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2009/12/26

鳩山献金騒動を論理的思考の例題としてみると

メンドクサイ話をしたら読者がどんどん離れていくだろうと思ってたら、逆にランキングが上がった。うむむ、よく分からんが有り難いこっちゃ。と言う訳で、調子に乗ったベンダソンのメンドクサイ続きにお付き合いくださいな。とはいえ、へ理屈ばっかりじゃ面白くないから、鳩山献金問題を例題にしてみようと思う。

ところでつづきに入る前に、ここら辺で論理学とはちょいと離れて、「科学的」であることの定義も知っておくべきだろうと思う。それは「反証可能性」の有無だ。科学とそれ以外を分ける考え方として、ポパー(Karl Raimund Popper190294)という哲学者は、その境界を「反証可能性」と規定し、今日一般的にこれが「科学的」の定義とされている。つまり「科学とは反証可能性を備えるものである」と定義され、反証可能性のないものは科学的ではない、となる。

反証可能性とは、その字の通りで、反証つまり、「そうじゃない」と証明される可能性があるということだ。難しく言うと、ある仮説が反証可能性を持つとは、その仮説が何らかの実験や観測によって反証される可能性があることである(この検証の方法については後述)。

えっ!科学的ってことは真実なんだから逆じゃないの?と思われよう。いえいえ違うんだなこれが、ま、お聞きください。

例えば、「カラスは黒い」という事実(と誰もが思っている「仮説」)は、「白いカラス」の観測によって反証されるかもしれない。これに対して、いかなる実験や観測によっても反証されない構造を持つ仮説を反証不可能な仮説と呼ぶ。(ここでちょっと余談だが、「カラスならば黒い」はよく論理学の本で用いられるフレーズだが、最近、本当に白いカラスが発見されたとのニュースがあったので、びっくりした)

反証されれば、反証された仮説は正しくないことになる。反証されなければ、今のところ(反証されるまでは)限りなく真実に近いとなる。リンゴが落ちるのは引力のせいだが正確に言うと、これまでのところ引力があるから落ちたのはほぼ間違いなく、これから先もほぼ間違いなく落ちるだろうと言う事だ。

カラスが黒いのも、過去何千年何百年に渡って、何千何万というありとあらゆるカラスは黒かったので、たぶんこれまでのところカラスは黒いし、これからも黒いだろうということだ。ところが、事実白いカラスが発見されたことでそれが反証され白いカラスがいることが証明された。そして、何千年もの間「カラスならば黒い(に決まっている)」と信じられてきた説は、覆された。

では反証不可能な例は何だろうか、分かりやすいのは神がその代表だろう。「私の言っていることは正しい、なぜなら私は神だからだ」と言うのは、いかなる実験や観測によっても反証されない構造を持つ仮説で、誰にも反証出来ない(証明も出来ない)。

この「反証可能性」は今日、否定する人はいるけれど広く世界で科学的であることの定義として認知されているので、これも、意見の構造が論理的かどうかとともに、科学的か否か、つまり客観的か否かの判断基準として知っておくべきだろう。

聞けば、そんなこと当り前だろうと思うかも知れないが、日本人の発言には、意外と「私は神だ」式の、反証性のないものが多い。「天皇陛下は神である。ゆえに日本人ならば陛下を敬うべきである。」とか「神道は日本人の心だ。ゆえに・・・」なんてのはその典型。

昔、何かあると「定説です」と言う教祖様がいたが、ま、この手の人は意外に多い。ついでに言うと、論理の基礎がまるでなってないから、いかに自分がおかしな事を言っているか全く分からない上に、自分では筋が通っていると思いこんでいるから始末が悪い。

あと、余談ついでに言うと、20年くらい前の東大の教科書に「知の技法」というのがあって、その中に「再反証性」が科学的であることの定義みたいなことが書いてあったような気がしたけれど、ネットでいくら探してもそんな単語はヒットしないから、たぶん私の記憶違いだろう。でも、言葉としては「再反証性」の方が分かりやすい気がする。ま、これは余談。

あ、も一つ言わずもがなの余談があった。今言った反証可能性は、ある仮設(=人々が真実と思っている事)が科学的が否かを判断する線引きの話だ。科学的な検証方法とはまた別の話で、では科学的な検証方法とは何だろうかというと、ウィキペディアによれば、

①論じる対象を何らかの方法で定量化できるか/否か?

