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2008/06/24

飛騨牛表示偽装でも、買いたいな?

Ngy200806230013 飛騨牛表示偽装が指摘されている「丸明(まるあき)」の吉田社長をTVで見ると、その風貌といい例のミートホープの社長を連想させる。でも、一切の主観的情報を排除して、消費者としての自分の基準だけで判断すると、この店で買いたい、近所に出店してくれたらなあとも、思う。

事件をご存知ない方は、引用するほどの事でもないので一応、コチラをどうぞ。

http://www.asahi.com/national/update/0624/NGY200806230012.html

要は、飛騨牛とはいえない等級の部位を混ぜて売ったという内部告発だ。で、その指示は社長なのか従業員が勝手にやったのか、責任は?ということのようなんですがね。はっきり言ってドーデモよい。

誰がやろうと、偽装が事実なら会社の責任だ。アホかいなと思う。で、肉質等級や産地の偽装、加工日の改ざんなどが指摘されているということなんだが、方や顧客はというと、偽装が報道されてからも結構な客の入りらしい。

ワイドショーのインタビューに「偽ものは嫌だけど旨いからね」みたいなことを客が答えていた。はて?これはどうした事だろうと思ううち、TVレポーターが丸明で実際に買ってきた肉を各等級別に並べて紹介した。TVの画面で見る限り旨そう。でもって、次なる興味は、コレ幾ら?だ。

で、レポーターが最後に明かしたお値段は、100g300円~800円。愚妻が思わずええ~っと叫びおった。う~む、確かに画面で見る限り、とてもそんなお値段には見えない。で、そこに先の客足が遠のかない事実を合わせると、問題無いならウチも買いたいね、となった。

元従業員の話では、緑色に変色したものすごい臭いの牛肉を混ぜてミンチにしていたそうで、それを聞いておえっとなった。でも考えたら、これ表現がビミョーだった。証言者は一言も腐った肉とは言ってないが、受ける印象は緑色に変色した腐った肉で、匂いが酷かったと、アタマに刷り込まれた。

そこで、フト思ったのは肉は腐る寸前が旨いという話。ま、何をもって腐る寸前と言うのかハッキリしないけど、要は色云々ではなく腐った肉かどうかが問題だ。報道の仕方によるなあと思いつつ、よく考えると今一ふに落ちない。そんなヤバイ肉だったらとっくに食中毒事件を起こしているだろうし、ミンチにしたところで、色と匂いは消えまい。

消費者が、ミンチ肉を買ってきて、パックを開けたら部分的に変色してたり、スゲー匂いがするものを食うだろうか。さらに、そのことに気付かず食ったとして、何も食中毒を起こさなかったなら、それは何も問題が無い肉となるから、問題あるとする考えや指摘が間違っている事になる。と言いつつ、そういうのはやっぱり屁理屈だろうな。

実際に問題があるかないかではなくて、コレは可能性の問題なのでね。賞味期限というのは保管の仕方の誤差をある程度見て、これなら安全だろうと言う範囲を設定してるわけだから、賞味期限を過ぎたから即危険でもなければ、安全を保障するものでもないだろう。要するに目安だ。

だから、その目安がどれくらいの精度なのかを知りたい。何しろ肉の食中毒では、ボツリヌス菌なんかの場合人が死ぬくらいスゲーもんだ。仮に危険度が1~10までのランクがあったとして、A社が危険度5を賞味期限と設定し、B社は危険度2を賞味期限とし、コレを偽装して、危険度4まで出荷したならば、それでもA社より安全だ。

ここのところの、食品偽装事件でいつも違和感を覚えるのはこの部分が、記憶では全く具体的客観的に報道されてないように思う点だ。不二家の騒動では、金輪際不二家のケーキは買わんぞと思ったけれど、考えてみたらそれまで不二家のケーキで腹を壊した事も無い。

例の毒入りギョーザ事件とは根本的に異なるし、この牛肉に関して言えば、アメリカ産牛肉の危険部位なんかとも似て非なるものだ。「決定的に危険なもの」と、「危険になる可能性があるもの」とが同じに扱われ、却って危険の正体が分からなくなっているような気がする。

で、思ったのが、賞味期限切れの肉はその解釈がどうあれいただけないが、飛騨牛にそうじゃない肉が混ざっていたり、等級が嘘であっても、食って旨けりゃ、んなこたードーデモ良い。正直に「偽飛騨牛=でも味は変わりません」とかなんとか言って売ってくれれば、何の問題もなかろう。

で、これだけ騒がれてれば、まさか賞味期限切れを混ぜはしないだろうから、本当に食って旨い肉で安いなら、買ってみたいなと思った次第。毒入りとか危険部位では無いのだから、過ちは過ちとして認め、また追求する方も、具体的に何が問題なのかを明らかにしてほしいとも思う。

自主規制した会社が倒産し、無責任に危険な食品を輸入した会社は何のお咎めも無しなんてことになると、各社が設定する賞味期限をどんどん延ばして、本当に危険な食品が市場に出回りかねない。それこそミソもクソも一緒だ、おえっ。

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