« 不可思議公益法人 | トップページ | ネコ語 »

2010/06/28

議員会館批判は妥当か?

いつもTV等を見ていて不思議なんだけど、議員会館とか公務員宿舎とかが批判のやり玉に挙がっている。単なる公務員宿舎の場合は、その仕事内容からすれば、確かに贅沢だなあと思う事が多々あり、許せん!と思う事もあるけれど、議員会館が贅沢という批判は、正直なところ何故なんだかサッパリ分からない。

議員会館に限らず、議員宿舎や官邸とか公邸の類もやたら贅沢とか無駄使いと批判されるが、これもサッパリ分からない。何が分からないかと言うと、直観的にどこが贅沢なのか、無駄なのかサッパリ分からないからだ。

そして良く考えると、批判する側の根拠もサッパリ分からない。とりあえずこちらの記事を見てみようか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100628-00000086-jij-pol

<引用開始>

新議員会館が完成=広さ3倍、「無駄遣い」に批判も―参院

6281729分配信 時事通信

 参院議員の事務所などが入る新しい議員会館が28日までに完成し、71日の使用開始を前に報道陣に公開された。国会議事堂裏の新会館は地上12階、地下3階。延べ床面積は96000平方メートルで、従来の約3倍に増える。
 議員室は、定数と同じ242室を用意した。応接室や秘書室、会議スペースを備え、面積は従来の40平方メートルから100平方メートルへ拡大する。議員が迷惑な客に見つからず室外へ出られる「隠し扉」も用意した。地階は民間のコンビニエンスストアやコーヒーショップが出店し、地下鉄永田町駅への連絡通路も整備する予定だ。
 現在の議員会館は1965年竣工(しゅんこう)。老朽化や、諸外国に比べて議員室が狭いことなどから建て替えが決まり、隣接地に新会館を建設していた。旧会館は取り壊し、駐車場になる。
 一方、衆院も新議員会館2棟を整備中で、717日から議員室の引っ越しが始まる予定。総事業費は衆参合計で約1700億円。民主党など各党は参院選で国会議員の定数削減を打ち出しており、豪華な議員会館の新築には市民団体などから「税金の無駄遣い」との批判も出ている。 

<引用終わり>

「豪華な議員会館の新築には市民団体などから「税金の無駄遣い」との批判も出ている」そうだが、具体的にどんな市民団体が、何を根拠にそう主張しているのだろうか。この手の記事を見るたびに思うのは、記者がそう思っているいるだけじゃないか、ということ。

と書いては見たが、う~ん、ちと違うな。正確には、こう書けば「大衆受けすると思って書いた」ってとこじゃなかろか。そういう意味では、国民の意見を代弁したともいえる。実際、身の周りにいる人の意見でも、そういう人が少なからずいるから、間違いでは無いのかもしれない。

間違いではないのかもしれないというのは、多数意見の可能性があると言う意味であって、こうした批判即ち議員会館建設等に対する批判自体が正しいかどうかはまた別、少なくとも拙ブログは正しいとは思わない、むしろ間違いじゃないかと思う。

そもそも「豪華な」と批判されるが、これは勿論豪華な事がいけないのではなく、不必要に豪華だからイケナイという意味だろう。では具体的に何が不必要なんだろうか。この記事では勿論不明だが、良く見るTVの報道においても、いつもこれが分からない。

議員宿舎の広さが贅沢とかシャワーが贅沢とか良く言われるが、何を尺度にそういうのだろうか。少なくとも小生は、議員会館に限らず多くの批判の対象になっている公邸の類も、全然贅沢とは思わない。

根拠は?と自問すると、経験的に公務の為にはその程度の広さや設備(議員会館の場合は100㎡)はいるだろうと思うからだ。この程度の根拠だから、そう思わないと言われれば、それっきりだけどね。

だけど、ちょいと考えてほしい、議員会館って、単に書類に目を通すだけじゃないだろう。事務所何だからスタッフとの打ち合わせも有るだろうし、作業だって有るだろう。それがたかだか100㎡になったからとて贅沢なんだろうか。

現実に、知っている国会議員の事務所がその程度なんて、あまり見ないし、とうてい従来の40㎡では何の作業も出来ないと思う。打ち合わせや作業は、ホテルでやれと言うならば、そもそも議員会館なんて要らないだろう。

あるいは都心の一等地が贅沢とよく言われるが、こうなると小生のアタマでは、えっ!国会議員の事務所の話じゃないの?混乱してしまう。別に議員個人の別荘の話では無い、国会議員としての首都東京の活動の拠点なんだから、本来ならば国会議事堂の中に有ったっていいけれど、それでは国政の安全上危険なので、宿舎も含めて、出来るだけ近いところで分散させるのが当然だと思うのだけれど、違うのだろうか。

それと広さ以外の設備や調度が贅沢か否かは、情報が無いから何とも言えないが、そんな目くじら立てるほどのもんかねえ。壁一面に金が張られているとか、ダイヤがちりばめられているとか言うならともかく、もし仮に大理石程度ならば、国政に関わる者の活動の場なんだから、その程度のしつらえはむしろ欲しいと思う。それで維持費が大幅に変わることもあるまい、せいぜいがイニシャルコストだろう。

どうもこの手の話になると、その場所で展開される行為の内容を全く考慮しないで、一般庶民の生活レベルと比較して、やれ贅沢だの無駄だのと、無意味に庶民の嫉妬心を煽っているような気がしてならない。

国民が餓えているのに、人民大会堂だの首領様の別荘だのがやたら豪華なんてのは唾棄すべき愚劣な話だが、一億ノーテンキというか、不況不況と言いながら、なんだかんだ消費し、ビンボー人がまだまだ使えるモノを平気で捨てる社会にあっては、議員会館や宿舎やら公邸やらが、特別に世情からかい離した贅沢な造りであるとは到底思えないのだ。

なんていうかなあ、ほとんどドーでも良い話な気がする。だから、これらが贅沢だと目くじら立てるならば、まあ、いちいち議論するのもメンドクサイから、それでもイイかってなもんだけどね・・・。と、言うわけで本日これにて、

↓ ↓ ↓

人気blogランキングへ

|

« 不可思議公益法人 | トップページ | ネコ語 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101905/48743466

この記事へのトラックバック一覧です: 議員会館批判は妥当か?:

« 不可思議公益法人 | トップページ | ネコ語 »