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2009/09/23

信じ難い事

20090831piquet

世の中には、真実と言われても信じ難い事がままある。F1における

ピケの故意クラッシュには、いくら世界最高峰のドライブテクニックとは言え、にわかには信じ難いが、ルノー自身が認めてるから間違いないのだろう。へたすりゃ死んじまうぞ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090921-00000095-jij-spo

<引用開始>

ルノーを2年間出場停止=ピケの故意クラッシュで-自動車F1

9212238分配信 時事通信

【ロンドン時事】国際自動車連盟(FIA)の世界モータースポーツ評議会は21日、F1世界選手権シリーズで、故意に順位操作を行ったルノーに対し、2年間の出場停止処分を決めた。
 同日パリで開かれた聴聞会で、ルノーが不正を認めた。FIAは声明で、「ルノーはスポーツの品位を汚しただけでなく、観客や役員、ドライバーの生命を危険にさらした」と強く非難した。
 ルノーは昨年のシンガポール・グランプリで当時起用していたネルシーニョ・ピケ(ブラジル)に意図的にクラッシュさせ、セーフティーカーの導入を誘発。これで優位となった同僚のフェルナンド・アロンソ(スペイン)が優勝した。チームを解雇されたピケの告発で不正が明るみに出た。
 既に、順位操作を仕組んだルノーのブリアトーレ前代表とシモンズ前技術責任者が辞任しているが、FIAはブリアトーレ氏は無期限、シモンズ氏は5年間、F1から追放とした。ピケは調査協力で責任追及を免除され、またアロンソは関与の事実なしとされた。

<引用終わり>

あと、よく言うのが神業と言う言葉、なんでもない時に見て神業だと思うのだから、アンビリーバボーなアクシデントの最中に神業を成し遂げると、アンビリーバボーの100倍くらい信じ難い事になって、もう神を超越してしまう。このパイロットは、絶対人間ではない。もし人間なら人類最後の1人に違いないとさえ思う。すげー!!!

で、ここ数年の出来事を振り返ってみると、911テロにおけるWTCビル崩壊も、とてもアンビリーバボーだ。あの崩壊はどんなもっともらしい説明を聞いても納得しかねる。それは7不思議ならぬ7つの奇跡が重なっているからだ。

先ず、よく言われるジェット燃料が燃えた熱で鉄骨が崩壊したとする説は、とても専門家の言う事とは思えない。ジェット燃料はケロシン類だから重量当たりの発熱量は大きいが、燃焼温度は高くない。前者は指量変数、後者は指強変数なのだ。

つまり純粋酸素の中で燃やさない限り、大気中では鋼の溶融温度約1500℃の半分程度の温度にしかならない。だからいくら大量のジェット燃料が燃えたとしても温度は上がらない。指量変数と指強変数を混同しているのだろう、750kcal750kcal を足せば1500 kcal だが、750度と750度を足しても1500度にはならないのだ。

理にかなった説明だなあと思うのは、独特のビルの構造から来るものとの説明だ。800℃程度の加熱で、外周部コラムの強度低下と曲がりが生じ、外周部壁上のコラムと内部コア構造体の間のフロアーを支える支点が構造的弱点になったことが、崩壊の直接の引き金になったと多くの専門家に認められている。と、ここまではフムフムと納得するが、その先の説明が途端に荒っぽい。

燃焼したフロアーの桁が強度を失い、外部コラムが外方に曲がり10階分のフロアーが落下、次々落ちてきたフロアを下のフロア支点で持ちこたえる事が出来ず、次々と起る落下がドミノ現象を呈し、ビルの内部は10秒以内に底部まで、200km/hの高速で崩壊したと言う。

専門家が言うのだから間違いはないのだろう。理にかなってはいるのだろうが、ほとんど物の落下と同じ時間で崩壊するなんてそんな奇跡的な事、有り得んだろう。まずそこで納得するには至らない。別に陰謀説がどうたらこうたら言うつもりはないが、奇跡がそんなに重なるものだろうか。重なる奇跡を順次挙げてみよう・・・。

次なる第2の奇跡はいっぺんに5階とか10階のフロアが抜け落ちるだろうかということ。1層2層のフロアが下の階のフロアに落ちたからと言って抜けたりはしまい。専門家が言うように、10階分がドカッと落ちてきたらそりゃフロアも抜けるだろうが、いっぺんに10層分のフロアが、せーのと同時に落ちた?なんてちょっと信じ難い。

第3の奇跡は、そのフロアの抜け方だ、どこにも引っ掛からず、ストンと上の階の床が均等に同時に下の階のフロアに落ちて、次々と最下階までずれること無く乗っかっていった?そんなの奇跡だ。