②再現性がある、あるいは統計的に有意とされる証拠があるか/否か?

③推論過程に整合性があるか/否か?

とされている。このへんは何らかの権威付けが必要なのかも知れないが、反証性云々とは違って分かりやすいので、その必要もないと思う。要するに常識として言うまでもないということ。

と言う訳で、余談が長くなってしまったが、ここで本題に戻すと、科学的な仮説を立て、物事反証の可能性があるとの前提で、論理的な思考と論法でアーギュメントを形成して意見を言うというのが、最低限度の議論の仕方というワケだ。そうじゃなければ壁に向かって独り言を叫ぶのと、ちっとも変らない。いや、他人に聞かせるからその分迷惑をまき散らしていることになる。

さて、ここまでのところを整理しよう。

     意見はアーギュメントで述べること。

     その基本は3段論法

     A⇒B⇒C・・・・と繋がっていなければ結論は真とはならない。(言いかえれば前提が変われば結論も変わる)

     命題が真ならば、対偶も真。だが裏や逆は真とは限らない。(逆も真なりは間違い)

     反証可能性のない仮説や言動は科学的ではない。

たったこれだけだ。ゆえに論理の初歩の初歩と言うわけ、最低限度のルールの所以だ。

勿論、もっと知るべき事は山とあるけれど、まずはこのへんを共通のスタートラインとしよう。じゃないといつまでたってもまともな議論が出来ない。

さて、この超基礎的論理の技法だけれど、どれをとっても、この日本ではあまり通用してない。実際の例を挙げてみよう。先に例示した鳩山首相献金問題の続きだ。収支報告書の虚偽記載云々は、前提条件が繋がっているかで検証してみれば、先に述べたように本来の法の趣旨とは前提が違うから論理的におかしい。

次に、法は法とすれば、前提が何であれ別の論理として成り立つことは先に述べた通りだ。では法とは何かとの前提を考えてみよう。法は法だと言うのはステートメントであってアーギュメントではない。では法は法だと主張する根拠は何だろうか。

「法は社会秩序と公共の福祉を守るものだから」が根拠だろう、故に基本的には万民が守らなければならない。とすれば、同じく万民に平等でなければならない事も明らかだろう。ある人には適用するがある人には適用しないというのでは、法を守るべき根拠が根底から失われてしまう。

だから、ある行動が社会秩序と公共の福祉を守っていても、たまたま法に照らし合わせたら法に合致しない部分があったからと、法は法として厳密にその決められた様式を適用するとするならば、最低限度平等を前提にしなければ、全ての方の前提が崩れてしまい法を語る意味が失せてしまう。

だから、平等はいかなる場合でも、維持しなければ法としては成立しない。ただしここで言う「いかなる場合でも」とは違法行為が判明した場合のことだ。たぶんそこいら中で行われているスピード違反を全部取り締まれと言うのではない。ともかく平等を前提とするならば、今回の鳩山首相の献金虚偽記載容疑での秘書の在宅あるいは略式起訴は、論理が成り立たない。別に鳩山首相を擁護しているのではない。

母親からの献金の額が違法だというならば、相手を見て判断するのではなく、それを徹底的に適用すれば良い。国会議員は限られた人数だから、交通違反などと違い全員を調べることはたやすい。そして調べるまでもなく、西松建設企業献金などを、社員名義で5万円以下のパーティ券にして記載を免れている当時の政府与党幹部はどうなのか。

明らかに、その当時の与党の要職にあった議員への企業献金のごまかしには目をつぶり、世間に何の害も与えない親子間の政治献金に目を光らせ、法を厳密に適用し、法は法だというならば、その法は法と言う前提で全てを取り締まらなくては、法は法と言う意味が無くなる。

専門家の解釈はたぶん違うのだろうけれども、普通の日本語として憲法を読めば、14条1項「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」に反してると思う。

つまり外国から見れば、法治国家なのに法の精神が不明で、国家の最高責任者が追及されているという論理矛盾をさらしているのだ。

私はよく談合を必要悪とする理屈を否定するときに、法は法である、違法だから談合はいけないと主張するが、その論理とこれは、前提が全く違う似て非なるものだ。談合は不正競争妨害であり、不正な利得を目的とした行為なのだ。

