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2008/10/10

案の定の茶番

前エントリーで、11月始めの総選挙は定説となってはいるが、麻生さんにはそんな度胸がないだろうと書いたら、どーやら予感的中したようだ。ただ、予想外の出来事もこの間にあって、それがリーマンの破綻だ。

今、最も恐ろしいのは、世界恐慌だ。正直怖えー!こういう、ひょっとしたら未曽有の大危機に際しては、麻生クンなんてドーデモ良い。政権にしがみ付きたきゃ、しがみ付いてろ、と言いたい。

恐らく、この世界同時株安の危機は、日本単独では何にも出来まいし、それ故、誰がソーリになろうとも、ドコの何党が政権を取ろうにも、どーにもならんだろう。

今の日本は最悪の時を迎えつつあるように思う。ならば当然に、腐りきって無能力集団と化した自民党を一刻も早く、政権中枢から排除すべきだと思うところだろうけれど、見方を変えればこれ以上悪くはならないだろうからホットケとも思う。

本来ならば、未曽有の危機に際しては、ただちに政権交代して手を打つべきだけれども、この最悪の状態をアト1年ガマンすれば、流石の自民党シンパも愛想をつかすと思う。だからホットクのもアリだ。

タダね、そこまで庶民の生活が耐えられるかというと、ビミョーだ。ワタシごとき庶民は、何とか年を越しても、その先、結構シビアな生活が待っていてアウトかも知れない。半分冗談、半分本気で自給自足生活の体制を準備しようかなんて考えてしまったりするのだ。ま、考えるだけだけど。

だから、やっぱり、解散総選挙で一刻も早く政権交代を望みたいのも事実。でもな、恐らく前エントリーに書いたように、国家よりも自分の地位しか目に入らないソーリと閣僚たちは、いかにして、その地位にしがみつくかしか眼中にないだろう。

制度上、解散権は総理大臣にあるからどーにもならんのだよ。ま、それを承知で自民党に票を入れた国民がバカなんだと、バカの一人である自分が言うのも情けないが、これまた事実だ。

でも、振り返って見れば、かつて自民党に表を入れた自分としては、詐欺だと言いたい。郵政民営化を掲げ、あたかも自民党をブッツブすかの様な背水の陣の様相を呈して、国民の信任を問うた小泉さんに、コロリといった人は少なくないはず。

自民党を圧勝に導いたのは、自民党ではなく小泉党ではなかったのか。これじゃ、人気の大スターが出演する映画を見に行ったら、ほんのチョイ役で、後は別の配役でーみたいなもんだ。そんな映画を見ると入場料返せと言いたくなるが、今の自民党に抱くのはそんなカンジ。昔流の言い方ではこれを羊頭狗肉と言う。

でもって、プレーヤーがそこにアグラをかいて屁とも思ってない。たまらんなモー。

さて、当たって欲しくないワタシの予感だが、なんだかんだ言いながら、結局解散総選挙は起こらないのでは?と、思う。理由は、何度も言うように羊頭狗肉政権だから。狗肉が狗肉を看板に掲げ、羊肉と堂々と勝負したら勝てっこない事は明らかだからだ。

も一つ、考えるだに恐ろしい予感は世界恐慌だ。ただ、かつての世界恐慌から1世紀近い隔たりがあって、その間に多くの学者がこれを研究しているのだから、同じ過ちを各国の優秀な頭脳がボケーっと見過ごすとは思えないから、タブン何とかなるのではという、獏とした希望もある。

その一方、既に低金利政策を続け、これ以上金利の下げようがない日本は円高にならざるを得ず、世界が救われても、日本だけが沈没するのではとの恐怖が・・・・

オーマイガーッ!

考えてもワカラン

というのが、専門家始め大方の気持ちでは有るまいか。

ではまた・・・。

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コメント

Harepanda様、コメントありがとうございます。
貴兄の真摯なるブログ、興味深いところですが、小生ただいまほとんど時間が取れず、いづれ、じっくり訪問させていただきます。

ところで、世間では自民党政府が官僚の言いなりと、あたかも官僚が悪であるかの様な風潮がありますが、私は官僚政治には批判的ではあるものの、今、この国を最も真剣に考えているのは官僚であると思っています(但しベストではない)。

要は、自民党議員が全くに近いほど、国民国家の事など考えもせず、自己保身に走っているがゆえに官僚の言いなりになっているだけなのでしょう。だから民主が政権を取ったとしても、官僚の言う事が正しければ、言いなりになっても一向に構わず、むしろ官僚を否定することにプライオリティを置くならば、それが民主だろうとその他の党であろうと、それはNGです。

何故、こんな事を言うかといえば、例えば環境問題を例に取ると分り易いでしょう。京都議定書が既に発効しているにも関らず、この国でCO2削減をマジメに考えているのは官僚しかいないからです。

えっ?!と思われる方は、手を胸に当て、冷静に、誰かこの国で冷静に具体的CO2削減策を提案しているいる者がいるか考えれば、おのずと答えが見えてくると思います。

おっと貴兄の論点と無関係な話をしてスミマセン。
官僚政治が悪とは限らない事を、この機会に読者の皆さんに言いたかったのです。

取り急ぎ、
よろしくお願いいたします。

投稿: ベンダソン | 2008/10/13 22:35

金融関係については釈迦に説法かもしれませんが、私は福田・麻生内閣について、非常に批判的な論点を持っています。

8月にロシアがグルジアに侵攻した時、世界中の先進国の首脳が活発な外交を繰り広げたというのに、当時の福田総理、高村外務大臣、そして麻生元総理は、何も対策をうちませんでした。

グルジアで戦争が起こるとアゼルバイジャンの石油が供給できなくなり、同時期にアメリカを襲った巨大ハリケーン「グスタフ」とあわせ、当時、最高価格だった石油がさらに高騰するリスクがあったのですが、高村外務大臣も、元外務大臣の麻生氏も、福田元首相も、誰も事態を理解していないという愚かしさ。経済政策も危機管理もあったものではありません。

アゼルバイジャンとグルジアは隣国で、アゼルバイジャンの豊かな油をグルジア経由で輸出すると効率的なのですが、パイプラインを自分の好きなように引きたがっているロシアは、昔からグルジアの政情不安をあおってグルジアルートの信頼性をおとしめるように努めてきました。

実際に戦争が始まると、線路が爆破されて石油が運べなくなり、黒海に面した石油積み出しの港であるポチはロシア軍に占拠されました。この程度のこと、普通に英語での情報収集能力があれば、すぐに分かることだし、元外務大臣で、話に時々英単語がまざる麻生氏が情勢を理解していなかったとは、信じがたいほどの愚かさとしか言えません。

結果として、原油はそれ以上は高騰しませんでしたが、だからと言って許される問題ではありません。問題は、福田内閣にも麻生内閣にも、経済・国際的な観点での危機管理能力など無いということなのです。

自民党員や支持者はよく、民主党には政権担当能力が無いと言いますが、万年与党の座にあぐらをかいて、自分自身で政策を勉強する習慣を失ってしまい、官僚の思うがまに馬鹿にされコントロールされている自民党の政治家より、官僚に頼れない分、自分たちで勉強している野党の政治家のほうが政策に詳しいことも増えてきました。長妻議員に年金に関する議論を挑んで勝てる自民党員や官僚はいないのは、典型例です。かつて、あだ花に終わった社会党や新進党とは、こんどの民主党はわけが違います。民主党は自前のシンクタンクを持っているくらいですからね。

興味があれば当方のブログをごらんください。

投稿: harepanda | 2008/10/10 17:51

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