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2010/06/10

どうせ短命?

南の島で遊び呆けているうちに、菅内閣が発足した。感想はと言うと何もない。このところ菅氏は特に目立つことも無く、なりを潜めていたので、良いも悪いも感想の持ちようが無いからだ。かつての年金未納問題も、いわばマスゴミと厚生官僚によってでっちあげられた冤罪みたいなもんだから、なおさらだ。

借家住まいで資産が少ないから庶民派というのも、どーでも良い。毎月1500万円の小遣いを貰おうと宇宙人だろうとなかろうと、どういう政策展開するかが問題なのでどーでも良い。愛人の一人や二人いても(うらやましいけど)どーでも良い、バレないようにしてくればイイよ。

ただ、直観的に思うのは、こちらも同じく短命内閣だろうと言う事。理由は二つあって、一つは小沢色を払拭した事が本気モードならば、小沢氏の反撃が有るだろうからというのと、もう一つは、小沢色払拭がポーズで有った場合、マスゴミが放っとかないだろうから。

というか、誰が総理になろうとも、重箱の隅をつついて引きづり下ろされるだろうと思うからである。日常の生活を法律によってギチギチに締め上げた上で、法の運用を緩くして目こぼししておいて、何か気に食わないヤツがいれば、厳格に法を適用して即逮捕・起訴と言うのが今の日本なのだ。

小沢・鳩山両氏の場合は、厳格に法を適用しても逮捕出来なかったにも関わらず、「道義的」とか「政治的」と言った何だか良く分からない理屈で潰された。

家を出て駅にたどり着くまでに、誰しもに一つ・二つではきかないくらいの「犯罪」を犯しているはずだ。この事は過去記事にも書いた。例えば、先ず家を出て歩き出した途端左側通行したので道交法違反。

今日は花粉が酷くて喉がイガラッポイ。思わず道に唾を吐いたら、軽犯罪法違反だ。おや道に10円玉が、たとえ10円でもお金を粗末には出来ないからと拾う。ハイ窃盗罪ね。財布に入れようとしたら携帯に電話が・・・、緊急連絡だが手元に紙が無いので、財布の中の千円札にとりあえずメモったら、何やら難しい犯罪を犯したらしい。

そうこうしていると、どんと人がぶつかり、謝りもしない。あんまりフザケタ態度なので、オいコラなめんなよとどなったら、相手が畏怖してしまい、脅迫罪成立だ。バカと言ったら名誉棄損、言い出したらキリが無い。

では例えば、現実問題ベンダソンはバカとかウソつきと言いふらす人がいたとして、名誉棄損で訴えられるかと言えば、警察は絶対に取り合わない。相当に酷い誹謗中傷をされても、あるいはしても事件にはならないのだ。脅迫も同じ。人が殺されてから動く、だからストーカー被害が後を絶たない。

ところが、何か検察・警察側の気に食わない人間に対しては、ほとんど微罪でも厳格に取り締まり、ぶち込まれる事はご存知の通りだろう。例えばかつての耐震偽装事件での藤田東吾社長が逮捕収監されたのは電子公正証書不実記載というもの。

記憶では払込資本がたかだか2千万円弱足りないと言うものだったと思うが(正確には自信無し)、現実に上場目前の会社なんだから、粉飾でもしてない限り資金は充分なので、単なる手続きミスともいえる内容だったと思う。

このところの日本人は特に思考停止状態と言うか、「逮捕」とか「取り調べ」あるいは「容疑」と言う単語に反応し、その中身については全く考えようとはしないから、例えば「取り調べ」と報道されれば、殺人などの凶悪事件も立ちションベンも何の区別も無く一緒くたにして、容疑者=悪い奴となってしまう。

小沢・鳩山騒動はその典型だが、それでも起訴出来なかったと言う事は、トンデモナイ検察の失態・敗北だと思うが、敗北したのは小沢・鳩山と言う形になっている。

なので、この先どんな与党体制を組もうと、マスコミや検察権力に潰される事は明らかだろう。今のところ、菅内閣の支持率が急上昇したと報じられ、好意的に見られているが、はたして何時まで続くのだろうか。と思っていたら早速、菅内閣のアラ探しが始まったようだ。

アラ探し自体は不正の告発ならば、決して悪いことではないが、ほとんど本質に関わり無い事や、他人や国政に影響の無い本人レベルの手続きミスの類ならば、文字通りアラ探しに過ぎず、程度の低さを恥じるべきだろう。

そういう重箱の隅やアラ探しに、同調する国民がいる限りはマスゴミのアラ探しは止むまい。結局のところ、だから菅内閣が発足したばかりだけれど、さあ、はたして何時まで持つのか、おそらく真面目にやればやるほど短命に終わるだろうと思ってしまう。

そのツケは、国民全体に回ってくる事は明らかだから、では我々国民はいかにしてマスゴミの踊らされることなく真実を見抜くかは、ひとえに自分の目と耳で事実を探り自分の頭で考えるしか無い。マスゴミの言うことも、ベンダソンの言うことも関係無い、参考にしても良いが結論は自分の頭で考えるべきだ。