一方の、母親からの政治献金は、まとまった献金としてはこれ以上ないクリーンな献金だ。もし客観的にこれ以上クリーンなまとまった政治献金があるというならばご指摘願いたい、ただちにこの記事を訂正する。

法は法として厳密に適用することは、社会秩序を維持するため、あるいは法の一貫性を保つためには大賛成だ。だが、特定の人間をターゲットにして取り締まるならば、逆に闇の力を誇示することになり、公共の福祉や秩序の維持に反してしまう。

こういう非論理性と不条理にマスコミが加担し、闇の権力なのか何だか知らないが、時の国家の最高責任者を言いがかりのようなやり方で締め上げるのは、異常と言えるだろう。

さて、本日の論題は世界共通の意見を述べるときの、最低限度の論理構成・ルールの話だったが、最低限度の論理構成やルールから見ても、今の日本の異常事態が分かろうというもの。論理的に推理推論することでかなりの真実があぶりだされるが、あぶりだされるのは、検察とマスコミの異常さだ。

いったい彼らはどこの国のために働いているのか。少なくともこの国のためでは無い事は推理できるだろう。見えてくるのは、アメリカのポチを拒否しそうな政治家は、たとえそれが首相だろうが、与党幹事長だろうが何としてでも排除するという強い意志と、日本人には論理的思考はできまいとのタカをくくった姿だ。

かつて、与謝野鉄幹が、風評を流されたとき、それが真実かどうか全く無関係に、噂を流されること自体が致命傷になると嘆いたが、まさに日本では、今もそれがまかり通り、事の真相や内容よりも、起訴されたら極悪人とされ、人々はそれ以上深く考えない。

その原因は、論理的思考をしない習慣から来るのではないだろうか。日常生活からして、相当に知的水準の高い人でも、今日述べたような最低限度の論理を身に付け、思考し意見を述べる人は稀である。

何としても小沢・鳩山を潰そうとする動きに、闇の権力あるいは外国権力の介入があるのかどうかは全く知る由もないが、私が外国の諜報・謀略担当者であれば、この国はわずかの資金でいとも簡単に操れ、ポチとして生かさぬよう殺さぬよう利用できる自信がある。現にリーマンショックで一番のワリを食ったのは日本だが、国民もマスコミも騒がない。現に起きている結果を見れば、まさに飼い主に忠実な家畜国民だ。

論理的思考の訓練としては、今回の鳩山首相秘書起訴問題は実に分かりやすい。ここまでは論理思考の教材として説明してきたが、そもそも論理思考以前に、事実としての起訴の形式を見れば、問題にするほどのものでは無い事は一目瞭然。なにしろ、あれだけ情報リークし疑惑を煽っておいて、略式起訴、在宅起訴だ。「起訴」と言う単語にしか国民は反応しないだろうとタカをくくった話なのだ。

こんなウンコとカレーライスの区別がつかないような低級なやり方に気が付かず、首相辞任しろとマスコミ報道に国民が踊らされるなら、この国は本当に終わってしまうように思う。

と言う訳で、かくも長い駄文にお付き合いいただきありがとうございます。その気力に感謝と感心しますが、ならばもう一つ気力を振り絞り、全ての先入観を排除し、論理だけで、今日本に起きている事実を正確に評価していただきたい。

その結果が、世の中全部の認識と違っていても、あるいは世の中全部を敵に回したとしても、アナタの認識や評価が正しい、狂っているのは世の中なのだ。

最後に、今一度鳩山首相献金騒動の論理的矛盾を整理しておく。

     命題「献金が問題となるのは(Aならば)、利益供与につながる場合(B)」これが真ならば、その対偶「利益供与に繋がらないクリーンな献金(notB)ならば、その献金は問題ない(notA)」も真、故に鳩山首相への母親からの献金は問題ない。もし、命題を否定すると、献金の内容に関わらず献金が問題となり献金を禁止しなくてはならないから、鳩山献金問題はそもそも何の問題にもならない。

     (献金の内容に関わらず収支報告書に正確に記載しない事に対し、)「法に合致しない(A)ならば、起訴する(B)」が真とするならば、対偶「起訴しない(notB)なら適法(notA)」も真。ゆえに鳩山首相は適法。あれれ?元々問題無いじゃん!(ここで「起訴」を「罰する」「取り締まる」と置き換えても同じ)

