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2007/12/24

ぬか喜びできない」薬害被害者に同情

昨日、突然に福田首相が、薬害C型肝炎被害者の一律救済を言い出した。ホントなら歓迎すべき事なんだが、どうも今ひとつしっくり来ない。こない理由は2つ、①だったら最初から言えよ!②またもやその場しのぎの人気取り?だからだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071223-00000061-jij-soci

<引用開始>

「ぬか喜びできない」=肝炎訴訟原告ら街頭呼び掛け-大阪

12232030分配信 時事通信

 薬害C型肝炎訴訟の原告らが23日午後、被害者の一律救済などを訴える街頭活動を大阪市都島区のJR京橋駅前で行った。
 大阪原告の桑田智子さん(47)らに加え、弁護士や支援の学生など計約25人が参加。肝炎訴訟の流れを漫画で描いたビラを配布し、「国は責任を認め、一律救済を」と通行人に訴えた。
 桑田さんは、福田康夫首相の全員一律救済法案提出の知らせを受けて「うれしいが、世論をかわすための発言かもしれず、ぬか喜びはできない」と話した。弁護団の今井力弁護士も「法案が提出されているわけではないので何とも言えない。一律救済は訴え続けていく」と慎重な姿勢を崩さなかった。

<引用オワリ>

■無節操

間違いを改めるのは勇気がいる。だから「今更なんだ」とか、「モット早くやれよ」と批判するのは的ハズレだ。だが、それは最初の状況から今に至るまでに、状況の変化があってのこと。何も変化が無いのに主張を変えるのは、無節操と言う。

■似て非なるもの

こゆーのは、一見改めたように見えても、根っこが無いから怪しくなってしまうのだ。例えば、小沢代表が党首会談内容を党内に相談したら全面否定されたので辞任したが、小沢批判否定に対して辞任表明で信任を問い、慰留されたので撤回した。コレはそれぞれの節目で筋が通っており、節目毎に状況が変化しているので、変化に対応して改めたという事で全体を通しても筋が通っている。

■一貫している原告の主張

ところが、この薬害C型肝炎問題では、原告の主張は一貫しており、世論の動向も変わってない。変わったのは世論を読み違えて無視した政府自民党の発言に、原告と世論が切れたこと。だがコレは元々一律救済を望んでいるのに無視するから怒っただけで、状況の変化でも何でもない。

■粋がってみたものの

粋がってみたものの、世論の風当たりが強そうだからヤバイとばかりに擦り寄ってきた。そういう印象だ、そこには信念のかけらも感じられない。数日前の政府首脳各位の発言は一体何だったのか。

間違いを改めることにはばかる事はないが、改める理由が不明では、無節操の観は否めないのだ。要するに今の政府与党は信用ならない。

■そんなこと言ったっけ?

何しろ、5000万件の年金記録不明問題では、アレだけ選挙前に豪語しておきながら、平気で、そんなこと言ったっけ?だから、今回の一律救済も、選挙が終れば、「あれは、選挙前のことですから」なんて事になりかねない。

■「ぬか喜びは出来ない」

国家が詐欺を働き、基締めの政府がその場しのぎのウソを平気で言って、しかもウソを付いて何故悪いと開き直っているのだ。で、今度は本当です、なんて信じられるだろうか。原告団が「ぬか喜びは出来ない」と言うのも頷けると言うものだ。

■狼少年国家

狼少年国家を相手に、何時になったら本当の事を言ってくれるのだろうかと思いつつ、その国家システムに乗って訴訟を起こさざるを得ない、つまり信じられない相手を信じて訴えざるをえない事のやるせなさを、感じてしまう。たまらんな、もう。

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