第4の奇跡は、側壁のコラムが同時に崩れていること。ビルは外周部壁上のコラムと内部コア

構造体の間のフロアーを支える構造になっている。元々ビルは下の階が上の階の重量を全て支えている。上の階が崩れたからと言って、支える重量は変わらないのだから、少なくとも柱が受け持つ鉛直過重は変わらない。

奇跡的にフロアーが次々抜け落ちたとして、鉛直過重を支えるコアと外周部壁上のコラムまでが何故同時に崩れたのだろうか。少なくとも、外周部壁上のコラムが外に反って床の支点が外れ床が落ちたのならば、コラムはぐにゃりと外に曲がって落下し、コアはそのまま残るか倒れるのでは?鉄骨がまるで砂のように崩壊する?砂上の楼閣じゃあるまいし、鉄骨でっせ?まさに奇跡だと思う。

第5の奇跡は、崩落のビデオを見る限り、それはまさに、床も柱も一気にしかも真下に、少しのズレもなく、あたかもビルの爆破解体の様に崩れ落ちていた。人為的に解体する場合は、中央から外壁に向けてワイヤロープで結束し、中央を最初に爆破し崩落させ、ロープで外壁を内側に引っ張り込むようにして次々と外壁を爆破するので、外に傾かないで内側に倒れこむようにビルが崩れ落ちる。

そうした装置を施さずに、あれだけの超高層で縦横比がペンシル型のビルが、傾いたり散らばったりしないで、ほぼ真下に崩れおちるなんて、奇跡としか言いようがない。少なくとも鉄骨構造のビルが火災で崩壊するなんて聞いたこと無い。

第6の奇跡は、こうした奇跡が一つではなく3つのビルで起こっていること。WTCの二つのビルが同じように崩落した事を、同じ条件ならば同じ結果が起きたと考えれば、以上の奇跡は奇跡ではなく当然の結果と見ることも出来る。

だがたった2例でそれを信じるのは科学的推論に似て非なるものだ。起きている奇跡の数々が原因となる現象から当然に予測された結果であると証明されない限り大雑把過ぎる。極めつけは、WTCの一角から離れた所に立っていたソロモン・ビル(←と記憶してるがあいまい)が8時間後に崩壊したことだ。何しろ構造が違う。確かに近くではあるが、同じ街区のビルが崩壊してないのに何で?だ。やはり奇跡が起こったとしか思えない。

第7の奇跡は、ほとんど物の落下速度と同じ速度で瞬時に崩落したこと。上から次々ドミノ倒しのように崩れていったのなら、各階でブレーキがかかるはず。一気に落ちたと言う事は、一気に下層階が破壊されたことを意味するはずだ。もしそうであれば、上記数々の奇跡は奇跡ではなく当然の現象となる。

911テロは信じ難い事だけれど、犯人が分かっているから、その行動原理は容認できるものではないが、飛行機がビルに突っ込んだという事実と原因はすんなり理解できる。だが、その後のビル崩落は、どうにもその原因が理解できない。

さりとて、アメリカのTV番組が流していた陰謀説と言うのも、こじつけじみていてリアリティが無さ過ぎる。あらかじめ鉄をも溶かす軍用爆薬が仕掛けてあったとの推測は、何千人もの人が出入りするビルには不可能だろう。

仮に仕掛けられたとしても、ワイヤーを張らずに、爆破だけでどうやってあんなに真下に崩落させられたのだろうか。そう考えると話しとしては面白いが荒唐無稽に過ぎるように思う。第一外壁の鉛直構造部材までもが崩落した説明がつかない。

私にとっては、専門家がどんなにもっともらしい崩壊メカニズムを解明しようが、あるいはTV番組が、これまたもっともらしい陰謀説を唱えようが、WTCビル崩壊は部分部分の説明ではナルホドと思わせても、全体を通すと奇跡がいくつも重ならないと起こり得ないから、あまりにも多くの謎が有り過ぎる。

奇跡的な事は二つ重なればほとんど神の領域だと思う。それは先に紹介した飛行機事故を見てもお分かりいただけるだろう。翼が折れた飛行機を超絶アクロバット技術で、無事着陸させた事は技術だけではなく奇跡だと思う。だが無事着陸した時、そこにたまたま他の飛行機が突っ込んできたら絶対絶命だろう、たった3つの奇跡でアウトだ。

奇跡はあり得ない事だから奇跡であって、故に同時にいくつもの奇跡は起こり得ない。だがWTCビル崩壊はいくつもの奇跡が重なっている。それが同時に崩落と言う一つの現象に凝縮されているから分りにくいだけなのだ。

陰謀説を荒唐無稽と言ったが、それは何千人もの人が出入りするビルにワイヤーを仕掛ける事は不可能だからだが、軍用高性能爆薬を仕掛ける事は不可能ではないだろう。補修を装えば天井裏にいくらでも仕掛ける事は可能に思える。そして実際に補修は行われていた。

