« 海水注水サル芝居は内閣メルトダウンの予兆? | トップページ | 隠れた偉人 »

2011/05/28

小沢報道に見る日本と海外メディアのレベル差

先に(5/25)書いたように、白を黒と印象付けるような恣意的記事を書く読売とは、正に正反対な印象を持つのがウオール・ストリート・ジャーナル。ここが取材した小沢氏へのインタビューは、記者クラブでぬくぬくと御用化してしまった日本メディアとは次元が違う高質なモノだ。

まずは、こちらをご覧いただきたい。適格に要約した動画配信と詳細に書きつづった文字情報だ。この取材姿勢、情報の質の高さ、これらを読み手の判断に任せる情報提供に、彼我の差を感じるのは私だけ?

↓記事はコチラ。やたら長いので、引用は省略します。

http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_242207

いかがだったろうか。私は内容もさることながら、この取材姿勢に今更ながら、ため息が出た。

そしてこのインタビューで小沢氏が言っていた「日本に民主主義を定着させる・・・」のは、今の日本のマスコミを国民が信じる限り、残念ながら不可能だろうと思った。

逆に言えば、国民がマスコミに騙されないようになった時、真の民主主義が生まれ定着するのかもしれない。それは何時だろうか。

この度、小学校教育に英語会話が取り入れられたことで、今後日本人の英語力は飛躍的に向上するだろう。そうした今の子供たちが、大人になって、社会的な発言権を得たころやっと変わり始めるのだろうと思う。

そのころには、日本のマスコミをおそらくジジババ以外は誰も相手にはせず、もっぱら情報は海外から仕入れ、それが一般化すると思うからだ。現状では、どうしても英語力が障壁になっていると思う。

とは言え、それまで待っていては、国民金融資産がとうに国債に食い散らかされて、日本には自立再生する力は無くなっているだろう。だからそれまで待つわけにはいかない。では誰に託す?誰が総理になったところで、おそらく1年と持たないだろう事は、皆心の中で思っているのでは?

私は、日本を変える事が出来るのは小沢氏しかいないと思っているが、小沢=悪で洗脳されている年配者たちを見ると、かなり難しいと思う。

とにかく小沢=悪で凝り固まってしまい、全く聞く耳を持ってないから、いくらマスコミ報道がミスリードであると言ってもダメ、目の前に報道の誤りを見せても全く受け付けない一種のヒステリー状態だからだ。

だから理想は小沢総理だけれど、実を取るために、総理の椅子が欲しくてたまらない人を傀儡の首相にし、フィクサーとして小沢氏が指導していくしかあるまい。タブン、小沢さんもそれを考えているのではあるまいか。

ところで、このインタビュー記事、原発に関して実に意背筋が寒くなる話が出てくる。話しているのが小沢氏だから、超リアルだ。そして、私自身もある筋からの情報に原発事故直後から嫌な予感がしていた。その根拠を公開すると、関係者に多大な迷惑がかかるのと、私の推測にすぎないから、他人には言えなかった予感だ。

例えて言うと、単なるクマ公ハチ公の噂話では無く、しかるべき人々がなんとなく確かな筋から聞いている情報を、迂闊に洩らす訳にはいかず、でも皆が知っていて、誰かが言いだすのを待っている、そんな感じだ。それが、小沢氏の口から出た。うわっ大変だ!と思う。

じゃ、どーするか?

また話が戻って恐縮だが、どーせ誰が総理になったところで変わり映えしない事はもう、皆さんそう思ってるでしょ。だったら、ダメで元々、ここいらで小沢氏にやらせてみたら?彼が悪党と言うならそれでも良いではないか。

菅さんは善人ではないの?その前の麻生さんも、安倍さんも、皆善人では?でも皆ダメだったでしょ。で、誰もが悪党小沢の政治手腕を恐れてパージしたのでは?だったらその政治手腕に期待するしかないではないか。

小沢批判で凝り固まる人々は未だに、小沢氏が不正に献金を受け、不動産を取得し私腹を肥やしたと思っている。仮にそう思うならそうでも良い、たかが数億円だろう。これから先も私腹を肥やしたからとて高が知れてる。自分の給料と比べるのは止めたら?

日本が沈没しちゃったら、そんな事気にするどころじゃない、自分が餓えてしまうのだから。

思い出すのは、私が運動のリーダーとして深く関わった住民運動だ。住民が何とか助けてくれと言うのでリーダーに祭り上げられ、次々と不可能と思われていたマスコミ取材を実現し、世論を味方に付けたら、ベンダソンが目立ち過ぎると、今度は一部住民が足を引っ張りだした。

アホらしくなって手を引いたが、最も邪魔をしていた住民は、反対運動が消えた今、一番の被害者になっている。住民運動によって最も恩恵を受けるハズだった彼は、自分の恩恵よりも、嫉妬心を重視し、天に唾して自分の首を絞めているのだ。

私の行動を散々妨害した住民は、行政から特別の扱いを約束されていたのだろうか、専門家の私が手を引いたことで、完全に住民はなめられ、約束が一方的に反故にされたと聞いている。バカとしか言いようがない。行政が特定の地権者を特別扱いすれば逮捕されるだろうに、そんな事も気が付かないとは。

