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2010/01/07

いつまで続く検察のサル芝居

人の究極の感情は怒りだろう。うれしい時楽しい時は、感情を抑えたりする余裕があるが怒った時には、自分を取り繕う余裕がなく如実にその人柄が表れるように思う。次が欲求を満たそうとするときだろうか。

あれ、よく考えると順序が逆だな。正確には、自分の感情に支配された時に人柄が表れ、特にその感情のコントロールがもっとも難しいのが怒りであり、その次が欲求。だから嬉しかったり喜んだりというのは、欲求が成就した結果なので余裕があり、感情を抑えることができるのかも知れない。

怒りは抑えることができないから怒りであって、抑えることができるなら怒りとは言わないだろう。次に少し感情をコントロールする余裕が入る余地があるのが欲求だろう。では究極の欲求とは?タブン権力欲だろうが、これは人にもよるので、一般的に分かりやすい欲求は本能に基づくものだろう。そこで三省堂の『新明解国語辞典』で「恋愛」を引くと・・・。

【れんあい【恋愛】
 特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、出来るなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと。

と書いてある。まあ、異論はあろうが肉体的な一体感も得たいということで、文字通り一体になってしまうと、双方合意なら良いけれど、一方的にやってしまうと、ちと、具合悪いだろう。このように相手の都合を無視して自分の欲求だけを満たすのを犯罪という。

だがそういう善悪とか法を置いとくと、この気持ちは理解できる。てゆーか少なくとも男子たるもの、好きな女の子がいれば、なんとかものにしたいと思うのが本能だろう。だからとて、無理やりはいけません、ということも分かっている訳で、それが理性であり、ルールというわけだ。

だから、ある人物あるいは人物の集合体である組織の欲求を満たそうとする時、フツーは理性が働き、ルールを守るものだ。T社のセールスマンが、N車を指して、お客さん、あんなヤバイ車乗ってたら命いくらあっても足りませんぜとは言わない。

自己の欲求を満たすために、ルールを破りライバルや邪魔者の足を引っ張るやり方は、身近なところで実際には横行しているかもしれないが、少なくとも公にはやらない(やれない)ものだ。それは世間が見ているからだ。

ところが、ここのところの検察の動きには、法の番人でありながらそうした配慮が全く感じられない。もうなりふり構わず、傍若無人な印象を与えるものだ。一連の鳩山・小沢陣営に対する嫌がらせにしか見えない捜査や、高知白バイ事件をはじめとする冤罪疑惑が、そのよい例だ。

それともう一つ言いたい。それは、拙ブログ草創期から言ってることだが、真実はどの角度から見てもつじつまが合うが、ウソは見方を変えるとたちまち破たんし、つじつまが合わなくなるということ。

そういう目で見ると、ここのところの検察の行動は全くつじつまが合わない。

先ず、西松から行こうか。そもそもが、西松建設の海外裏金捜査から始まったはずなんだが、これがいつの間にか、企業の偽装献金疑惑に変わり、天の声の口利きに変わり、最後は重箱の隅みたいな収支報告書の記載ミス疑惑となった。

そして常に、リーク報道があり、偽装献金の証拠があるとか、やれ請求書があるとか何とかもっともらしい報道がされたが、全部ウソッパチだった。いかにも悪事を働いているかの様な噂を流すが、いずれも最後はウソッパチとわかり、検察は赤恥をかいて尻切れトンボ。無理やり秘書を逮捕監禁した揚句、支報告書の記載ミスをついて起訴だ。

それって、単なる手続きミスじゃん。ショボすぎまっせ。だがアタマの悪い人は単語に反応し、最後まで確認しようとはしないから、何か裏金をもらってたんじゃないかと信じてしまう。

要はそこが問題なのだ。検察がなぜこうも民主党頂上を狙うのか、常に捜査の目的が揺れ動いているから何を嫌疑としているのか分からないが、その行動原理は何としても民主党をつぶしたいとの欲求だけは伝わってくる。

そしてその欲求を満たそうとする時の行動に、その人となり組織なりの体質が如実に表れてくる。検察は、責任をもたないリークという、かくも卑劣なやり方で、狙った相手の社会的信用を傷付け、風評を流し、それが後で全くウソとバレても、一切知らんぷりだ。

法の番人であるはずの検察が、法の外でターゲットを社会的に抹殺してしまう。ヤクザよりも卑劣で、目的のためなら手段を選ばないとの印象が強い。何度も繰り返すが、もしも小沢・鳩山両氏が極悪人で、なかなか尻尾がつかめないならば、その具体的な疑いをリークすればよいではないか。どうせリークには責任を持たないのだから。