もし、ワイヤーを張り巡らさなくとも、ビルの下層階全体をいっぺんに爆破すれば、そのまま下に崩落するだろう、そう言えば、崩落したのは飛行機が突っ込んで、熱害が最も大きいはずの上階はそのまま、ダルマ落としのようにストンと落ちて行った。こちらの映像の620秒からの右の画面をご覧いただきたい。

ジェット燃料は下の階に流れ燃えていたからだと考えてみても、実際に映像を見ると、やはり飛行機が突っ込んだ階が激しく燃えているから、熱が上に伝わらず下に伝わった事になる、崩落の引き金となった外壁部鉛直構造部材が熱で強度を失ってというより、下の階が崩れてのダルマ落としだ。どういうこと?との疑問が付きまとう。

旅客機が突っ込んだ下の階を、ほとんど一瞬に爆破してしまえば、ワイヤーを張らなくても上階はストンと真下に落っこちるから、ああいう崩落は可能な気がする。そう考えれば、爆薬を仕掛ける事は不可能とは思えないから、軍用火薬で爆破されたと考える方が、いくつもの奇跡が重なったと考えるより合理的だ。

件の米国TV番組のように、陰謀だと言うと何やら人間が軽く見られそうで、あんなものは荒唐無稽と否定してしまいがちだが、いくつもの奇跡が重なったと考えるくらいならば、陰謀はともかくも爆破されたと考えた方がはるかに現実的に思うのも事実。

そして、もう一つそこから導き出される推論は、もしも本当にこのTV番組が言うような陰謀説があったならば、それはとんでもない闇の力ということになるから、そんな主張をする人間がタダでは済まないはず。タダで済んでいると言う事は陰謀ではないだろうとの自己矛盾だ。

ところが、この陰謀説、件のTV番組の類はその後、報道はされて無いと言う。さて、どう考えたら良いものだろうか。単なるインチキ番組だから報道されない?真実だったから圧力がかかって報道されない?

仮に圧力だったとしたら、では何故ユーチューブにこの番組がいっぱい残されているのか。それほどの闇の力ならば、これらが野放しと言うのは、これまた自己矛盾におちいる・・・。考えだすとキリがないドグラ・マグラだ。さて、アナタはどちらと思うのだろうか。

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コメント

○かなぶん様、コメントありがとうございます。

ピケJrは、ホント鉄の精神と肉体それに、少し足りないのかもしれません。

例の鉄骨は、曲がってないで溶けてるんですよね。あんまり話題にするとおっかない気もします。

○taka_19682002様、コメントありがとうございます。

>息子かと思いましたが,やはりそうでした。
>私も年を取っているという事を,実感しました。

ミー・ツーです。
ヤバイです。

投稿: ベンダソン | 2009/09/24 17:22

こんばんは。

スポーツが公正な競技として成立するためには,
敗退行為をしない事が前提と考えます。
今回の例は結果としてチームが勝利したため,
厳密には敗退行為に当たらないと思いますが,
スポーツマンシップには反するなとは感じます。

故意に起こすクラッシュについては,
やはり下手すりゃ死ぬなと感じます。
(昔より車体の安全性が高くなったとしても)
命じた側に対しもっと怒らにゃ如何と思います。

余談になりますがNelsinho Piquetの名前を見て
往年の名パイロットであるNelson Piquetの
息子かと思いましたが,やはりそうでした。
私も年を取っているという事を,実感しました。

投稿: taka_19682002 | 2009/09/24 02:06

こんばんわ!

文系はサッパリなかなぶんです。笑

理屈、屁理屈は大好きですが。

イタリア戦最終ラップでのハミルトンのクラッシュ映像を見ると、マイクタイソンにぶん殴られたぐらい首が振れていました。
あれを故意にやれと言われてもかなりの恐怖感があると思われます。

昔は、計算上ぶつかるはずのないハンドルにヘルメットがぶつかることがあったようですし。
首かベルトが伸びるしか説明が付かない。笑

ピケJr.は鋼の精神の持ち主??

私、仕事柄鉄を真っ赤にあぶったりしますが、赤くなるまえは、少し柔らかくなりますが元の強度の三割引きぐらいしか柔らかくならない感じですね。

真っ赤、つまり千度を越えると一気に七割ぐらい落ちる感じです!

材料にもよるんでしょうけど。

まーず、不思議な崩れ方ですねー。

確率論からしても、摩訶不思議な話なのでしょうか?笑
民主党の議員さんが国会でも質問してましたが、マスコミは見事に知らん顔してましたね!

次はインフルエンザでお願い致します。笑

投稿: かなぶん | 2009/09/24 01:03

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