     「秘書のしたことなら、議員に責任がある」が真ならば、秘書がスピード違反しても責任を取らなければならない。つまり命題には条件設定が省略されており、本来は「秘書のしたことが、私腹を肥やしたり便宜を図ったりするなどの場合(A)ならば、議員にも責任がある(B)」と言う意味だろう。ゆえにAでないことをBとは言えない。ただしBである可能性は否定できないからその場合何がBであるか、あらかじめ議論しておく必要がある。しかし、今のところそのような議論はされていない。

本日これにて。

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コメント

まさしく、なにぃーーー!ですね。

追徴金などと言う事実が存在しない・・・。いやはやしてやられてしまいました。結構注意して報道を見ていたつもりなのですが・・・。
つもり・・・でした。とはいえ、後出しじゃんけんの様に贈与税を払って終い、と言う事実にはやや不満足。

いやはや、自分の浅学を自覚した次第です。
むしろ、このブログに書き込みをしたことにより、新たな認識を持つことが出来たことに感謝です。

コメントを繰り返すごとに、自分自身に対する不自然さを感じていたのですが、すっかり(チョッピリ?)晴れました。今後はこの対話を反芻して自分なりに消化したいと思います。

何度も返答いただきありがとうございます。なんか、今後もコメントしてしまうかもしれません・・・。そのときは宜しくお願い致します。

投稿: 小さな太陽 | 2010/01/06 03:42

小さな太陽様、コメントありがとうございます。

>罪と罰についてですが、法律は全く専門外なので良く解らないといった所です。

⇒これ、大多数の方も同じだと思います。そしてこれが答えです。つまり「良く解らない」のではないでしょうか。よく分からないけど何となく、でしょう。よく分からないなら分からないはずなのに、何故そう思うのでしょうか、貴兄の↓のコメントの中にすでにヒントがあると思います。

>ただ、彼が追徴金を払ったと言うことは、その罪(おそらく贈与税に関するもの)を認めたと同義だと思っています。

⇒追徴金?初耳だなあ、と思いつつも私の無知ゆえかと思い念のため、「鳩山 追徴金」で検索すると山のようにヒットします。ところが不思議なことに、これはブログとか掲示板であり、マスメディアの記事はヒットしません。

つまり追徴金を払った「事実」は報道されたことはありません。多くの人と貴兄は、そう思いこまされただけです。鳩山氏は贈与税を申告し払っただけ。何ら違法行為はありませんし、追徴金など払ってもいなければ、修正申告もしていません。元々何でもない事なのに、これを多くの方が追徴金を払ったと勘違いをしてしまったのは、検察リークとマスゴミの洗脳によるものです。

母親からの借入金にたいして、後から後だしジャンケンのように贈与だというイチャモンに、ならその通りにしましょうと「申告し税を払う」行為は、褒められるか、お人好しと揶揄されることはあっても、糾弾される行為ではありません。問題があるとすれば、過去に指摘しなかった税務署でしょう。

この何の問題もない事に、民主党シンパでさえ疑念を持ってしまうように風評を作り上げ、世論を作り上げることの恐ろしさを、実感いただければと思います。

マスコミは報道する事実には全くのウソは流しませんが、そこに嘘八百の評価を加え、恣意的に印象操作しますが。だから、全ての感情、主観的判断を排除し、「事実」だけを繫ぎ合せて「事件」を読み解くと、いかに印象操作されようとも、真実は浮かびあがってきます。ゆえに論理的に考えましょうという訳です。

投稿: ベンダソン | 2010/01/05 09:47

いつも丁寧に返答ありがとうございます。

論理的思考がやや苦手でして、ご迷惑をお掛けしているようです。論理的思考大好きなのですが、何故か直感で物事を考えがちです。

鳩山さんの罪と罰についてですが、法律は全く専門外なので良く解らないといった所です。

ただ、彼が追徴金を払ったと言うことは、その罪(おそらく贈与税に関するもの)を認めたと同義だと思っています。

基本的に鳩山さんを応援しているので、検察が悪い(チョット違うかな?)と考えていました。

ただ、検察が手を変え品を変えて追求していく中、結局小さくても罪を認めたのであれば、事の経緯をある程度説明して欲しいかな?っと。それはもちろん、検察批判を含めてでも良いのです。とにかく、のらりくらりは良くないと思うのです。