出てくるリークは相変わらず印象操作の類ばかりだ。少しモノを考える力がある人間ならば、検察ははじめから何の容疑も持ってなくて、叩いてホコリを出そうと、あの手この手で嫌がらせをしていると思うはずだ。

足利事件など過去の多くの冤罪事件を見ても、自白偏重の司法風土を利用し、自白をでっち上げた冤罪が問題と指摘されているように、検察がその気になったらなんとでもできる。だから場当たり的にころころ容疑を変えると考えれば辻褄が合う。

つまり検察は容疑があって、逮捕したり事情聴取するのではなく、逮捕や事情聴取してから罪をでっち上げていると考えた方が、少なくとも一連の小沢・鳩山捜査では辻褄が合う。

今回の、小沢サイドの不動産購入問題を、同じように検証してみよう。というか、331日が時効というのだから、検証も何もすぐに答えが出る話のはずだ。だって、この「事件」は04年10月の不動産購入の話であり、すでに過去においてマスコミも取り上げ、問題となった事件だからだ。

もし本当に何らかの違法性の嫌疑があるならば、時効が迫り、それも国会が間もなく始まろうと言う時に本人の事情聴取をするというのだ。それ相当の具体的嫌疑があるということでなければおかしいから、当然に時効前に起訴しなければオカシイ。

では、逆にこれがでっち上げで、目的は犯罪の摘発ではなくターゲットに風評被害を与える事だと考えるとどうなるだろうか。相手が与党の幹事長となればでっち上げ起訴ではいくらなんでも公判を維持できまい。だから最初から小沢氏の起訴は無いとリークし逃げを打つ。その上で、秘書の起訴や小沢氏本人への事情聴取を匂わせ、「悪事」のイメージを盛り上げる。と、こう言う想定が成り立つ。

さて、どっちの想定が正しいだろうか。ウソはある仮定でしか成り立たないが、真実はどの角度から見ても成り立つ.。では再び、見る角度を変えてみよう。今度は時間だ。

検察は、確たる嫌疑を持っているならば、なぜ今?なのかだ。事件は04年だし、すでに3年前にマスコミでも騒がれていた。今調べている事情聴取は、取り締まりが目的ならば今である必要性は無い。というかもし本当に違法性があるならば、証拠隠滅や、口裏合わせを防ぐためにできるだけ早い時期に事情聴取し捜査するのが本当だろう。とすると、時効まじかに迫った今の事情聴取は、はなから立件が目的ではないと見るべきだろう。

それと、各紙が流している事件の概要も、例によって一体何が問題なのか分かりにくい。分かるのは収支報告書に土地取引が記載されていなかったのがケシカランという話であり、4億円の資金出所云々は、借入時期と入金時期が合わないとか何とか、いかにも問題がありそうな報道だ。

だが、事実だけを見れば、そんなもん、この超低金利で預金補償が無い時代だから、タンス預金と言われれば何の問題も無い。愚にもつかないことをさも意味ありげに報道するマスゴミはアホかと思うし、訳も分からず問題だと騒ぐ人もアホかいなと思う。

ほかにもいくらでも突っ込みどころがあるが、検察の行動は、犯罪を疑っていて摘発するというより、犯罪が無いことを知っているので摘発するフリだけして、いかにも犯罪があったかのように印象づけることに躍起となっていると考えた方が辻褄が合う。

検察は犯罪が無いことを知っていると考えれば、事情聴取することで犯罪があったかのように印象づけられるが、立件はできないので、時効まじかで、かつ国会会期中に捜査を行うことで、いかにも時効と、不逮捕特権の壁によって立件できないかの様な雰囲気を創るだろう。

しかしまあ、これも、なにしろ時効が331日だから、いずれすぐに答えは分かる。例によって収支報告書虚偽記載とやらで、秘書の在宅とか略式起訴でお茶を濁すのが席の山だろう。その上で、時効やら不逮捕特権云々なんてリークが流されたなら、チョー笑える猿芝居だ。。

それにしても西松建設のウラ献金問題はどうなっちゃたんですかねえ。もう皆さん忘れてるのかもしれないが、検察はこの問題で昨年の3月から、西松への請求書があるとかウソ八百のリークをやってたが、結局事情聴取も起訴もできなかった。

西松から献金を受けた19人の国会議員のうち、調べられたのは小沢サイドだけ、だから皮肉なことに、19人のうちシロと証明されたのは小沢氏だけだ(後日つじつま合わせに二階側も捜査対象になったが)。

