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2009/12/14

風化させてはならない高知白バイ事件

どうにか仕事のピークが過ぎ、一段落。そろそろ更新するかとブログランキングを見たら、どこにも見当たらなかった。ま、当たり前か。で、久々更新の今日のお題は、「高知白バイ事件」だ。前から、書きたいと思っていたが、所謂冤罪疑惑事件の常で基本となる事実があいまいなので、調べるのに時間がかかってしまった。

この高知白バイ事件に限らず、冤罪疑惑事件の報道とか、ブログ関係に共通しているのは、肝心要の事件そのものが、いまいち分かり難い点だ。以前にも書いたが、おそらく、あれっこの事件、なんかヘン?と疑問を感じた人々は、調べていくうちに疑問がどんどん膨らみ、同時に知識も増えるにつれて、前提となる事件そのものは自分の中で当たり前のことになり、当たり前に皆さん知っているだろうと錯覚を起こすのではあるまいか。

イチローってすごいよねーと言うとき、イチローがどこのどなたかなんて誰も説明したりはしないが、プロ野球に全く無関心な人にそう言っても、はあ?だろう。

と、言うわけで、まずは高知白バイ事件について整理しよう。①何が起こったのか、その事故の概要、②何が問題となったのかその争点についてだ。で、その前に一言、この事件については山下洋平著「あの時、バスは止まっていた」(ソフトバンククリエイティブ)に詳しく書かれているので一読をお勧めする。大変読み易い文章であっという間に読み終えてしまう。で、今日の記事の図はこちらからの引用が主だ。では・・・、

     事故の概要

001 事故は位置図の場所で起こった。具体的にグーグルアースで見るならば北緯33°3116.21″、東経133°2824.16″の場所で探すと良い。そのグーグルアースの画像に事故状況を加筆したものも載せておこう。

現場は南北に走る4車線の道路で、左にレストラン、右に小さな道路が接続した┣型のT字路で、図の下から北上してきた車がこの道に入るための右折帯と信号があるので、りっぱな交差点と思ってしまうが、信号は押しボタン式だ。

Photo 事故は、左のドライブインから道路に進入し反対車線に右折し南下しようとしたバスの右前部に、北上してきた白バイが突っ込んで、白バイ隊員が死亡した。

Cut 現場の写真は、様々なブログで紹介されているので省略するが、いづれもこの4車線道路を南側から北を見て写した写真がほとんど。右折帯と信号機が写っているので、現場の見取り図無しで、現場写真を見てしまうと、ここが信号処理されたバイパスの交差点と勘違いしてしまい、これが多くの方々に誤解を招いているように思う。┣型のT字路ではあるが、実態は交差点とはいえ直線路に近く、道路脇のレストランから反対車線に右折しようとしての事故だ。かなりの方が「交差点」という単語に反応してしまい、頭の中で大きなバイパスの交差点内の事故と勘違いしているように思う。

絶対に事故を避けようと思ったら、このバスは左折して北上し、どこか安全な場所で回転し南下するしかないというが、このロジックでいけば右折が危険なわけだから、バスは左折しかできず、どうやっても同じ道路の反対側には行けない。向きを変えるには、どんなルートを設定しようとも最低左折3回+右折1回か、右折3回+左折1回が必要で、いづれも必ず右折があるからだ。これについては後ほど触れる。

     争点

この事故の争点は、道路左(西)のレストランから出てきたバスが左から来る車の流れの切れ目を待って、センタラインで一旦停止していたか、あるいは動いていたかが争点となっている。

拙ブログへのコメントには、いくらこの点を説明しても大型車の右折は危険だと主張する方がいたが、右折の是非は全くこの裁判の争点ではないし、そもそもこの事故とは無関係な大型車の右折が危険だという一般論の自説を主張して、いったい何の益があるのか首をかしげてしまう。