もしかしたら既にチャンと説明していて、それを僕が目にしていないだけかもしれませんが・・・。

投稿: 小さな太陽 | 2010/01/04 23:56

小さな太陽さま、コメントありがとうございます。

納得いただけるまで何度でもコメント歓迎です。どうぞお気使い無く。ちなみに私も日本酒は大好き、この正月は酒浸りでした(汗)。

さて、きちんとレス申し上げたいのですが、今一つ対象がわかりませんでした。

>要は鳩山さんは法を犯したのです。悪質性とか、実質無罪とは関係なく、法を犯したということ。見つかっちゃったんだから悪いんです。

とのこと、具体的にどんな法・罪を犯したのでしょうか。それと、どんな罰を受けるべきなのでしょうか。具体的な客観的根拠(←これ重要です。客観的事実です。)とともにご教授ください。

また、長くなるようでしたら省略いただいてかまいませんが、もしよろしければ、具体的な違法行為・罪を犯していて、何故起訴されないのか、こちらも主観的推測ではなく、具体的且つ客観的な根拠とともにお教え願えれば幸いです。納得できれば即、私は主張を撤回し、アンチ鳩山となります。かならずレスいたしますので、よろしくお願いいたします。

投稿: ベンダソン | 2010/01/04 09:39

何度も返答スミマセン。そして新しい記事があるのにしつこくゴメンなさい。

何となく、コメントを読み返してみて、自分の主張が見えてきた気がします。常に酔っているので(コメントを書かせて頂いているのに申し訳ないのですが、多分アル中なんです、日本酒が好きすぎて・・・)話が脱線したり、纏まらなかったりするのですが、今夜は今の所、まだ大丈夫そうです。

要は鳩山さんは法を犯したのです。悪質性とか、実質無罪とは関係なく、法を犯したということ。見つかっちゃったんだから悪いんです。

もちろん、無理やり見つけられたのも承知していますが、小沢さんは未だグレーで逃れています。この辺のテクニックは首相ならばシッカリしてくれないと。

検察の恣意性や、民主党に対する(小沢?)攻撃性などは大問題ですが、っというよりベンダソン氏の仰る通り検察側に論理性が無いです、これはこれで別に論じた方が有効なんじゃないでしょうか?


ここからは付け足しですが、

追徴課税も払ったのに、つまり結果罪を認めたのに、実は悪くないとする論法は中々受け入れられないのでは?と。
事実、自分の母には、鳩山さんの有罪性を認めつつ、不自然な検察の姿勢を説明しています。ただし、母は、マスコミの影響か、スーパー反民主なので説明には大分苦労しましたが・・・。少しは全身したと思います。

後は民主党が本当に我々の為に働いてくれるのかシッカリと監視しないといけませんね。このあたりはベンダソン氏に期待しています。
貴殿の卓越した論理性に日々感服しております。

以上、長々とスミマセンでした。

投稿: 小さな太陽 | 2010/01/04 00:57

鉄馬様、コメントありがとうございます。

>今年はお世話になりました。

って、別にお世話してませんが・・・・(笑)

こちらこそコメント、ありがとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

投稿: ベンダソン | 2010/01/01 14:43

今年はお世話になりました。

来年もよろしくお願いいたします。

投稿: 鉄馬 | 2009/12/31 22:09

○ 小さな太陽様、コメントありがとうございます

>我々より公人に近い立場なのですからそんな下らない凡ミスをするな、っと。

⇒おっしゃる通りだと思います。鳩山さんはマヌケです。とはいえ、今の検察は、ヤクザ以上に始末悪いので、どんなに気をつけても重箱の隅に躍起になって、印象捜査をしてきますから、単なるマヌケが極悪人に仕立て上げられてしまいます。

自分の目と耳とアタマで、鳩山首相は単にマヌケと気が付く人々が増えることを期待します。

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○ 鉄馬様、コメントありがとうございます。

ビデオのご紹介ありがとうございます。郷原さんの言うとおり、今年の検察の行動は、罪を取り締まるというより、気に食わないヤツをターゲットに罪を作り上げる事に一生懸命と言う感じでしたね。

振り上げた拳を下ろせなくなったら、お構いなしに振り回しているような感じです。いくらなんでもこんな事が長く続けられるとは思いませんので、ムリに拳を下ろさずとも、早いうちに頭をポリポリ掻いた方が良かろうにと、余計な心配をしてしまいます。

投稿: ベンダソン | 2009/12/30 18:04

こんにちは。

昨日ヤメ検の郷原信郎氏のインタビューを見ました。
http://www.videonews.com/videonews_on_demand/0901/001314.php