さて、ではどうやって事実を探るかについては、情報過多の中にあっては分かりにくいと言われるが、そう思う時点で、既にマスゴミやエセ評論家にミスリードされていると思う。情報過多なのは単なる量の事であって、質の判断基準さえ持っていれば、ばっさり無駄な情報を排除できるからだ。

例えばこの記事の論点は、民主党内閣だから、こうした場合は、先ず当事者の言い分を聞くのが手っ取り早い。以前はそうした手段が無かったが、ネット時代の今日、個人も政党も放送局と同じ情報発信能力を持っているから、件のサイトを覗けば良い。

特に民主党のサイトでは、記者会見など一切の加工をせずそのまま垂れ流しだから、予断の入る余地が全く無く、自分の目と耳で事実が確認できる。毎回こんな事をやるのはシンドイので、興味がわく案件だけでも良い。

次に、こうして真実を確かめた後、報道各社の報道内容を確認すれば、或る一つの傾向が明らかに有る事が分かる。それが分かれば、報道に予断を与えられることも少なくなろうと言うものだ。そして、報道自体が表現している「事実」自体には全くのウソはほとんどないから、訓練すればマスゴミ報道といえども、事実だけは読み取ることも可能になってくると思う。

人それぞれだと思うけれど、ベンダソン流のマスゴミの読み方は、明らかに主語がマスコミで断定している事が明らかな事以外はゼロと認定する事だ。よってゼロは何個集めてもゼロ、何の意味も価値も無い。

「関係者によると」「と言っている民主党議員がいる」「道義的責任」「~は避けられない見通し」「と言われている」などのフレーズは要注意だ。「関係者」が「言った事」は事実だろうが、「言っている内容」が事実かどうかは別、一種の錯覚と言うか詐欺論法の可能性が高い。

「言っている内容」が事実かどうか分からない限りは、事実かもしれないしそうではないかもしれないから、情報としての価値はゼロ。100個集めても1000個集めてもゼロはゼロに過ぎないから正にマス・ゴミである。

同じく評論家諸氏の発言も、客観的根拠を示さない言説はゼロと認定する。よく「私はアメリカの高官と親しいのですが、彼によれば~」とか「政府高官から聞いた話だが~」という前フリで話す人がいるが、その辺のオッサンでも言えることで、内容の信ぴょう性を保証してないから、これ何の意味も無い。

でだ、おそらくと言うか間違いなく、じきに菅内閣叩きが始まるだろう。先のエントリーで「脱力[日本は終わりに近づいた?]」と表題を付けたのも、こうした予測からだ。叩く内容が本当に国家を思っての事ならば良いけれど、売らんが為だったり民主党潰しが目的ならば、そしてそれに国民が乗せられるならば、この国が危うい事は明らかだ。

拙ブログは、今でも鳩山・小沢両氏は辞めるべきでは無かったと思っているが、辞めざるを得ない状況に有ったことも理解できる。それは視点を「信念」に置くか「方法」に置くかの違いだ。前者なら辞めるべきではないし、後者なら辞めざるを得ないからだ。

ではどうすればよいかと言えば、小沢氏がフィクサーとして民主党を牛耳って行くのがベストだろう。何の役職にも付かず、事実上様々な指示を出していく。ただそれでは結局、派閥政治になるから批判は受けるだろうが、派閥政治そのものがイケナイと言う論拠は見当たらないから放置すれば良い。

とは言え、言ってみて現実感が無いのも事実。結論はやはり小沢新党しかないような気がする。そうなると自民党が弱体化した今、2大政党政治では無く、3代政党政治になる可能性が高いけれど、それも過渡的には有りじゃね、と思う。

それにしても、毎度同じパターンで繰り返される内閣批判と潰し、先が読めるだけに茶番も良いところだが、良く国民は白けないものだと思う。

何か賄賂を貰ったとかならばいたしかたないが、だから何だと言うような重箱の隅をつついてみたり、行政サイドが個人情報を漏らさない限り分からない内容だったりでは、騒ぐ方がバカ丸出しと心得るべきだろう。

本日これにて、

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コメント

○pyopyonotori様、コメントありがとうございます。
>打つべき手を打たずに放置して蔓延させたのは人災だった。

とのこと、では貴兄は、どうすべきだったとお考えでしょうか。
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=25937&catid=74&blogid=13
一般的に、こちらの記事に有るように、対応の具体的中身に対する批判よりも、外形的印象に関する非難が多いように思います。大臣が外遊しようがしまいが具体的にどうすべきで有ったのかが論点であるはずなのに、あまりこうした指摘は無いように思います。

おそらくは、初期段階で殺処分すべきであったろうことは数年前の事例や韓国の事例からも明らかであると思われますが【口蹄疫 殺し】でくぐると、殺処分すべきではないとの非難ごうごうの足跡が出てきます。例えばこちらの報道はいかがでしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=ZYuIQIComPo&feature=player_embedded

