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2010/11/20

辞任要求には不謹慎ながらワロタ

閣僚らの相次ぐ舌禍で菅直人政権が危機に陥っているようだ。まあ、さもありなん、どーしよーもない内閣なのは最初からわかっていた事。とはいえ代表選の戦い方に身内を指して政治と金を持ち出した心根の卑しさが、かくも早く具体化したとはちと予想外。もちっと持つかと思ったが、どうやら末期症状の様子だ。

話題提供として、とりあえずこちらを引用しておこう。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=135063&servcode=A00&sectcode=A00

<引用開始>

「自衛隊は暴力装置」…仙石官房長官が失言

日本の閣僚らの相次ぐ舌禍で菅直人政権が危機に陥っている。

 
現在与党からも「資質が疑われる」という厳しい評価を受けている舌禍の主人公は柳田稔法務相兼拉致問題担当相。彼は14日に広島で開かれた自身の就任パーティで、「私が9月に法務大臣になるという話を聞いてびっくりした。私は法務というものを扱ったこともない。ところでやってみると法務大臣は(国会で)2つの言葉だけ覚えておけばよいから良い席だ」と話した。また、「個別懸案でもよく分からないことに対しては『答弁を差し控える』と言えばよく、これでだめなら『法と証拠に基づき適切に処理している』とで話せば切り抜けられる」と述べたという。


 
これに対し反発の世論がわき上がると柳田法相は17日の国会で「軽率な発言をして申し訳ない」と頭を下げて繰り返し陳謝した。だが、野党は問責決議案を提出する勢いだ。与党内でも「非常識な発言をしただけに退くべき」という批判が出ている。仙谷由人官房長官は17日、柳田法相を首相官邸に呼び、「非常に軽率で不信を招く発言だ」と厳重注意したが、辞任までは必要ないという反応だ。


 
そうした中で17~18日にも閣僚らの失言が続いた。最近日本の防衛省は自衛隊施設内での行事に政治的発言をする人物を呼ぶなという指針を送った。最近外部の人々が自衛隊施設内での講演などを通じて政府批判を行ったことに対する措置だった。これに野党から「言論統制」と反発すると、すぐに北沢俊美防衛相は17日の参議院予算委員会で、「自民党でも同じようにしただろう」と返した。野党は「無礼な答弁だ」と怒り、結局北沢防衛相はこの発言を撤回した。


 
圧巻は仙石官房長官の発言だった。18日の国会で自衛隊の中立性を強調する中で、「暴力装置でもある自衛隊、ある種の軍事組織だから政治的中立を守らなければならない」と述べ、自衛隊を「暴力装置」と表現した。仙石官房長官はすぐに「暴力装置という表現を『実力組織』に変える」とし、「不適当な表現であり自衛隊のみなさんに謝罪する」と頭を下げたが批判世論は沈静化していない。柳田法務相を呼んで“失言”を叱った当事者が1日で“失言の張本人”になったのだ。仙石官房長官は先週にも国会で自身が読んだ資料をカメラマンが望遠レンズで捕らえて報道すると、すぐに「盗撮された」と話しメディアの激しい非難を受けた。

<引用終わり>

ハッキリ言って菅内閣はクソ内閣だと思う。けど、メディアがよってたかって叩く閣僚の失言を、一緒になって叩く気にはなれない。確かに失言ではあるけれど、言ってる事はその通りだと思うからだ。なんてゆーかなあ、大人の事情をよくわからない子供が事実を正直に表現してしまい、それを周りがケシカランと咎めてるような滑稽さが有るのだ。

先ずは、仙石官房長官の「暴力装置でもある自衛隊、ある種の軍事組織だから政治的中立を守らなければならない」との発言だが、これ、そのとーりじゃないか?何がいけないの?どーやら「装置」と言う単語が野党の気に障ったみたいだけど、それって本当に問題か?

