« 恐怖が快感に変わる時(1) | トップページ | 最初のスイッチ »

2008/03/23

恐怖が快感に変わる時(2)~オバケは怖い?

Houseinjungle さて、さてジェットコースターで、まっさかさまに落下していく時、誰もがキ○タマが縮み上がる恐怖を感じるはずなのに、これをほとんど快感だけに変えてしまう方法とは?

ある時戦闘機かアクロバット飛行のパイロット、はたまたバイクで急な峠をぶっ飛ばしてる自分を想像してみたのだ。

うわーっ、キャーっと言う落下する感じも、自らの意思で操縦桿を倒して急降下してるのだと思うと、急に恐怖が消えて快感だけになってしまった。或いは急なカーブを、バイクでぶっ飛ばしてると思うと、絶対すべって転倒する事はないので、これまた快感だけだ。

てなわけで、以来ジェットコースターは、快感だけを楽しめる、むっちゃんこ楽しい乗り物となった。これが、題に掲げた恐怖が快感に変わる時という訳だ。どーです、自らのマインドコントロールで恐怖が180度回転して快感になっちゃうんだから、是非お試しあれ。

ではオバケはどーだろ。何事も屁理屈をこねる私は、オバケが怖いのは、自分が呪い殺されたり、オバケに危害を加えられると言う恐怖感からだろうと考えた。例えばオバケがウラメシヤ~と出てきて、祟りで自分が呪い殺されたとする。

ところが、その瞬間から、オバケの優位性は消えてしまう。なにしろ、こっちもオバケだ。オバケは死なないから、自分を呪い殺したオバケにたっぷり仕返しをしてやろう、そう思った。

だから、もしオバケが出てきて、うらめしや~なんてぬかしたら、こう言ってやろう。「ヤイ、オバケ。上等じゃねーか、あの世に行ったらお前のこと半殺しにしてやるからな、やれるもんならやってみろ」とね。

たぶんオバケは、この盲点に腰抜かすだろう。そ、そーか、コイツを呪い殺したら、コイツもオバケじゃねーか、しまった~、とね。フンざまーみろ、オバケだって元は人間じゃねーか、何がうらめしや~だ。

大体オバケなんて見たこと無いし、一度会ってみたいもんだ。で、この決めセリフで、逆にオバケを脅してやろーと、てぐすね引いてるのだが、敵もそれを察知したのか、一向にオバケと出くわす気配すらない。

でだ、話がここで終わってれば、私は恐怖をものともしない度胸千両の男になれたのだが、どーもしっくりこない。確かにフツーの人に比べれば、肝試しには強いし、オバケなんて信じてはいないから、心霊スポットなんて、それほどおっかなくない。

ところが、こう書いている事自体、既に自己矛盾に突入している。オバケを信じてないなら、「それほどおっかなくない」ではなくて「全く平気」なはず、つまり、ちょっぴり怖かったりするのだ。

はて?どーしてだろう。オバケは信じてないし、怖くないはずなのに、廃墟に一人でいると、とても不気味だ。それは2・3年の事、沖縄の今帰人村と言うところだったと思うが、世界遺産の城址の向こうの山中に、なにやらヘンテコリンなホテルか何かの廃墟らしきものが見えた。

こういうバヤイ、好奇心旺盛な私は、もうどーにも止まらない。一緒に行った愚息と愚妻が、不気味だから、止めてくれと泣いて止めるので、ええ~い、うるさい、男には行かねばならぬ道があるのだ、止めるな、と言うと、あそー、じゃ勝手にすればと言う。

うむむ、ますますアトに引けないじゃないか、なんてことは考えないけど、せっかくの秘境探検の楽しみを分かち合おうと思ったのに、バカなヤツらめ、と思いながら細い道を登っていくと、イヤハヤとんでもない建物が現れた。

まるでジャングルの中の廃墟と思しきその建物(写真①)は、どーやらホテルの残骸らしい(タブン?)。たまげたのは、とてもマトモな設計図があって建てたとは思えない、場当たり的な造りだった。周囲の自然に馴染んでいると言えば言えなくも無いが、やたら細くて、どれも真っ直ぐじゃない柱や、うねった床は、どー見ても素人がテキトーにセメントこねて造ったとしか思えない。

Yukaメゾネットタイプと言えば言えなくも無いけど、造ってるうち段差が付いちゃったという感じだ。いかにも道路を勝手に跨いだと言う感じの渡り廊下と言い、暴走族の落書きといい、いかにも心霊スポットてな感じで、これはもうぞくぞくするほど興味が湧いてきて、中に入ってみることにした。

Roka すると、想像通りというか、ホントに床がうねっていて、平らじゃない。ホテルの廃墟らしき形跡はあるものの、これじゃ一度も使われなかったのじゃなかろか。建物を繋ぐ渡り廊下も坂と平行に延々と下っていて、先が暗闇でよく見えない。

Rock ここで、たまげたのは、でっかい岩と木がロビーらしき空間と上階の床をぶち抜いていたこと。いかにも現場合わせ然としていて、これは絶対に設計図なしで造ったなと確信した。で、一通りの好奇心が満足すると、どーも不安になってきた。

あれーおかしいな、オバケなんているはず無いのにと思って、何でだろうと考えたら、こんな人っ子一人いない所で、変質者とか強盗に襲われたらヤバイと気付いた。それ以上にゾクっとしたのは、野犬とかおかしな動物に襲われたら、どーにもならん。

考えたら、恐怖感と言うのは、何もうらめしや~のオバケだけじゃない、魑魅魍魎のことだった。それと、現実世界のイカレポンチはもっと怖い。あ、な~る、と言うわけで、やっぱり、どんな屁理屈こいてもおっかねーモンはおっかねー、と納得して帰ろうとしたら、そこで尿意を催した。

で、どーせ誰一人いない山の中だから、その辺の草むらですればよいものを、なぜかまた建物の中庭に入っていって、立ちションとしゃれ込んだ。たぶん犬が縄張りを誇示するのと同じ心理だったと思う。(ベンダソンは犬だった?そー言えば私のケータイはソフトバンクだ)

と、その時、何となく人らしき気配が・・・ゾクッとして、チビリそうになったけど、タンクをカラにしたばかりだったので、上手く回避できた。で、外に出てみると、愚息が手招きしているではないか。曰く「カーちゃんが、トーちゃんを連れ戻せってさ」と。まるで遊び呆けた犬を連れ戻しに来たみたいな言い方。私はやっぱり犬か・・・トホホ。

ソフトバンクCMのオヤジ犬でありました。

と言うわけで、ではまた。

↓ ↓ ↓

人気blogランキングへ

|

« 恐怖が快感に変わる時(1) | トップページ | 最初のスイッチ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101905/40606567

この記事へのトラックバック一覧です: 恐怖が快感に変わる時(2)~オバケは怖い?:

« 恐怖が快感に変わる時(1) | トップページ | 最初のスイッチ »