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2010/05/21

不毛の小沢問題、利は誰のもの?

既にオオカミ少年と化した小沢問題、さすがのマスゴミ御用評論家達も以前ほどには騒がず、騒いでいるのは見るからに官房機密費をもらったように見える輩だ。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100521ddm041010133000c.html

<引用開始>

陸山会事件:小沢氏、きょう不起訴

 小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会が「起訴相当」と議決した小沢氏について、東京地検特捜部は21日に改めて容疑不十分で不起訴処分とする方針を固めた。再捜査でも小沢氏の指示などを裏付ける新証拠は得られなかったため、元秘書らとの共謀に問うことはできないと判断した。

 特捜部は小沢氏本人と、衆院議員、石川知裕被告(36)ら3人の元秘書から改めて事情を聴いた。石川議員は捜査段階と同様に「小沢氏に報告した」などと説明したが、検察当局は供述に具体性がないと判断した。

毎日新聞 2010521日 東京朝刊

<引用終わり>

既に拙ブログに書いたように、今更捜査したとして新たな証拠が見つかるならば検察の無能を証明することになるから、不起訴は当然の予測だ。不起訴と言う検察の判断を否定されるのだから、論理的に考えれば検察の判断を否定しており、自らの判断を否定されて検察が喜ぶはずが無い。

ひところ、国民世論の後押しがあれば、検察は更なる捜査を進める事が出来るやのように、検察OBがTVで盛んに言っていたが、あれは単なる反小沢、反民主からの発想で、いかにも小沢は悪い奴だと言いたかったに過ぎない。

さて、では検察審査会の「起訴相当」を喜んだのは一体誰だろうか。おそらく、当事者ではない遠くにいる反小沢、反民主党の人々だろう。あくまでも拙ブログの推測にすぎないが、何か確たる巨大な組織や力が働いてのことではなく、世の中には反小沢派が少なからずいて、彼らの思いのなせるワザではあるまいか。

反小沢派は必ずしも反民主党ではなく、身内にもいるだろうし、当然に自民党始め官僚組織にも大勢いるだろう。これらの勢力が個々明確な反小沢の根拠を持っている訳ではなく、なんとなくだったり、或る部分では危機を覚えたりと、それぞれ様々なんだろうと思う。

拙ブログは、これまで小沢擁護の情報発信をしてきたが、再三言うように小沢シンパではなく、論理やルールと言った「筋論」を重視したら結果的に小沢擁護にならざるを得ないだけである。たとえ小沢氏が親の敵でろうと、何であろうと一切関係ない。筋が通るか否かだけが問題なのだ。

故に、一歩引いて正直な印象を言えば、小沢は黒だと言うのが拙ブログの印象であり、これまた昨年の小沢騒動の最初から言ってきたことだ。だがそうした印象は印象に過ぎず、事実ではない事も事実。人を非難するときには、客観的に明らかな事実のみで判断すべきなのである。

検察は昨年の西松事件に続き政権与党なった後も再び、政治資金規正法違反容疑で小沢氏を追い詰めたが結局起訴は出来なかった。そして、毎回同じパターンのリーク報道での印象操作が先行して、極悪人のイメージを広く植え付けた上での不起訴処分だ。

再三言うように、これでは公権力のリンチに等しい。検察が実質的に裁判官の判断をし、形式的には不起訴だが、実の部分では政治家に致命的な打撃を与えてしまっている。結果、政治への介入となっているのだ。

今回の再捜査では、特段にリーク報道がなされなくなったのは、もう充分にその目的を果たしたからとも見える。その一方では好意的に見れば、リークによる印象操作を非難されたが故とも考えられる。だがどう考えようとも、「不起訴」と言う事実には何ら影響が無い。

散々調べて、有る事ない事リークして、結局起訴出来なかった事実はどうにも脚色できないのだ。おそらく、検察としては、このまま幕を引きたいのではあるまいか。ところが再び検察審査会が「起訴相当」と議決すれば、強制起訴となる。