大型車の右折が危険であるから右折するなと言うなら、それは道路交通法一般の話なので、同法の改正に関する論議としてすべきものだ。

さて、ちょい横道に逸れたが、この争点に対する双方の主張はこうだ。

□バス運転手:いったん停止したバスに、猛スピードの白バイが突っ込んで来た。

□警察:バスは動いており、それを避けきれなかった白バイがバス左前部に衝突し、バイクを引きずって止まった。

で、最大の争点が「その時ハスは止まっていた」か否かというわけだ。バス運転手の主張が正しければ、冤罪となる。

■疑問点

勿論、警察が挙げた証拠が理にかなったものならば、ただ相手が白バイだからと言ってこうまで冤罪疑惑とは騒がれるはずもない。そこには理由があり、その理由に対して何一つ客観的合理的な説明が警察検察・司法当局からなされず、主観的な説明ばかりだからだ。

     目撃者27対1の謎

002 先ず最大の疑問が、これだ。図に示すように、この事故の第三者の目撃証人がかくも大勢いるにも関わらず、証言が証拠採用されたのは、いわば身内である反対車線を走ってきた白バイ隊員の証言のみという点だ。

     バス同乗者(引率教員3名、生徒22名、計25名)

     バスの後ろから事故の週刊を目撃した校長1名

     事故直前に白バイ隊に追い越され、員後ろから事故直後を目撃した軽トラ運転手1名

     反対車線を走ってきた白バイ隊員1名

27対1で証拠採用されたのは警察の身内である白バイ隊員の証言のみ。裁判所の言い分がふるっている。いわく「供述者が,第三者であるというだけでその供述が信用できるわけではない。」おいおい、じゃ誰の証言だったらいいのよ、と突っ込みたくなる。

     スリップ痕の謎

http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/27958709.html

スリップ痕の写真が証拠提出され、有罪を検定付ける物的証拠となったが、様々な観点から考えれば考えるほど、物理法則に反した捏造疑惑のオンパレード、ケネディ暗殺の疑惑の銃弾を彷彿とさせる。例えば・・・、

     そもそも付くはずがないスリップ痕

バスは時速510kmで走っていたとする検察の主張だが、そんな速度で1.2mものスリップ痕がつくか。あり得るとする裁判所の判断の科学的根拠が知りたい。このバスはABS付きなのでそもそもブレーキがロックしないはずだが、この速度ならばABSは働かないというので無理やりこの速度にこじつけた感があり、そこで今度は510kmの速度ではたして1.2mものスリップ痕が付くかとの疑惑が指摘されると、それはあり得るとの断言だ。実験してみりゃすぐ分かることだろうにマカ不思議な裁判所だ。そもそも510kmの速度ではABSが働かないというのも本当なんだろうか、この車種で確かめたのだろうか。てゆーか、こんな話いったい誰が信じるというのか、文化系の全くの機械オンチは信じるかも知れないが、ふつーに車を運転している人が信じる話だろうか?片側2車線の道路を横切って、つまり静止から発進し6.5m先で1.2mものスリップ痕が付くなんて、フェラーリかGTRの世界だろう。それがバスとは・・・いやはや荒唐無稽な話だ。とは言え世の中に絶対は無いから、あり得ると言われればそれまで。でもその辺の立ち話をしているのではない、情緒性を排除した最も論理的な判断がされるべき裁判において、「あり得る」はあるまい。恣意的あるいは冤罪と言われたくなければ、先に述べたように裁判所が推定した状況を再現実験すべきだ。じゃなかったら永久にインチキ裁判の疑惑は晴れまい。でも、そもそも、仮に実験で再現できたとしても、そのことを持ってスリップ痕が真実である証拠にはならない、スリップ痕が付く可能性があるというだけなのだ。

     タイヤ溝が無い

通常付くはずのタイヤ溝跡がないのっぺらぼうのスリップ痕。これ、どう説明する?

     時間とともに変化するスリップ痕

この事故のスリップ痕は通称オタマジャクシと言われるように、先端がオタマジャクシの頭のように黒ぐろとしており、時間とともにそれが消えており、あたかもコーラか何かで描いたような印象を与える。

     路面くぼみにも付いているスリップ痕

スリップ痕は、タイヤゴムの最大摩擦係数を超えた外力が働き、タイヤが引きずられてゴムが路面に削られ付着したものだ、そして路面舗装の表面は小さな骨材のでこぼこが付いているし、そもそ、もつるつるでは摩擦係数が低くなり過ぎて危険だ。だから路面舗装には凸凹が有り、突起部分にはゴムが引っ掛かりスリップ痕が付くが、くぼんだ部分には物理的に付かない。証拠写真のようにくぼんだ部分まで黒ぐろしているということは、液体で書いたことを意味するのではないかとの疑念が湧くのは当然だろう。

     なぜ8か月も後になって?

