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2010/05/04

平気でウソをつく人

今日は或る集まりでバスを仕立てて、名所旧跡回りを楽しんだ。ちとジジ臭い感じがしないでもないが参加者は中高生からお年寄りまで様々だ。でもって或る名所の駐車場で接触事故を目撃した。

事の顛末は、広い駐車場に2台のハーレーが入ってきて、乗用車の駐車スペースにその2台が駐車した。よくあるバイクが車1台分のスペースをデーンと占領するのではなく、これ以上ないと思うくらいキレイに2台のハーレーが車1台の枠の中に止められた。

ハーレーかあ、カッコいいなあと思いつつも、遠巻きに見ていると、一人がバイクを離れ何か用事を足しに行ったのだろう、30分ほどして戻ってきて何やら立ち話していると、ハーレーの斜め前に駐車していたもみじマークの乗用車が、突然斜め後ろのハーレーめがけてバックを始めた。

ハーレーのライダーは身をかわすと同時にオオー!と叫ぶが、もみじマークは全く反応することなくドカンとハーレーを押し倒した。

で、ハーレーをブチ倒した運転手は歳の頃70位だろうか、もみじマークが当然と言った風情爺さんだが、車を降りて後ろに回ると、謝る風でも無く、ただぽかんとながめている。爺さん、そりゃないだろう、バイクの持ち主が怒鳴り出すんじゃないかと見守っていると、ライダーも中年のオッサンで、妙にやさしい。

私なら、このクソ爺と言いかねないと思うところだが、先ずは黙ってバイクを起こし、点検を始めた。本人が怒ってないから、野次馬根性とハーレーに興味があったので、近寄ると哀れハーレーはタンクがへこみペダルが折れてしまっている。

そうこうしているうちに、事故処理(証明?)の為かパトカーが到着。で遠巻きに見ていたら、この爺さん、自分がバックしようとしたら後ろにバイクが割り込んで来たと言うではないか。思わず、良くそんなウソをとつぶやいたら、それを聞きつけたお巡りさんが証人になってくれるかと言うので、住所氏名を名乗り、事の顛末を証言した。

それでもこの爺さん、バイクが割り込んで来たと主張するので、オマワリさんが切れてしまい、あんたねえ一加減なこと言うんじゃないよ、ちゃんと見てる人がいるんだからと一喝。

しかし、状況を全く知らない人が見れば、爺さんはいかにも弱弱しい。方やバイク乗りは、昔のヘルスエンジェルス風に鋲打ちした革ジャンだ。ぱっと見には、柄の悪いオートバイ乗りが弱弱しいお年寄りに因縁吹っ掛けているように見えなくもない。

この爺さんがそういう印象を巧く利用しようとしたのかどうか、その内面までは知る由もないが、帰り際に証言の礼を言いに来たバイク乗りが言うには、爺さんは任意保険に入ってないとか。だから揉めるなあと思っていたら、証言してくれたので助かったと言っていた。

世の中一般には、お年寄りとかいわゆる弱者が正しいと思いがちだ。そしてこの事故は単に車がバックしてバイクを倒しただけと思いがちだろう。だが真の問題はこの車が後ろを全く見てなかった事なのだ。バイクの持ち主がオオー!と叫んでも止まらなかったが、もしこれがバイクではなく小さな子供だったらどうだったのだろうか。

親が叫んでも、子供は轢かれていただろう。たまたま後ろに停まっていたのがバイクと言うだけで、駐車場を歩く子供はそこここにいたから、単なる仮定では済まされないのだ。しかもこの爺さん、バイクをぶっ倒した後も、まるで他人事、一言も謝らない。

まるで、なんでそんなところに停めているかと言わんばかりの顔つきだった。それでいて決してボケているのではない証拠に、自分を正当化するためにあれこれ考えを巡らせ、平然とウソを言うのである。

たとえお年寄り、弱者といえども、人に危害を加えたのにウソを言って、あたかも被害者であるかのように振舞うのは許し難い。一体全体、この人は今までどういう人生を歩んできたのだろうか、なんて事まで考えさせる。そんな事故の顛末だった。

ところで、私が証言しなかったらどうなっていただろうか。やはり、この爺さんの100%過失が証明されたように思う。なぜなら、バックしている車の後ろにバイクが割り込んで来たと主張したところで、通路での接触ではなく、爺さんの車の後ろの通路を隔てた駐車桝の中でバイクと接触しているのである。

爺さんが駐車桝にバックで侵入した事は明らかだから、言ってる事が矛盾している。それにガシャンと大きな音がしてバイクが倒れた後、多くの人が見ているのだ。ぶつかった瞬間は見てなくとも、その直後の状況からは、事実関係が明らかだ。

証人となると警官に住所氏名電話番号を言わなければならないからめんどくさかったり、下手に関わって恨みを買うのがいやだからだろうか、特に誰も関わりを持ちたがらないようだ。

そういう事を見越してなのかどうかは知る由もないが、多くの人が見ている中で、自分を正当化するためのウソを平然と言える事自体に驚いた。世の中にはいろんな人がいるものである。

本日これにて、

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