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2008/06/10

不断の心構え

秋葉原の無差別殺傷事件はトンデモナイ事件だ。異常な犯行だが、犯人は異常には見えない。実際、携帯サイトに正常な文章(←形式の事、内容ではない。念の為)を書いているから、精神異常ではなく、異常なバカなんだと思う。

■何をもって異常?

何をもって異常と定義するかは、ひとそれぞれとは思うが、異常な人間はいっぱいいる。かく言う私だって、談合は悪だと言い続けているので、談合業者からは、アイツは頭がおかしいと言われている。

■往っちゃってる人

毎日通勤途中に出くわす青年は、春夏秋冬、雨でも雪でも、半そでシャツにジーパン姿で、傘もささずに歩き続けている。ふと、足元を見ると靴のそこが抜けて紐で縛っている。このあたりになると、人それぞれといいながら、8割がた往っちゃってるんじゃないかと思わせるので、避けるようにしている。

■犯人は往っちゃった人?

で、この犯人はというと、報道される内容からは、普段オタクっぽいところがあるようだが、ちょっと異常かも知れないが、往っちゃった人には思えない。大体、普段から客観的に見て異常なら、仕事にもつけまい。

■性格のひん曲がった、とんでもないオバカ

要は、性格のひん曲がった、とんでもないオバカなんだと思う。で、実はこういうのが一番ヤバイ。何でもかんでも人のせいにして、いじけてる人間がいるけれど、こういう輩に限って、ほとんど努力をしない。で、頭を使わない。

■考えないから、分からない

頭を使わないから、物を考えない、物を考えないから、自分の努力不足を棚に上げて、何でも人のせいにしてしまう。人のせいにしても何ら事態は変わることなく、益々悪くなるのは自明の理なんだげれど、考えないから、それが分からないのだ。

バカはそれ自体が罪だ

で、小生が愚息にいつも諭すのは、精神を病んでいるのは病人だが、バカはそれ自体が罪だ!ということ。勿論ここで言うバカとは知能指数のことではなく、頭を使わない、考えようとはしない人のこと。

知能指数が低くても、一生懸命考え、勉強すれば東大にも入れる。アタマだって肉体の一部だ、鍛えれば良くなるし、鍛えなければ衰える。ここで言うバカとはその人の内面において頭を鍛えず、知力が相対的に衰えていく人間のことを言っているのだ。

■アタマを使わなければバカになる

繰り返して恐縮だが、アタマを使わなければ、人間どんどんバカになっていく。こんな事があった。私の信頼すべき友人の周りで起こった出来事だが・・・、知人が自治会の金を会計が勝手に出し入れしているのはおかしいと指摘したら、監査役が、年度末に帳尻が会ってれば問題無いと言ったそうな。

■公金を勝手に使って罪にならない?

フツーなら、はあ?だろう。会社の経理担当が、借金の穴埋めやギャンブルに金を使い込んだけど、決算の時には戻したからOK?そんなことが許されるなら、いくら使い込んでも、決算の時だけ金を借りて穴埋めすればよいから、破綻するまでいくらでも着服できてしまう。

ちなみに、これって違法に決まっていると思ったが、素人が法律をいくら調べても、これが違法かどうかは分からなかったそうだが、法律以前の社会通念上許されないだろう。それが、許され当たり前の事となったのは、監査役が東大卒だったからという。

■東大卒=アタマ良い?

「東大卒=アタマ良い」とはこれまた、一般的通念だろう。そこで、あのアタマ良い人が言うのだから正しいに違いないとなったのだが、リタイヤして、毎日ぼけーっとしていれば、アタマも錆びてくるのだろう。

■考えなくなると、害をもたらす

単に錆びてアホになるだけなら、別に個人の内面の問題だが、その意見が他人に影響を及ぼすとなると、問題だ。どんなアホな意見でも議論が出来れば、それは意見であり尊重すべきことであるけれど、意見が結論として用意され、しかもそれが間違った事では害となる。

考えないと言う事は、必然に議論をしない出来ないとなるので、本人の認識はともかく、社会に害を撒き散らす事になる。特になまじっか社会的地位が高かったり、頭が良いと思われている人が考えなくなると、害をもたらす。

■世の中が悪い?