このスリップ痕の写真は、事故後8か月もして突然出てきた。しかも当のバス運転手は実況見分に立ち会っているが、一度もその存在を確認していないという。本当に現場にあったスリップ痕ならば、決定的証拠なんだからその場でバス運転手に確認させ、最初から証拠として提出すすはずだし、多くの目撃者が見ているはずだ。8か月もたって写真が出てくるということは、誰か目撃者が現場写真を撮っていたら捏造がバレるので、慎重に内部検討を重ねてきたと見る方が自然だろう。

     白バイ速度の謎

現場は普段から、白バイ隊員の練習場として、100km超の猛スピードで白バイが走っているのを地元の人たちは目撃している。そして軽トラ運転手は事故の白バイが、10m前方の横から出てきて追い越し100km位のスピードで、みるみる間に見えなくなり、その直後に事故現場に至ったと言う。このとき軽トラ運転手は少しブレーキを踏みスピードメーターで5055kmを確認したという。建前はともかく、この状況を、一般ドライバーなら皆うなずくことだろう。だが裁判所の判断は、10m前方に白バイが出てきたなら急ブレーキを踏むはず、だからこの証人の言う白バイが100kmくいらいでで走っていただろうという証言は信用できないと退けたが、実に不可解な論理だ。だって正確に100kmかどうかを言い当てるのが争点ではあるまいし。

     証言を検証しない謎

裁判所は、27人の第三者証言をことごとく退け、現場前方から走ってきた白バイ隊員の目測証言を証拠採用した。この証人となった白バイ隊員に、彼が主張する状況で再現実験をしてみたら良い。軽トラ運転手の証言に対しては、揚げ足取りのように言葉のアヤを突いて信用できないとしたり、現にバスの後ろから事故を目撃した校長やバスに乗っていた全員が、バスは急ブレーキは踏んでないし、止まってたと言うのに、その証言を退け、この前方から走ってきた白バイ隊員の証言を採用する根拠はいったい何か。それほど凄い測定能力があるなら、公開実験で検証すれば、警察にとっても大変な自慢になり普段の訓練をアピールできるのになぜやらないのだろうか。言ってることがウソかホントは、再現実験すればすぐ分かることなのにそれをやらないでホントだと主張するならば、嘘を付いてますと言うに等しいと思うがいかがだろう。

この他キリがないくらいに数々の疑問が湧くが、こちらのブログに詳しいので参照願いたい。

http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737/43822516.html

なわけで、ちょっと考えただけでも不可解な謎が多すぎるし、その謎に対する捜査当局、司法当局の説明や解釈は、警察に間違いはないのだの一点張りだ。間違いがありそうだからの冤罪疑惑なのに、正しいから正しいのだでは、非論理的過ぎて話にならない。これが日本の司法当局の実態かと愕然としてしまう。

勿論、私はこの事故について報道される以上の情報を持ち合わせてないから、その知識だけを持って、このバスの運転手は冤罪だとは断定できないが、それ以上に有罪だと断定できる根拠も見当たらないのだ。

そして知り得る限りでは、警察や司法当局の主張の根拠は、警察官はウソを付かない、間違えないとの前提で成り立っており、これが崩れると、一気にこの裁判は怪しくなってしまう。だからなおさら、警察の主張や証拠が本当かどうかを第三者機関で調べるべきだろう。

真実を知り、正しい事を主張する者にとっては、その方が願ってもない事なのは言うまでもないだろう。普通そうだと思うが違うのだろうか。真実を知り正しい事を主張する者が、真実を明らかにしたがらないなんてことがあるとすれば矛盾も甚だしい。