国会のヤジでは【装置】が問題になって、仙石氏が謝罪訂正したみたいだが、世間では「暴力」に反応してるような気がする。しかし、ハッキリ言ってどっちともどーでもイイと思う。なんか、みんな単語に反応して煽られ、ひょっとして何か騙されてないだろうか。

うすうす感じるのは、目くらましの為に騙されて、その裏で何か重要な事が進められたり、重要な事が妨害されたりしてはいないだろうかという疑念。今の菅内閣はどーしよーも無いと思うが、その感情に便乗して、味噌もクソも一緒に騒ぎ立て、それに乗せられているような気がしてならない。

そんな漠然とした違和感があるなかで、柳田大臣のおバカ発言が取りざたされた。まあ確かに大臣たるものの発言としてはケシカランが、正直なところ言わしてもらえば、発言内容自体はそのとーりだと思うから、一方的にこのおバカ大臣を叩いている野党やマスコミがチト滑稽というか不自然に見えるのだ。

だって問題にするならもっと重大な問題が有るだろう。前原氏は国交大臣として例の船長を逮捕し、外務大臣になるや那覇地検のせいにして船長を釈放してしまった。マッチポンプもいいところ、その上トンデモナイ国賊的無定見さだ。罷免要求するなら先ずはこっちだろう。どーも野党もクサイのだよ。つまり与野党あげてアメリカのポチを演じてる気がする。

それにしても確かに柳田大臣の発言はケシカランけど、国会で言ったわけじゃなし、身内の会合での本音話としては、事実そのとーりと思うだけに、そこまで目くじら立てる話しかなあ、と思ってしまう。

で、はたと思い当たった。この大臣は今、検察のあり方を抜本的に見直すために委員会を結成し、そこには名うての論客である郷原氏や江川氏が参加するという。よもや、この委員会潰しが目的?とうがった見方が出来てしまう。

柳田大臣が辞めたら、委員会メンバーが換えられたり、中止したりで、検察改革がストップするなんて事にもしなったなら、これはもう明らかに取り調べ可視化に反対する勢力のめくらましと言わざるを得ないだろう。

だから柳田発言には2つの点で興味深い。つまり本当の事を言って怒られる滑稽さと、その実、検察改革に対する妨害と言う側面の可能性だ。ま、時間がたてば直ぐわかることではあるので、今後の展開に注目していきたい。言っておくが注目すべきは大臣が誰とかじゃない、誰になってもいいから、何をやるのかやったかなのだ。

日本がアメリカの闇の支配下に置かれていると言った話しは都市伝説の類だとは思うが、不自然なほどの横並びのマスコミ報道や、これまた誰かにコントロールされているとしか思えない野党の騒ぎ方を見ていると、とてもじゃないが、この国が独立国としてちゃんと機能しているとは到底思えなくなってくる。

だいたい、「暴力装置」なる表現がケシカランと言われた「自衛隊」だが、その防衛費はGDPの概ね1%(一般会計の56%)とされ世界第5位だ。だがどう見たって空母が有る訳でも、爆撃機が有る訳でもない専守防衛だから、それほどの軍事力には見えない。

その理由は、物価の違いによるとされ、購買力平価換算軍事支出では、中国の1/12、ロシアの1/3規模と言われている。でもそれってなんかヘン。だってドル・ベースの比較のはずだし、自衛隊の要となる兵器はほとんどがアメリカ製でっせ。そして自走兵器は国産化されている。日本車は世界の中でかなり安いはず。そう考えると、購買力平価換算軍事支出と言うのも、国産農産物購入の話しならともかく、海外からの兵器購入なんだから、その理屈はどーも怪しい気がする。

要するに不必要に自衛隊の調達は高コスト体質なんじゃないのか。どっかで誰かがぼろもうけしてるんじゃないか。それでいて肝心要の部分が連係されておらず、いざと言う時本当に機能するのか、これまた怪しい。