で、今回は不動産か。嫌疑不十分で不起訴みたいな印象操作で終わる様子が目に浮かぶが、一体いつまで、こんなことが続くのだろうか。記者クラブという談合組織に胡坐をかく文字メディアは相変わらずだが、さすがに視聴者に敏感なTVは少し、反応が変わってきたように思う。

大谷氏は、昨日のTVで、堂々と検察批判をしていたし、今朝のフジTVでも(小沢氏不動産に関する)報道の何を信じてよいか分からないと述べていた。いい加減国民は気付き始めていることを、少なくともTVは感じているようだ。

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コメント

○ ペンタクロス様、コメントありがとうございます。
>そのエゲツなさが裏目に出ることもあるようですね。
⇒そうですね、下のBB様のご指摘の通りだと思います。
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○ ぷにょ様、コメントありがとうございます。
>だったらかなりの変態ですね。
⇒現状ではそう判断せざるを得ませんが、真のエリートである彼らの知能知性レベルからいえばそれは有り得ないので、某国の国策の為に動きそれが日本の国策だと思い込んでいるのかも知れませんね。とするとゆがんだ愛国心であり、やはり結果はNGです。
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○ 珍県民様、コメントありがとうございます。
虚偽報道の件は、おっしゃるようにすでにヤフー掲示板や、様々なブログで指摘されており、まさかサンプロ関係者が知らなかった事の方が衝撃いや笑劇だったので記事をアップします。御笑読下さい。

>単にウラを取らずに報道していた、という話では済まないでしょう。
⇒とのことですが、残念ながら済むでしょう。済まないというメンタルティがあれば、この件に限らず、「辺野古問題でアメリカ大使が激怒した」とか「駐米大使にクリントン長官から異例の呼び出し普天間問題で米国の立場は不変」とする虚偽報道や、「22億円2議員に」なんて記事は恥ずかしくて書けないはず。今更指摘してもカエルの顔にションベンでしょうし、記者クラブの文字メディアはもう腐臭が漂ってます。
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投稿: ベンダソン | 2010/01/10 18:29

ネットではすっかり周知され、お馴染みの件ですが、
1月10日放送のテレビ朝日番組「サンデープロジェクト」で、2004年度の官報に小沢一郎民主党幹事長の政治資金管理団体「陸山会」の収支報告書に小澤一郎氏からの4億円の借入れの記載があったことが、郷原信郎元検事によって公表されました。
マスメディアは「不記載」だとして小沢幹事長サイドを激しく攻撃してきましたが、虚偽報道であったことが明らかになりました。

http://alcyone.seesaa.net/article/137907623.html

明日の朝日の一面に出なければ、意図的な虚偽報道であったことを認めることになりますし、一面に出れば、検察の虚偽リークだったということになりそうですね。
単にウラを取らずに報道していた、という話では済まないでしょう。

投稿: 珍県民 | 2010/01/10 15:57

素朴な疑問ですけど検察は何のためにやっているのでしょうか?
国策と言われてますけどその主体も未だに不明。数十人の検察の欲求のためだけに行われいるのでしょうか?
だったらかなりの変態ですね。

投稿: ぷにょ | 2010/01/10 14:04

ペンダソンさん、こんばんは。
検察の狙いは「内閣支持率を低下させる」ことなんでしょうが、そのエゲツなさが裏目に出ることもあるようですね。

投稿: ペンタクロス | 2010/01/09 23:31

国民から見た場合、鳩山疑惑、小沢土地疑惑が全く問題ないと言えない訳で、検察に隙をつくったのは彼ら自身の所業かと思いますが・・・
民主党が勝ちすぎるのも問題なんで、参議院選は民主以外を入れます。
この辺なんか捕まえてくださいと言っているようなもの。

いなんな検索 - 小沢 一郎 石川知裕
http://inanna-search.net/index.php?cmd=search_en&cat=link&sword=%8F%AC%91%F2+%88%EA%98Y+%90%CE%90%EC%92m%97T&sort=Date&page=1

投稿: らそーだ | 2010/01/09 16:25

○BB様、コメントありがとうございます。

いや、それはさすがに考え過ぎでしょう(笑)。でも、泣く子も黙る東京地検特捜部がこんなマヌケな事やるか?と考えれば、そう揶揄したくなりますよね。

でついでにこの論理でいくと、民主党の検察以上の最大支援団体は自民党と言う事になりますね。
母親喚問要請は、その極みでしょう。一気に民主党の支持率は上がり、自民党解体は火を見るより明らか。大島幹事長が民主党支援者とは知らなかった(笑い)。是非実現してほしいものです。
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○鉄馬様、コメントありがとうございます。