この事故の裁判は、くどいようだが警察は嘘を付かない正しいとの前提で成り立っているが、その証明をせずに、何ゆえにスリップ痕の写真が真実と断定できるのか不思議でならない。正しいから正しいんだ式の情緒が支配する裁判ではないか。

有罪判決を受けた被告人にいちいち関心を持っていてはやってられないと言うことなんだろうか。業務の効率化よりも、その業務が正義を守り維持するものであるのだから、優先すべきは正義を守ることであって、手続きや業務の効率化や、組織防衛ではないはず。

今、上告を棄却されて刑務所に収監されているバス運転手片岡さんのブログには警察に対する公開質問状が紹介されているが、今もって無視され続けている。しかし、この質問は至極妥当なものだ。そしてこういう疑問に何の説明もなく、警察は正しいのだとして刑務所に収監される身になってみれば、メンドクサイでは済まされない。

まして誰しも疑問に思う点だ。そしてインターネットで全国配信され、ネット上で多くの人々が同じ疑問を感じ、警察の証拠ねつ造が疑われているのだ。誰しも同じ公開質問状を出したいところだが当事者ではないから出せないし、出せたとしてもそういう警察では、後でいったいどんな仕返しをされるかわかったものではないから恐ろしくて聞くこともできまい。

だが、人の口に戸板は立てられないし、心に思うことを打ち消すことも出来ない。だから、何より警察に非が無いならば、答えれば済む話であり。それに答えられないところに、この事件の顛末を知った多くの人々に冤罪を確信させてしまうのである。

ここで言えることは、もし証拠がねつ造で冤罪ならば、この公開質問には答えられないということ。そして今現在、高知県警は答えていない。

最後に、片岡さんのブログ「雑草魂」から、県警に対する公開質問状を引用しよう。

http://blogs.yahoo.co.jp/zassou1954/45418581.html

<引用開始>

今日半日待ちましたが、私の質問に対しまして、回答が寄せられませんので、
このブログで、内容を記載します。

      ** ** 殿
私は、近々「無実の罪」で刑務所に入る片岡晴彦です。平成20年9月5日、
貴殿が行った記者会見の内容について疑問があり、この質問状を出します。

 私は、支援者の協力のもと平成19年8月30日、9月22日、11月17日、平成20年9月2日
の合計4回バスの走行実験を行いました。この内、最初の3回は白バイに衝突された
実際のバスを使いました。その結果、何回実験をしてもスリップ痕は付きませんでした。

 次にどのようにすればスリップ痕が付くかを実験しました。
その結果、急発進し急ブレーキをかけるとやっと、20~30cm程度のスリップ痕が
前後輪(合計6輪)とも付く事が分かりました。

 しかし、この時乗客は、前のめりになり、怪我人が出ても不思議でないほどのショックがあります。
この模様はテレビで、何回も報道されていますので、貴殿もご覧になっていると思います。

 記者会見で、貴殿が「実際のバスは、白バイを巻き込み走行しており、状況が違う」
と発言したことを、翌日の高知新聞の記事で知り驚きと共に憤りを感じています。
 そこで、今回下記の事項について質問しますので、平成20年10月15日までに文書で
回答いやだきますようお願いいたします。
 貴殿からの回答が来るころには、私は塀の中にいるかもしれませんが、私に代わり妻が、
「質問状を出した事」および「貴殿からの回答」または「回答がない事」を
(支援する会)や(マスコミ)に発表し公開いたします。



1、「白バイを巻き込み走行した」とはどのような状態を指すのか、
   図又は写真を使い説明して下さい。

2、 通常走行から停止したのではスリップ痕は付かないが、白バイを巻き込み3m引きずると
   1m以上の痕跡がつく理由を、素人にも分かるように説明して下さい。

3、 左右の前輪には1m以上のスリップ痕が付くが、Wタイヤの後輪には
   全く付かない理由を力学的に説明して下さい。

4、 路面に付いたスリップ痕の先端の色について、最初は薄いが夜になると
   真っ黒になる理由を化学的に説明して下さい。

<引用終わり>

本日これにて。

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追記2009/12/15):