さて話が、だいぶ横道に逸れたが、この犯人、世の中が悪いと思っての犯行と言うが、ならば悪くしてると思えそうな人物に怒りをぶつけるのが本筋だろう。例えば政治家を狙うとか、自分を首にした社長を狙うとか、善悪はともかくも、それなら一応の論理が繋がる。

■犯人の忍耐力

でも、わざわざレンタカーを借りて、渋滞も我慢して運転して来ているのだから忍耐力もあって、途中何も事件を起こしてないのだから精神異常でもない。それで何の関係も無い人を無差別に殺すのだから、救いようのないバカということだ。そんな忍耐力があるなら、思い止まれよ。

■正常に見える異常

思考を停止してしまい、楽な方に流されると、やがて真綿で首を絞めるように判断力を失い、自分では気がつかないうちに異常になっていくが、精神病でもなければ、知能が低いのでもないから、傍目には何の異常にも映らない。これは隠れた異常、正常に見える異常だと思う。

まあ、かくも屁理屈だらけの拙ブログを読んでくれる読者は、当然に思考回路全開のはずだからその心配はなさそうだ。(アナタも私も頭が良いかドーか、は別にしてね。)

■思考がもたらすチャンス

で、そーやっていつも物を考え、問題意識を高めると言う事は、当然にチャンスも掴みやすい。当たり前だ、ぼけーっとして居ては目の前にチャンスが訪れても気がつかないし、捕まえる準備もしてないから、気付いても掴むことが出来ない。

■チャンスを掴んだ日テレのカメラマン

この事件では、もう一つ、そういった側面も見えてくる。それは、事件現場をデジカメの動画で撮った日テレのカメラマンだ。プロ意識のなせる技というか、今後も歴史上そうはあるまいと言う凶悪事件の現場を動画で残したと言う事は、その映像の中身の残虐さの評価とは別に、様々な意味で貴重だ。

警官が銃を構えた様子や、逮捕の瞬間、傍に倒れている女性など、千の言葉、万の言葉より、正確に状況を伝える。凄惨な現場の状況を思えば、不謹慎に聞こえるかも知れないが、このカメラマンは、偶然にも自分が被害者になりかねない危機的状況に出くわし、その直後、これを千載一遇のチャンスに変えてしまったのだ。

■不断の努力と思考

カメラマンの本能と言えばそれまでかも知れないが、先ず逃げなければならない、とっさの状況の中、犯人を追い掛け回しながらスチールを取り、犯人が追い詰められると、動画モードに切り替えるなんて、よほど普段から考え、不断の努力で準備してなければ、対応できないと思う。

不断の心構え、考える事の大切さを思った次第。本日、これにて。

↓ ↓ ↓(これも不断の心構え、ぼちっと、たのんます)

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コメント

才谷 梅太郎様、コメント、ありがとうございます。

>凶行現場をスクープすることが優先順位ですか?

私は、この状況と、カメラマンという職業を考えれば、彼の行動において優先順位は最上位に来ると思いました。これはスクープ一般に対してでなく、あくまでこの状況という特殊解です。また一般人の話でも有りません。

「興味本位の視聴者・・・」と言う貴兄の苛立ちは、良く分かりますし、まったくその通りです。ただし、そのことは、あくまで映像の使い方の問題なので、このカメラマンの行動とは、ほとんど無関係です。関係あるとすれば、局の編成方針でしょうね。とは言え、知る権利とのバランスも有り、一概にどうとは言えませんが。

アト、内容に関係ない話ですが・・・・、

>私の最初の書き込みに、不適切な表現がありましたこと、お詫び申し上げます。

との事ですが、何ら不適切な表現は感じられません。むしろ私のコメントが、貴兄にこのように言わしめたとしたら、私こそ反省すべきと思います。時折私はトレート過ぎて、人に無用のプレッシャーを与えて、不快な思いをさせてしまうようです(汗)。

