田大作から資金援助を受けた事実は米国ブッシュパパがノリエガを逮捕して発覚しました。だから小沢氏の米国への恨みがこういう形で出てきたのではないでしょうか。<ノリエガ 池田 小沢>でググればその経緯がわかりますよ。
小沢さん、100億円がスイスにあって、そして済州島に毎年行くって本当ですかね。<済州 小沢 スイス>でググってくださいな。
投稿: 倭人 | 2007/12/18 10:49
三介様、コメントありがとうございます。
この記事をアップした後、訪中団の一人と話す機会がありました。議員ではなく後援会の幹部。ですが、残念なことに、この方、私の主観ですが、訪中の意義を全く理解しておらず、ただただ勝ち組に乗ろうという姿勢には、ガッカリしました。
訪中団はこういう取り巻きの方を入れて400名とのこと、400分の1をもって全体を論じる事は出来ませんが、民主党内部にも相当なレベルと温度差があり、理想政党には程遠いのが現実。
とはいえ、自民党以上に悪い与党が無いので、消去法では民主となります。
残念ですが、これが日本の現状でしょう。
投稿: ベンダソン | 2007/12/17 12:59
こんばんは。
この訪中。ここのブログ↓で、紹介されてますね。
「国会傍聴記by下町の太陽・宮崎信行」さん。
http://blog.goo.ne.jp/kokkai-blog/c/be1cf10dc16d01a0dc3eeb397af70fe4
政府の方も5閣僚の大訪中団送ってましたし。
小泉政権期に冷え切った日中関係、改善に向けて、
本格始動ってことでしょうね。
投稿: 三介 | 2007/12/17 00:02
とし様、コメントありがとうございます。
マスコミが自民党を擁護するのは、寄らば大樹の陰です。これはマスコミというバクとした総体をを形成する関係者個人の志向性の反映でしょう。
戦艦も乗り手に戦闘意欲がなければ、タダの船に過ぎません。
同様に日本のマスコミは、公器(戦艦)を標榜してますが、関係者(乗員)に不正に立ち向かい新実報道する(戦う)気概がないため、マスゴミでしかありません。
諸外国はとっくに気付いてますが、気付いてないのは日本人だけですね。でもネット住民はそろそろ気付き始めていますが、その事をマスゴミも自民党も未だ理解していないのでしょう。
投稿: ベンダソン | 2007/12/10 10:15
おはようございます。というか、この時間はこんばんはです。
「なるほど」ですね。
確かに、なぜ、このことを日本のマスコミが大した報道をしないのか?というのは疑問を感じていました。だって、「野党党首と国家主席」ですからね。つまり、日本側はナンバー1でもないのに、中国側は紛れも無い「ナンバー1」が相手してくれたんですからね。
この訪問団に田中真紀子がいたところからしても、中国の田中角栄に対する思い入れというのは、特に政治レベルでは非常に高いのだなぁと感じましたし、これは外交特有の「単なる駆け引き」とは別次元であると感じてしまった次第です。
おそらくですが、このことをマスコミが、「自民党がもし、同じことをやった」場合、ものすごい大々的に報じるでしょうね。
しかし、それをしないというのは、やはり、マスコミは自民党を守ろうとする姿勢があるという証拠になるかもしれませんね。
またきます。
投稿: とし | 2007/12/10 00:47