昨晩、記事アップ後、本文中に「向きを変えるには、どんなルートを設定しようとも最低左折3回+右折1回か、右折3回+左折1回が必要で、いづれも必ず右折があるからだ。これについては後ほど触れる。」と書いておきながら、これについて書いてないことに気がついたので、追記する。

バス運転手片岡さんは、バイパス反対車線に右折で出ていこうとしたことに対しては、事故を未然に防ごうと思えば間違いであった、一旦左折して安全なところで回転して戻ってくれば事故は防げたかも知れないと認めている。

そうかもしれない、そしてこのことが裁判の争点ならば、誰も疑問を挟まないだろうし、片岡さん自身もそれは認めている。だが争点は右折の是非ではなく、止まっていたか否かなのだ。

だが、私はあえて片岡さん自身が認めていることにも疑問を感じる。右折がいけないならば、法で禁止すべきなのだ。しかし本文中に述べたように同じ道路には右折なしでは絶対に戻っては来れない。だからこそ、裁判の争点は右折の是非ではなく、右折の仕方つまり安全確認にあるわけで、その安全確認を決定付けるのが、バスは止まっていたか否かなのである。

そしてバスの乗客は、運転手片岡さんとは全くの他人である第三者で、誰ひとり急ブレーキを踏んだとは言ってないし、車外で見ていた証人もバスは止まっていたと証言している。

尚、事故の状況について、この追記を書いてる最中にこんな記事に出くわした。事故の状況については、図も説明も、私の記事よりこちらの方が、はるかに分かりやすい。

http://www.news.janjan.jp/living/0809/0809036175/1.php?action=tree

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コメント

鉄馬様、コメントありがとうございます。

下記janjanの記事によれば
http://www.news.janjan.jp/living/0809/0809036175/1.php?action=tree
保険会社は片岡さんを無過失と認定したとの記事が出ています。

これをご存じの上での質問かと傍観しておりましたが、大人の対応に感謝します。

さて、今朝のスーパーモーニングでは愛媛白バイ事故(白バイとバイクの衝突事故)を扱っていましたが、証拠写真に事故直後の現場写真が無く、ネガは切り刻まれておりました。コメンテーターが、「他の現場の写真なので切り取ったということだが、この現場の写真を撮ってる最中に、よその現場に出向いて、また続けて写真をとったということじゃないか、愛媛県警には事故処理警官は一人しかいないことになるよ、よくそんな馬鹿なことを・・・」と呆れていました。

四国とはそういう風土なんでしょうかねえ。

投稿: ベンダソン | 2009/12/18 10:25

ベンダソンさん、こんばんわ。

思考停止。(ベンダソンさんのブログで覚えた言葉で最近気に入ってます)

>正しいから正しいんだ式の情緒が支配する裁判ではないか。

まさに思考停止ですね。

>供述者が,第三者であるというだけでその供述が信用できるわけではない。

これは「明確な結論は言いたくない病」なのでしょうか。

菅家さんも、片岡さんも、布川事件の桜井さん、杉山さんが同じようなことを言っておられます。


「警察が駄目でも裁判官なら真実をわかってくれる」

彼らは裁判所に望みをもっていたのですが。

投稿: 鉄馬 | 2009/12/18 00:44

こんばんわ。

らむちゃのパパさん、世の中いろいろな人がいらっしゃるのでそれはそれでよいと思います。

お返事どうもありがとうございました。

投稿: 鉄馬 | 2009/12/18 00:31

鉄馬さんへ。対バイクの事故の場合、どうしても必ず人身事故になってしまいます。これによく似たケースで、私の見てきた事故は、どれも軽微で死亡事故はないのですが、多くの場合、車が交差点内に停止していて、バイクに側面に激突されたりバンパーをこすられて転倒したものとかでしたが、自動車側がほぼ100%悪くなっていました。当然、免停とかの行政処分や罰金もきます。また人身事故の加害者となった場合、相手が納得して示談書に判子を押して貰わないと終結しないので、どうしても相手の言いなりになりやすいですし、バイクは車に対して交通弱者と見なされていることも原因だと思います。
そもそもに、優先道路からくる車を止めてもよいという横着な右折横断の仕方をしていて、事故が起きなければよいですが、もし事故が起きたら大変なことになりますのでお気をつけてください。車にとって特にバイクは鬼門です。下世話な話ですんませんでした。
この事件では交通のレフリー役のような白バイが事故を起こしたので、警察も心苦しいところがあったのだろうと思いますが、私は、それ以上のものは感じないということを言いたかっただけです。