今年1年を振り返ると検察エリートの特捜の仕事は、記載ミスか記載漏れを調べる事だったようです。

東京地検、特捜会計事務所といった感じです。

本当に特捜がやるべき仕事だったのですかね。

収賄事件を狙った結果が、記載漏れの追及になってしまったのか。

記載漏れの額が大きければ悪質で少なければ見逃すというのも、だんだんおかしく感じてきました。

例のモリケンはやってる事が悪質だと思いますし。

投稿: 鉄馬 | 2009/12/30 15:09

長文の返答ありがとうございます。

昨夜は泥酔しており、その力を借りて投稿したようですが、その自分の行動にビックリです。書き込みなんてするとは思いもよりませんでした。

さて、今回の僕の疑問というか不満は、政治家の在りようかもしれません。我々より公人に近い立場なのですからそんな下らない凡ミスをするな、っと。今回の鳩山氏に限らず日本の政治家には多すぎます。(海外はしりません)

もちろん、そのニュースなどを扱うマスコミなどの問題は大いにありますが、今回の容疑者は首相ですよ。ガードが緩すぎます。

プラス、一国の経済を導こうとしている首相が、事件性が薄いにしても6億円もの金を自身のせいで有効活用できないでいる。まぁ、この辺は今回の論旨とは違いました。スミマセン。

とにかく、重大な事案ではないにしろ、法を犯したのであれば説明や謝罪くらいは必要。その上で小泉氏のようなふてぶてしさで首相を続けて日本を導いて欲しいです。


支離滅裂の酔っ払いにお付き合い頂きありがとうございました。

投稿: おにいさん改め、小さな太陽 | 2009/12/30 02:51

おにいさん様(←なんかこの表現、ヘンですね、以下おにいさんとします)、コメントありがとうございます。

私の論点は「他の政治家もやっているから、」ではなく、いったい何が悪い事なのかです。昨日のTVで、自分で自分に献金するのが何故いけないのかと言うクイズに、出演者(10人位)が誰も答えられず、回答を述べた評論家の説明も「限度を定めないと金持ちに有利になるから」と言いながら限度の話をしない意味不明のものでした。

おそらく、今回の鳩山献金事件では、「巨額な金を貰った」ことが庶民感覚とはかけ離れているので納得が出来ないけれど、具体的には何がいけないかを指摘できる人はいないのではないでしょうか。6億円も払うのだから何かあるに違いないと思いたいところですが、そういうモヤモヤも6千円と置き換えれば、案外何でもない事と分かりやすいかもしれません。

要は、庶民感覚からすれば納得し難いかも知れませんがそれは金額のことであって、行為自体はもともと事件性が無いということです。だから検察はさんざんリークして事件性を匂わせても、本人を起訴できないし、せいぜいが秘書の在宅・略式起訴しか出来得なかったということです。

おにいさん(←やっぱヘン。HNを再考してください。苦笑)の疑問には、ご自身の「政治家は何か特別なのでしょうか?我々一般市民であればさっさとお縄です。」が答えかと思います。

明らかに悪質な政治資金規正法違反は目こぼしし、何が悪いか説明つかないことを一生けん命取り締まろうとする。そこが特別です。我々一般市民であればさっさとお縄ですが、相手が首相ならば、そうもいい加減な事は出来ない。それは特別に優遇されているのではなく、無力な庶民ではなく反撃力を持っているから、検察もあまり無法な事が出来ないということだと思います。

この事件、そもそも我々一般市民であれば、事件としても扱われないし、扱われたとしたら言われるままの解釈に従い納税すれば済む話。もしそれでも検察に睨まれたなら、どうやっても抗う術はなく、お縄頂戴するしか無い事は、お兄さんご自身の文面にも表れていると思います。鳩山氏を怪しむのは簡単ですが、心理の奥に潜む、うすうす感じること、それが答えではないでしょうか。

とまれ私の説が正しいとは限りませんが、私は根拠を述べて鳩山献金事件のどこが問題なのか、問題ないのではないかを説きました。明らかな事実と推測を区別し、ご自身で根拠をもって判断されれば、ベンダソンが何を言おうが、世の中全部と反対のことを思おうが、それが正しい判断だと思います。