住民に頼まれたから私は仕事を完全に犠牲にしてまで戦ったが、或る事無い事デタラメを言いふらされた。「絶対反対!住民が反対すれば、絶対工事は中止できる。」と煽った住民は何もしなかった。それどころか、行政の手先となった住民の妨害さえ見て見ぬふりで、結局はごく一部の住民が周りの様子を伺いながら、陰に隠れて恐る恐る手伝うだけで、現実は住民に頼まれて行動してるハズの私が孤立してしまうのである。

アホらしくて手を引いた時、私に反対運動リーダーを頼んで来た自治会の役員達に、妨害するなら何故頼んだのかと問いただすと、お上の言う事は正しいと、本音とも何とも付かないセリフを吐いた。以来完全に手を引いたが、そのお上は途端に、住民説明も止めて一斉に工事に着工し出した。

何故、こんな事を書くかと言えば、ひょっとしたら、これって今の日本の縮図では?と思ったからだ。客観的根拠は何もないが、小沢氏を取り巻く状況と、自分の身に起こった状況がダブってしまうのだ。

私の場合は、アホらしくて手を引いてしまったが、小沢氏は、はたしてどうだろう。インタビューの中で、「もう一度自分がやらねばと老体に鞭打つ」と言うような発言が有るが、私にはスゴクその気持ちが分かる、それは使命感だ。

こういう事は、それこそ理屈では理解できないことで、人のために自分を犠牲にして働いた事の無い人には絶対理解できないと思う。利で動く人間には利でしかモノを考えられないからだ。そう言う人は、全く無償で人のために働く人間を見ると何か裏で利益を得てるに違いないと思ってしまうようだ。

とりあえず、本日これにて、

↓ ↓ ↓

人気blogランキングへ

|

« 海水注水サル芝居は内閣メルトダウンの予兆? | トップページ | 隠れた偉人 »

コメント

○しま様、コメントありがとうございます。

ご紹介の書、1983年5月刊とのこと。ロッキード事件後、日本が絶頂に上り詰めている時の著ですね。そして、書かれている事を、それからほぼ30年間で日本は証明しつつあるようです、もちろん悪い例として。

正に炯眼でしょうね。
田中角栄や山本七平を評価するところで、色眼鏡でみられたかもしれませんが・・・・。
*********************************************************************
○noga様、コメントありがとうございます。
何かの手違いで、別のサイトへの投稿が、拙ブログに紛れてしまったようですね。
これはこれで面白いとは思いますが、ご自身で削除される事をおすすめします。
あるいは、後刻、気が向いたら私の方でも削除いたします。
*********************************************************************

投稿: ベンダソン | 2011/05/29 10:08

言語は考えるための道具である。
英語は、高度の考えを編み出すために適した言語である。
英米人の高等教育は、子供には学習が難しい彼らの国語 (英語) 教育である。

我が国には、英米流の高等教育は存在しない。
修業年限を英米と同じにするなどの教育制度の確立だけでは、高度な職業人を育成することは難しい。
我が国では最初から最後まで行われている丸暗記 (rote memory) と受け売り (regurgitation) の修行では、自らを決することが難しい。
これを「教養がない (uneducated)」という。子供のような状態かな、赤子かな。

自らを決することのできない人たちには、論点を定めることができない。
自分の意見を大声で言う、
相手をこき下ろす、
相手がしゃべっている最中に反対意見を言うなど、「議論をすれば、喧嘩になります」という事態が事実になる。

議論と無礼は同等と見なされているのかもしれない。
だから、礼儀正しい日本人は誰も議論をしたがらない。
いつも静かに笑っている。
耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍んで、もって万世のために太平の世を開かんと欲するのみである。

少しおかしくはありませんか。
自分に必要なものを、自分自ら手に入れるのが大人の態度でしょう。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

投稿: noga | 2011/05/29 03:28

まったくその通りだと思うのですが、そのことに気が付いている日本人が、はたしてどのくらいいるのでしょうかね?

(以下引用)
 われわれ日本人は、かつて政治に無知であったゆえに「だれ一人欲した者のいない」大戦争に突入した。このことをきれいに忘れ、政治白痴で附和雷同すること野良犬のごときマスコミによって、今また致命的な政治音痴が拡大再生産されようとしている。(9ページ)

 政治指導者およびその他の政治家の義務は、国民の安全と生活を保証し、国を繁栄させ、外敵から守るにある。近代では、そのうえ、デモクラシーと国民の権利を守るにある。
 この義務を忠実に果たすこと、それが政治倫理であり、それにつきる。また、この目的のためなら、普通の人間には許されないことでも許される。また、これと関係のないところで、なにをしてもまたしなくても、政治指導者としての評価に影響が生ずることはない。
 これぞ政治のエッセンスであり、このことを理解した国民は栄え、このことを忘却した国民は、高い代償を支払わされる。(232ページ)
(『政治が悪いから世の中おもしろい』小室直樹、KKベストセラーズ、1983年5月刊より)

失礼いたしました。

投稿: しま | 2011/05/29 00:22

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101905/51789051

この記事へのトラックバック一覧です: 小沢報道に見る日本と海外メディアのレベル差:

« 海水注水サル芝居は内閣メルトダウンの予兆? | トップページ | 隠れた偉人 »