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2008/11/21

国民を人質に取った断末内閣

麻生内閣のアホらしさは、過去ログに書いた通りだ。解散が長引けば長引くほど、自民党内閣が長引けば長引くほど、日本国にとっては不利益なるも、徹底的に無能ぶりを晒して国民が完全に愛想を尽かし、政権交代が起こるためには、それも仕方ないと言うような主旨を書いた。

拙ブログ2008/09/22「麻生総理でよかった」から自家引用しよう。

http://yahhoo.cocolog-tcom.com/goodwill/2008/09/post-900d.html

<引用開始>

ところが幸か不幸か、麻生氏が総理総裁だから、知れたもの、ここで解散総選挙なんてやったら、政権交代が起きて三日天下の可能性が高い。民主党始め11月初めの総選挙が定説のようになっているけれど、やっと手に入れた総理総裁の席を手放すような冒険を麻生氏はやるだろうか。

(中略)

とゆー事は、麻生氏もまたこれまでの自民党総理総裁と同じく、国政よりも自分の名誉が大事と読めるから、しぶとく総理の席にしがみ付くだろうという事。こーゆー予測は、11月総選挙を既定事実として言う専門家とは全く反対だし、外れてくれる方が良いかれど、客観的な状況から見れば、そう思えてしまう。

麻生氏が秋葉原のオタクから人気が有るとかないとか、そんな与太話が本当だとしても、そういう連中は決して選挙には行かないだろうから、どの道麻生氏の若者人気なんてのは、どーも胡散臭い。

タブンそんな事は、麻生氏自信が一番良く知っているのだろう。だから、はたして、麻生氏に解散総選挙をやるだけの自信と度胸が有るのか、この一ヶ月は見ものなのだ。

<引用終わり>

麻生内閣発足の時、11月初めの解散総選挙説を識者や政治家達はあたかも既定事実であるように言っていた。信頼すべき情報の中にあっては皆そう思ったのだろう。でも、そんな「信頼すべき」「特別な」情報に接しなくとも、大きな流れを、これまた大きく俯瞰して見ていると、本流というか、大きな流れが見えてしまうものだ。

だから、拙ブログでは、解散総選挙は無いと読んだ。そしてそれは当った。今は1月総選挙とか言われているが、果たしてどうだろうか。国民の審議を問うならばとっくにやっているはずである。

何故出来ないか、それは自民党諸氏が一番良く知っているハズ。負けるからだ。そのことはねじれ国会が始まった時点で、強烈な恐怖感として彼らを襲っていたはずだからだ。

昔、日本が核廃棄物を南の海に沈めようとして、かの国から反対された時、きちんと処理してるから安全ですと言ったら、そんなに安全なら自分の国に捨てれば?と嘲笑された。

そうなのだ、物事大きく俯瞰して見れば簡単に分かることを、部分だけに着目してしまうと、限定条件だけでモノを考え辻褄を合わせてしまい、トンデモなくおかしなことをやっても自分では気が付かなくなるのだ。

全てとは言わないが、かなりの部分、利権構造にどっぷりつかった自民党政権がまさにそれだ。政権を離したら、利権から離れてしまい、全く惨めであることは、本能的に分かっているのだろう。だから、なにがなんでも政権にしがみ付きたい。けれど選挙をやったら負けてしまう。

泥棒にも3歩の理というわけではないが、利権屋にも言い分はあって、それで世の中上手く回っているのだと考えるのだろうが、マイナス成長になり、国家と国民に余力が無くなれば、そんなことは許されなくなる。

でも、今更利権構造にどっぷりつかってきた人々には、それ以外の生き方が、タブン理解できないし、考えることも出来ないのではないだろうか。たとえば、談合を必要悪だと言う人には、それが違法だと幾ら言っても理解できず、談合の良い面ばかりを言う。俯瞰して見れば、犯罪をどんなに意正当化しても無理なことは分かるはずだが、それが分からないのだ。

で、現自民党麻生政権を俯瞰して見たとき、その成立過程から既にヘンテコリンであったのは、過去ログにも書いた。つまり、政権という国家の政策を誰に任せるべきかを考える話なのに、ほとんどどーでも良い政策と全く関係ない、やれアキバ系だとか、或いは対立候補の人格がどうたらこーたら、風評ばかりがとりざたされていたからだ。

要するに、根っこがない。天下国家をどうするという根っこがないから、本筋と関係ない話ばかりが行きかうのだ。そして、そういう話しが行きかっていたのは自民党なのだ(←総裁戦のこと)。

何度も言って恐縮だが、戦後このかた日本の政治は自民党が独裁してきた。その結果がこれだ。それでもなお、自民党を支持するか否かは、夫々の勝手であるけれど、利とか個人とか特別なつながりが無いならば、今は2大政党にイデオロギーが対立していないのだから、自民党を支持する理由はあまり無いように思う。

何より、大きく俯瞰して見たとき、2代続けて政権を放棄した総理に続いて成立した麻生内閣の迷走ぶりは救いがたいものがある。定額給付金に限らず、政策の主張はコロコロ変わるし、何より許しがたいのは、経済対策優先と言っておきながら、第二次補正を組もうとしない。

野党である民主党が、二次補正を出せと言っているのに、給油法案を優先する様は、国民生活よりもアメリカのポチを演ずる方が先に見えてしまう。勿論給油法案を一概にダメと言うのではない、きちんと審議すればよい。

だが、二次補正を盾に給油法案を押し通そうとするようでは、国民を盾にとってアメリカに追随してるようにしか見えないではないか。アメリカは日本の大事なパートナーだから一概にそれが悪いとは断定できないが、「国民のために必要な政策をやりたければ、ボクの言うこと聞いてくれなきゃヤだよ」って、程度の差こそあれ、北の金何某とやり方は同じではないか。

アホを晒すだろうから自民党を潰すには麻生政権を歓迎すると、過去ログにも書いたが、政権交代までに国民が再起不能なところまで疲弊しては元も子も無い。世界恐慌の恐怖が拭いきれない中、衆議院の満期解散まで、国民生活が耐えられるかチト心配になってきた。

かつて、自民党をぶっ潰すと言った小泉さんは、米百票の精神を説いたが、皮肉にも、それが今別の意味で当てはまる。自民党をぶっ潰すには、麻生内閣が続けば続くほどダメぶりを発揮するのが一番。だから国民の皆さん、任期満了まで耐えて欲しい!ということか。

なんか、アホらしくなってきたな。では、また。

     

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