赤松大臣の、この発言の雰囲気だけを取り出し、反民主の方々は様々に加工していますが、何が問題か、どうべきであったのかと言う論点だけを考えると、矛盾を感じます。

口蹄疫問題に限らず、問題とすべき論点を直接検証する事象にはほとんど目を向けず、先ずは批判すべき材料探しに躍起になっているのが昨今の日本の風潮で、それにいつの間にか大衆が乗せられ推測に推測を重ね事実と思い込んでいるように思います。

別に民主党批判に限らず、自民党でも共産党でも何に対しても、失敗をなじるならば、具体的にどうすべきであったのかを検証し、それに対してこれこれこう言う風にすべきだっただろうと批判しない限り、単なる主観による誹謗に過ぎません。

それでは「ばか・ばか・阿呆」「へん、バカって言うほうがバカだも~ん」という子供の喧嘩レベルです。また当然に「どうすべきだった」のかについては、主観的見解では無く客観的事実に基づいた根拠とその断定結果についての責任を持ったものでなければ、相手にする必要が無い事は明らかでしょう。

現下の状況では、拙ブログは【どうすべきだった】のかを判断する情報も知識も有りませんし、そのような識者の見解も(非難はあるけれど)見当たらないので、判断はできません。三宅雪子議員がコケた事件に関しても基本同じですが、こちらはまあ印象の問題だとすれば、白々しいと言うのが私の感想です。つまりこのケースでは民主党に批判的になります。

投稿: ベンダソン | 2010/06/13 10:59

民主党をかばうことができなくなったのは口蹄疫に対して無能だったから。疫病の発生は天災でも打つべき手を打たずに放置して蔓延させたのは人災だった。
別に悪人面した人がトップにいても気にしない。地道にやるべきことをやってくれていれば。でも責任ある立場の人間が無能っていうのは裁く法がなかったとしても私の感覚では有罪です。
それまでは小沢さんも「顔で損をしているな」とか鳩山総理も「理念は良いのになぁ、誰も付いてきてくれないのかな?可哀そう」って視点で思っていたのだけど…。

マスコミは民主党をバッシングするフリをして民主党の重大に過失に煙幕を張って隠していると思うのです。
四月下旬から五月中旬まで、テレビでは普天間問題に騒いでいる間、口蹄疫問題はテレビに殆ど流れませんでした。
やっと流れても偏向内容で宮崎県の現場を悪者にしようとしていた。小さく小さくニュースに流して大したことが起きていないように印象をづけもしていました。
動画サイトや酪農家のブログを検索してやっと口蹄疫の悲惨さを知ることができるという異常な状態が続いていました。
他の国ではとっくに暴動が起きて治安崩壊している状況なのに、もくもくと防疫している酪農家のモラルの高さに土下座しろと言いたい。
総理を辞めるタイミングも宮崎県にとっては裏切られたとしか言いようのないものでした。宮崎県側が国に求めていたのは、辞任ではなく責任ある態度と効果のある対策だったのに。

他にも三宅雪子議員がコケたと騒がれていたとき、「国会法改正案」の危うさをを隠したのではないか。三宅さんはスケープゴートにされたのではないでしょうか? 自分の仲間もトカゲの尻尾のように切っていくのが民主党のやり方なのでしょうか。勘繰りすぎでしょうか。ベンダソンさんの意見をうかがいたいです。

投稿: pyopyonotori | 2010/06/13 05:35

abc様、ご指摘ありがとうございます。

確かに管では変だなとは思ってたのですが、ついめんどくさくてそのままでした(汗)。
ものぐさベンダソン、反省です。

投稿: ベンダソン | 2010/06/12 21:36

どうしても気になるので。

管(たけかんむり)ではなく、菅(くさかんむり)です。すがさんではありません、かんさんです。

訂正よろしく。

投稿: abc | 2010/06/12 15:25

BB 様、コメントありがとうございます。

確かに国民は白けきってますねえ。

ただホントに、皆無視しているかどうかは分かりません。おっしゃるように選挙で全てが分かりますね。

投稿: ベンダソン | 2010/06/11 18:51

ペンタゾン氏へ
国民は白け切っていると思いますよ。マスコミさんの大好きな世論調査でも、国民の関心事は「景気」「年金」「雇用」などが常に上位です。「政治と金」なんかいつも下のほうですよね。それなのにマスコミさんは「政治と金」を連呼している。客が「うどん」と注文しているのに「うちの売りはカレーです」とカレーを出すのと一緒です。皆無視してますよ、社説なんか。
 国民の91%が新聞読んでいるそうですが、番組欄とスポーツ欄・天気予報を読んでいるのではないですか。いずれにせよ、マスコミ報道が国民の間に浸透しているかどうかは選挙でわかります。一番正確な世論調査ですからね、選挙は。

投稿: BB | 2010/06/10 18:09

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