うげっ!検察も読んでたら、ヤバイ。逮捕されちゃうな。

やいベンダソン、オマエ左側を歩いてたな。年収いくらだ、何300万円。そんなんじゃ生活できんな、何か悪いことしてるに違いない逮捕する。エっ?300じゃなくて3000万円?そっそんなに稼いでるのか、オレより多いじゃないか、何か悪い事やってるに違いない逮捕する。

なに罪名は?って、そんなもんいくらでもあるだろう。先ず道交法違反だな。それと電子公正証書不実記載。何、意味が分からんって?分かんないからいいのだ、これで半年ぶちこめる。あとそーだな、講演の謝金で申告してないのがあるな、脱税も付けとこう。なに、天引きされてるから逆に税金納め過ぎだって?カンケーネーよ。

あ、あと公務執行妨害だな。なにも妨害してないって?そういう態度が公務執行妨害なんだよ。あと、ブログに本当の事、いやイー加減な事書きやがったな、お前のあること無い事風評をリークして、街を歩けないようにしてやる。よし、そーだな痴漢で逮捕しよう。何、監視カメラの証拠?そんなもん本当のことがバレルから消しちまった。あとはいくらでも証人を作ればいいんだよ、甘いなベンダソン。

・・・、これ全部、現実に起こってる事なんですよね。あすは我が身、気をつけなければ。
(って、どう気をつけるんだ)

投稿: ベンダソン | 2010/01/08 10:36

こんばんわ。

このブログは検察も読んでますね。(笑)

前回記事に事情聴取うんぬん書いたら、本当に事情聴取することになってしまいました。検察はバカにされてヤケになっているのではないでしょうか。

さきほどの報道ステーションで小沢氏は応じる方向と言っていました。

起訴するつもりなら、任意の聴取の後逮捕となりますね。

さて、どうなるやら。

投稿: 鉄馬 | 2010/01/07 22:34

ペンタゾン氏へ
お久しぶりです(前に一度投稿させてもらったように記憶しています。あやふやでスイマセン)。いつも楽しく読ませてもらっています。本論旨は明快で全く同意します。ただ気になる点が一つあります。
 錯綜した事件を理解しようとした場合、結果として誰が得をしたのかという見方は犯罪捜査などでよく使われる手法です。で、西松事件で最終的に得をしたのは誰でしょう?そう、民主党です。西松事件がなかったらここまで大勝していなかったでしょう。で、積極的になりたいと思っていない総理大臣にならずに済んで、積極的になりたいと願っていた与党幹事長になれたのは誰でしょう?そう、小沢一郎氏です。
 検察は本気で小沢一郎氏を潰しにかかっているのでしょうか?これが私の疑問です。今回の土地疑惑にしてもペンタゾン氏ご指摘のように検察の手口はお粗末過ぎます。泣く子も黙る東京地検特捜部とはとうてい思えません。おかしすぎます。
 話は変わりますが、自民党は鳩山首相のお母様(87歳のご高齢ですよ!)を国会に喚問するよう要求したようです。実現すれば見ものですよ!!我が子が金の心配などせずしっかりとお国のために働いて欲しいと願う母親を、あの自民党の連中が満天下で喚問して問い詰めるのですよ!それをTVで見た国民はどう思うでしょうか?「けしからん母親だ」と思うでしょうか?いやいや、この喚問が行われたら、自民党は参議院選挙で消滅するでしょうね。日本人の心の琴線に触れますよ、この喚問は。西松事件以上のインパクトがあります。
 つまり、一連の鳩山疑惑、小沢土地疑惑は、民主党参議院選挙圧勝の布石になることでしょう。では、検察は、誰のために必死になっているんでしょうね??大きな謎です。

投稿: BB | 2010/01/07 17:41

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真実はどの角度から見てもつじつまが合うが、ウソは見方を変えるとたちまち破たんし、つじつまが合わなくなるということ。 高知県警の証拠がまさにそれ。 全文引用させていただきます。 棒に怒る日本人 2010/01/07 いつまで続く検察のサル芝居 人の究極の感情は怒りだろう。うれしい時楽しい時は、感情を抑えたりする余裕があるが怒った時には、自分を取り繕う余裕がなく如実にその人柄が表れるように思う。次が欲求を満たそうとするときだろうか。 あれ、よく考えると順序が逆だ... [続きを読む]

受信: 2010/01/08 00:23

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