単に私と梅太郎様とで論点と、その論点に対する焦点の当て方がいづれも食い違っていただけです。どちらが正しいとは言い切れる筈もなく、私の論点に対して私の焦点の当て方を述べただけですので、その点、ご理解・ご容赦下さい。

じゃないと議論できませんよね。
よろしくお願いいたします。

投稿: ベンダソン | 2008/06/12 13:41

ご返信有難うございました。

ヤッカミですか。
ちょっと違うように思います。
凶行現場をスクープすることが優先順位ですか?
その先は、何でしょうか?
興味本位の視聴者・・・ではないでしょうか?
日本全国の野次馬根性を満足させるためのスクープではないですか?

私は、凶行現場を娯楽番組にする事に対して、非常に不快に思います。ベンダソン様がそう思われないのであれば、いたし方ありませんが、その行動を評価されるベンダソン様に、生意気ながらご意見を申し上げたかったのであり、カメラマンに対するヤッカミとは、論点が少しずれているようでしたので、再度、書き込ませていただきました。

私の最初の書き込みに、不適切な表現がありましたこと、
お詫び申し上げます。


投稿: 才谷 梅太郎 | 2008/06/12 12:10

才谷梅太郎様、コメント有難うございます。

貴兄のようなご反応、当然にあると思ってました。そして、スクープを撮ったカメラマンに常に向けられる、パターン化した反応でもあります。

目の前で盲人が道路を渡って車に轢かれそうだからとカメラを構えたなら、批判されるでしょう。でも、その周りに大勢人がいて、誰も助けず、カメラマンは離れたところにいたなら、叫んで注意を促すしか出来ません。そして次の優先順位は、その状況を映像として記録する事でしょう。

さて、棒でも何でも振り回して威嚇することぐらいは出来るのではないでしょうか?との事ですが出来たでしょうか?現場には何万もの人がいましたが、誰一人、貴兄が言われるような行動を取った人はいません。それどころか、拳銃を持った警官すら刺されています。

銃を持った警官すら刺される状況の中で、件のカメラマンだけを何故、批難するのか、その根拠が分りません。批難するなら現場に居合わせた人全てでしょう。他の人々とカメラマンの違いは、スクープを撮ったか否かですから、批難される理由はスクープを撮ったから?

貴兄は「出世のため?」とか書かれていますが、そこに批判の動機が現れているように思います。つまり、ヤッカミ。私には、あなたの論は、ヤッカミから来る、批判の為の批判にしか見えません。悪しからず。

投稿: イザヨ・ベンダソン | 2008/06/12 00:22

いつもの屁理屈、楽しく拝見させていただいております。
今日のご意見、異議あります。
日テレのカメラマンに対する評価ですが・・・。
状況が状況だけに、このキチガイから逃れるのであれば、
致し方ない・・・と思います。
が、このカメラマンは、「サイコーの特ダネ!」と思ったかどうかはともかく(多分、思ったのでしょう)、凶行を止めるでもなく、キチガイと行動を共にし、カメラに収めるといった行動をとること自体、いかれています。出世のために?
若しくはジャーナリストとして?その前に理性の或る人間として行動すべきと思いますが・・・。目前で人が刺されていれば、カメラのシャッターを切る前に、棒でも何でも振り回して威嚇することぐらいは出来るのではないでしょうか?
これが報道カメラマンというものですか?惨劇を楽しんでいるようにしか思えません。「不断の努力と思考」?おかしな思考を持ち上げないでいただきたい。ベンダソン様の思考方法も?と思います。

投稿: 才谷梅太郎 | 2008/06/11 13:41

とし様、コメントありがとうございます。

>「無知は罪である」とよく言います。その通りだと思います。ただし、罪=犯罪ではなく、「罪を犯した時」に犯罪になります。
>ということは、私たちは、その罪を、犯す前に気づいて理解しなければなりません。そのことで、犯罪は未然に防げます。