ここまでくれば是非ともそうしてもらいたいものだ。そして、いかにバカげた騒動であったのかをハッキリと証明すべきだろう。ではそれで晴れて無罪となった小沢氏の名誉は回復するだろうかと言えば、そんな事はあるまい。

だからここから先は、小沢サイドにとっても検察サイドにとっても、全く不毛の争いであり、双方一文の得にもならないだろう。では誰の得かと言えば、個別具体の組織や人物ではなく、なんとなく反小沢派全体の利益なんだろう。

ひょっとしたら、これが「空気」なのかも知れない。かつての日本はこの「空気」の為に全体主義に陥り思考停止状態となって亡国の危機に瀕した。今は全体主義の対局にあって、リーダー不在のイワシの大群状態に見えるが、根っこは同じではあるまいか。

なんだか分からないが小沢は悪い奴だ、おおー、そうにちげーねー、とばかりに一丸となっている、この一丸となっているところが全体主義そのもの。ほとんどの人々は自分の判断の根拠が無く、判断をしてしまっている。

このままいけば、いつまでたってもこの国にはリーダーが生まれないだろう。まともなリーダーが出てきても、それを判断することが出来ないし、リークにより印象操作がまかり通ってしまうならば、直ぐ反対勢力に潰されてしまうからだ。

つくづく情緒的民族だなあと思う。おまけにばらばらだ。だから国際競争には勝てないだろうなあとも。そう考えると、80年代の日本は何故あんなに強かったのだろうか。おそらく戦中派の方々が、敗戦によって価値観をズタズタにされ、自らを規制するものが無く、がむしゃらに働いた結果だろう。

一回ガラガラポンしなければこの国はやっぱり生まれ変われないということか。で、国の借金が1000兆円にならんとし、毎年赤字国債を発行し続ける国家が続くならば、誰も働く必要は無い事になるから、破たんは時間の問題である事は明らかだ。

表向き、いつ破たんするかは誰にも明確に予想できない事になっているから、国民は深く考えもせず、なんだかんだ文句言いながらも国が自分達を守ってくれると思い込んでいるけれど、破たんしてしまったらどうなる事やら、無い袖は振れないのだが、そうなってからリーダーを求めてもムダだろう。

だから、もう毎年のように首相を変えるのではなく、お飾りでも良いから少し落ち着いて考えられないものだろうかと思う。何時までも足の引っ張り合いばかりやってるのではなく、もういい加減自浄作用が働かなければヤバイ。

そして小沢氏が影のドンと言うならそれでもよい、明らかにドンが暴走をするまでは、任せたらどうだろうか。どうせ誰かにとって代わってもこれ以上良くはならんだろうからね。

本日これにて、

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コメント

○ぷにょ様、コメントありがとうございます。
おっしゃっている事は一理あり否定するものではありませんが、問題意識のプライオリティを再考されてはいかがかと思います。

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○ペンタクロス様、コメントありがとうございます。
まあ、考え方や価値観は人それぞれですので、断じるのはいかがかと。
取り急ぎ、よろしくお願いいたします。
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投稿: ベンダソン | 2010/05/23 18:02

ペンダソンさん、こんにちは。
怪しげなのは小沢さんよりもぷにょさんのようですね。政権交代を喜ばない勢力が何を「騒点」にしたがっているのかが手に取るように解ります(笑)。

投稿: ペンタクロス | 2010/05/22 16:31

優れたリーダーがいることに越したことはないですが、そこまでこだわる必要もないかと。意外と今の国会内にも金の卵が眠ってるかもしれませんしね。
裁判員制度や検察審査会の結審には疑問も残る面も多々ありますが検察の権威や威信がどうなろうと誰が利するかとか国民にはどうでもいいこと。
一番知りたいことは日に日に発言が変わる資金の流れの真実ですから、それが明らかになってから資質を問うても十分才能は発揮できると思います。

投稿: ぷにょ | 2010/05/22 12:20

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