但し根拠がない判断は、妄想に過ぎないことは言うまでもありません。

私自身は、以下のような妄想をしております。(根拠がないのであくまで妄想)

検察は、当初借入金であれば違法性が無いとリークし、トラップを仕掛けていたが、あっさり鳩山氏が6億円払ってしまったのでなすすべがなくなった、と邪推をしております。たった6千円払って済むならメンドクサイ払ってしまえと言うわけ。鳩山家の6千円は世間のレートに換算したら6億円だったに過ぎない。そういう妄想です。

投稿: ベンダソン | 2009/12/29 15:59

こんばんは、普段から楽しく拝見させて頂いております。たまに、記事名でスルーすることはありますが・・・。(すみません)

今回の鳩山献金の記事で引っかかることがあったので少し・・・

献金問題、悪質性についてはベンダソン様のおっしゃるとおりで語る必要は無いかと・・。僕が感じる違和感は他にあります。悪質性は無い、だから赦される。ここには危険性を感じます。確かに今回の鳩山氏の事を問題にするなら、他の政治家も同じように処断しなければならいと思います。
しかし鳩山氏自身、贈与税として6億円を今回納税しました。
言うなれば、違法を認めたと言う事です。っというより何らかの違法性が常に介在していた事は理解していたはずです。
政治家は何か特別なのでしょうか?我々一般市民であればさっさとお縄です。まぁマスコミはここら辺を上手く突いて世論を誘導しようと考えているようですが・・・。

検察の姿勢、在り方、と言う姿勢ではベンダソン様のブログその通りなのですが、市民が政治家を判断する目、理解する目からは、少し角度が違うように思います。

個人的には民主びいきなので、今回の「鳩山献金」何それ?的な感じですが、事実は事実として考える必要はあると思います。

そこは検察の判断基準と言う物があるのかもしれませんが、一定のモラルは持って欲しいですね。

政治が絡むとその判断が揺らぐ事があるとは思いますが、最低限守って欲しいモラルです。

今回の「小沢」「鳩山」事件ではそういった恣意性を感じずにはいられませんが、とは言え罪を犯した可能性が高い、特に鳩山氏の場合・・・。法の下の平等を謳うのであれば、全ての政治家を裁いて欲しいし、全てを晒して欲しい。

すみません、酒を飲みながら書いていたら支離滅裂になりそうです・・・。


とにかくですが、鳩山氏の問題が、他の政治家もやっているから、と言う理由だけで不問に付されるのは納得がいかないということ。辞任しろとは全く思いませんが、普通に謝罪して欲しいです。
総理大臣ですから、それ位の覚悟は持っているはず。

長々とスミマセンでした。

投稿: おにいさん | 2009/12/29 02:04

鉄馬様、コメント、ありがとうございます。

>・・・まだまだですかね。

まだまだでしょうね。単語に反応し中身を考えない人が多すぎますから。特にやっかみ・嫉妬心を煽られると簡単に黒を白と思いこまされる人が多すぎます。

なにしろ、さんざんリークして極悪事件と煽っておいて、不起訴。せいぜいが秘書に対する在宅と略式ですからね。ほとんど社員や部下のスピード違反のレベルと検察は認めてる訳で、それなのにこの騒ぎ?

マスコミは、秘書の在宅・略式起訴を一応は報道しながらも、庶民感覚を超えた金額を強調し、大事件化に躍起です。事件性が薄い事実を報道しながら、それには一切触れず、国民のやっかみや嫉妬心を煽るいつものやり方です。

私腹を肥やしたり、他人に政治活動の資金をねだったりしたわけではなく、身銭を切って自分に献金したわけで、こういう政治家が他にいますかね。自分に献金する政治家は森田健作はじめ大勢いますが、その原資は他人の金、内容が天と地ほど違いますが、単語に反応する人や、やっかみ心旺盛な人には理解できないようです。

投稿: ベンダソン | 2009/12/28 10:15

こんばんわ。

その例題に反応してしまいます。

検察のさじ加減が不明なのです。でも新聞も喜んで「逮捕、起訴」の文字を載せ、そうなると世間的には有罪が確定してしまいます。

特捜は、この法によらない世間的有罪判決行使を生きがいにしているようです。ポチも手伝うのが好きなようです。


このからくりを疑問に思う人が徐々に増えているとは思うのですが。・・・まだまだですかね。

投稿: 鉄馬 | 2009/12/27 23:57

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