いや、まさにその通り。お見事な文に敬服します。


>つまり、無知なままでいれば、自分が犯罪者になったことすらわからないでしょう。

これも、敬服。と言うか、ドキッとしました。気をつけねば。

投稿: ベンダソン | 2008/06/10 18:01

お久しぶりです。
この事件についてはまだ詳細はわかりませんが、ぜひ、情報として入れていただきたいことがあります。

確かに、犯人の男には、それなりの異常行動の根拠があったかもしれません。

ただ、この手の事件のほとんどについては、後々「SSRI」という抗うつ薬を飲んでいたことがわかっています。つい最近、どこか忘れたんですが、通り魔事件がありましたよね。あの事件の犯人も、精神科でSSRIを服用していたことがわかっています。

SSRIがどういうものなのか?ということは私が言うよりも、お手数ですがご自身で調べていただいた方がわかりやすいと思います。

あと、これは、持論ですが、人間は怒ることもあれば、落ち込むこともあります。つい私たちは、怒る理由と落ち込む理由が、出る態度が違うから違うように思ってしまいますが、それは間違いで、実は理由は同じなんです。

要は、その原因が自分にとって「どうしようもない」と思い込めば落ち込みますし、「どうにかなる、あるいはどうにかなるかもしれない」と思えば怒ります。たかがそれだけの違いです。

今回の犯人は、おそらく普段はおとなしかったと思います。というか、本来ならば、ここまでのことをする気にもならなかったと思います。
それは、彼自身が「落ち込んでいたから」です。

しかし、落ち込みが激しければ激しいほど、仮にそれを落ち込まないようにすればどうなるか?もうお分かりになると思います。

つまり、抗うつ薬というのは、落ち込みの激しい人ほど、服用させると「今まで落ち込みの理由」だったものが「怒りの理由」になります。

そうなれば、その矛先は、他人でもいいですし、自分自身でもいいんです。

要は、その人の苦しみと存在価値を理解してほしいんです。形は最悪ですが。

だから、よく、この手の事件を「理由なき殺人」などとメディアは呼びますが、しかし、重要なのは、殺害の動機そのものを殺害した本人以外が持っている可能性だってあるということです。

おそらくですが、今回の事件もそうなるでしょう。そして、このことは、メディアは絶対に報道しないはずです。

この手のことを調べさせれば、神足裕司あたりがジャーナリストとしては最も詳しいはずです。

あと、宮崎哲弥もすぐにピンときているはずです。テレビに出る評論家・ジャーナリストの中では彼らだけが、その手の話を知っていますし、ミランカというネットの番組でもそれは語っていました。

メディアは、製薬会社との利権があるために、絶対にその手の話を報道しません。その手の話を報道しないまま、ただ単に、加害者の背景とか人間としての異常性のみに焦点を集めて報道をします。だから、知りたいところが見えてきません。

参考となれば幸いです。

あと、記事の中に「正常に見える異常」というのがありましたが、よくわかります。

もっと言うと、人間には必ず二面性というのがあって、その両方の価値観を認められない人間は、どれだけ年をとっても未熟なままです。逆に、江頭2:50のように、見た目どれだけイカれているように見えても、彼は自分のことをよく知っているので、彼は大人だと思います。

片方の価値観しか認められない人間が、その片方の価値観を「正義」としてしまっていることがそもそもの問題だと思います。

そして、意識していない、あるいは意識したくない「もう片方の価値観」が無意識に作動したときに罪を犯す。その時、犯人になってしまったその人間は「そんなつもりはなかった」などと自覚のない発言をする。つまり「悪意なき悪事」です。これが一番怖いんです。

それと比べたら、今回の事件は、犯罪ですから、良い事なわけがないんですが、犯人は、自分がやったことは自覚できるわけです。

事後処理が楽なんです。

最後に、「無知は罪である」とよく言います。その通りだと思います。ただし、罪=犯罪ではなく、「罪を犯した時」に犯罪になります。

ということは、私たちは、その罪を、犯す前に気づいて理解しなければなりません。そのことで、犯罪は未然に防げます。

つまり、無知なままでいれば、自分が犯罪者になったことすらわからないでしょう。

などと生意気なことを書いてすいません。また、いつものように長々と書いてしまって本当に申し訳ありません。

それではまた。

投稿: とし | 2008/06/10 17:25

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