小銃とか戦車みたいな局地的な兵器は国産化されて、部品調達も容易だろうが、戦闘機とかの高額な攻撃の為の兵器は、はたしてイザとなった時、充分機能するのかね?どっか一か所壊れたら、自衛隊内部では修理不能の使い捨て兵器なんて事は無いんだろうな。もしそんなんだったら、兵器としての役目以前にトンデモ消費だ。

自衛隊の話になったのでついでに言うと、前から不思議でならないのが、何故武器を国産化しないのだろうか。タブン法律でがんじがらめになっていて出来ないのかもしれないが、もしそうなら日本は独立国なんだから、自国の都合のいいように法を変えれば良い。あるいは政策としてそうしてきたのかもしれない、ならば何故?

どーみたって、アメリカの高額兵器を調達するための自衛隊なんじゃないか。本当に専守防衛と言うなら、兵器は製造不可能なもの以外は国産化すべきだ。だがそんなものは他国が輸出もしないだろうから有るはずもない。第一、日本は世界に冠たる工業国だから、どう考えてもヘンだ。

戦闘機でも爆撃機でも造れば、世界のトップになる事は間違いないだろう。現に戦争に負けるまでそうだった。こうした事を言うと必ず戦争反対と叫ぶ人がいるが、それとこれは別の議論、ウンコとカレーの区別がつかない頭のワルイ人だと思う。

いくら戦争放棄だ自衛隊は軍隊ではないと言ったところで、装備内容は軍隊である事は明らかであり、今言ってる事はこの装備内容の性能や効率の話であって、その装備の存在の是非ではないのだ。

で、現に日本は装備を調達・活用しており、それらは工業製品だから、工業立国である日本がこれを造らないのはナンセンスと言うのが小生の主張。でもって、これを世界中に売れば儲かるかもしれない。

日本は国法でこれを禁じているが、その根拠がどーもよく分からない。武器の部品となるものも輸出禁止なんだが、何故?ちょっと聞くと当然にも思えるが、よく考えると何故いけないのかが良く分からん。

だって自衛隊が装備してるじゃないか。そして世界中のあらゆる国が装備してるじゃないか。その目的はいろいろあるだろうが絶対的に共通しているのは、自衛手段としての機能だ。その自衛機能は、攻撃に対処する目的であり、攻撃は最大の防御だから軍備をするのだろう。となれば相手より強くなりたい。だから他国を強くする武器輸出はイケナイ?

だったら他国を強くする武器は輸出しなければ良い。現にアメリカは最新兵器は絶対に日本に輸出しないではないか、常にモデルチェンジする前の旧式兵器ばかりだ。兵器メーカーからすれば、実に有難い市場だろう。何が専守防衛なんだか、バッカじゃねーの、と思う。

与野党挙げてポチ国家を演じているから、そうした核心に触れる部分は皆見て見ぬふりし、どーでもいいような失言を捉えては足の引っ張り合いで大騒ぎしている。この様子を、かの国の支配層は、高みの見物でほくそ笑んでるんじゃないか、そう思えてしかたない。

本日これにて、

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コメント

本当に、マスコミは「どうでもいいこと」ばかり報じていますよね。
こんな政治で大丈夫か、と常々思う日々です。

投稿: tria | 2010/12/09 20:11

この日の参議院予算委員会の民主党はかなり酷かったんですが、マスコミが取り上げたのは、仙谷氏の発言と謝罪シーンばかり。
しかし実際はもっと酷いシーンの連発でした。
自民党の、林氏や丸川女史の補正予算と事業仕訳についての質問に対する民主党の発言は怒りを通り越して、吉本新喜劇か、と思わせるほど滑稽なものでしたよ。
補正予算などは国会ではそれなりに討論されているようですがマスコミはほとんど報道していませんね。
不適切発言は予算から目を逸らさせるためにやっているのかもしれませんよ。

投稿: きき | 2010/11/22 19:03

菅直人 英語で書くと CANNOT
自ら無能と 言っております

投稿: へそのごま | 2010/11/20 20:27

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