投稿: らむちゃのパパ | 2009/12/16 02:33

らむちゃのパパさん。

よろしければ教えてください。

>優先道路を走るバイクと脇道からでてきた自動車の事故は、過失割合が自動車9、バイク1と決まっております。(http://amami.rindo21.com/ks_bike/16/)これは単に物損の場合で、これが人身事故になると限りなく自動車が10に近づきます。

これはバスが動いていた場合の説明かと思いますが、止まっていても「自動車9、バイク1」すか?

投稿: 鉄馬 | 2009/12/15 20:11

ペンダソンさん、こんばんは。
らむちゃのパパさんのいうように「どちらにしろ有罪」ならば、何故警察はあえて露骨な事実隠蔽を行なったのでしょうか?警察が隠したかった何かが更によく見えてきますね。

投稿: ペンタクロス | 2009/12/15 19:47

申し遅れましたが、私はタクシー会社で事故処理に関わる立場にいた者で、警察関係ではありません。高知のバスもタクシー会社が運営しており、被告のバス運転手も元タクシー運転手だそうです。

投稿: らむちゃのパパ | 2009/12/15 10:35

詳しく記事にして戴きましてありがとうございます。ただ何度も言うように、優先道路を走るバイクと脇道からでてきた自動車の事故は、過失割合が自動車9、バイク1と決まっております。(http://amami.rindo21.com/ks_bike/16/)これは単に物損の場合で、これが人身事故になると限りなく自動車が10に近づきます。
また白バイが直前1㎞の地点で時速100㎞を出していても、バスを視認した地点では60㎞程度に減速していたことは確実で、衝突した白バイの壊れ具合とバスの損傷を見るとせいぜい衝突時は25~40㎞前後でぶつかったように見えます。
スリップ痕の疑問は、私もあんな誰が見てもおかしなものを出してきたのか不思議です。私はたぶん衝突した白バイが作ったブレーキ痕で、そのブレーキ痕からすると衝突時に多少なりともバスは動いていたと警察が主張しているのではないかと思うのですが、あれがバスが作ったものだと警察が主張するなら警察がねつ造したものだと私も思います。
ですが、そもそもにバスが停止していたか動いていたかは、この件、即ちバスの過失の有無には無関係ですから、弁護側が提出したバスが停止していたという証拠を高裁がむしろ反省する気持ちが少ないとして証拠として採用しなかったのは、当然だと思います。
尚、この事件は、私と同様にえん罪、即ちそもそもに無罪ではないと考える方たちがつくるブログが複数あります。またあの場合、バスはどうすれば良かったかというと、右方向からだけでなく左方向からも車がこないということを確認した上で優先道路に侵入しなければならなかった、あるいは、ブログ主さんが指摘するように一旦左折で出た上で、しかるべき場所で左折を繰り返して、信号機のある交差点で右折ででるべきだったと思います。

投稿: らむちゃのパパ | 2009/12/15 09:36

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» 風化させてはならない高知白バイ事件 - 棒に怒る日本人 [謎の2メートルのブレーキ痕「高知白バイ事件」龍馬の土佐の高知で]
全文引用させていただきましたです。 棒に怒る日本人 2009/12/14 風化させてはならない高知白バイ事件 どうにか仕事のピークが過ぎ、一段落。そろそろ更新するかとブログランキングを見たら、どこにも見当たらなかった。ま、当たり前か。で、久々更新の今日のお題は、「高知白バイ事件」だ。前から、書きたいと思っていたが、所謂冤罪疑惑事件の常で基本となる事実があいまいなので、調べるのに時間がかかってしまった。 この高知白バイ事件に限らず、冤罪疑惑事件の報道とか、ブログ関係に共通して... [続きを読む]

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