« ンナクロナルメバミの話 | トップページ | 漢と菅 »

2011/06/01

誰もが思っている事

誰もが思っている事、それはもう日本(の政治)は終わりだということじゃなかろか。茹でガエル状態なのも分かっていて、だから鍋から飛び出る事(=変革)の必要性も分かっていながら、でもどうにもならない、そう言う状態だ。

本日、党首討論の後、内閣不信任案が出され、明日評決されるとのこと。確かに、菅さん、何をやっても間抜けな印象だしなあ、例えば・・・、

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/alternative_energy_sources/?1306851066

<引用開始>

<菅首相>太陽光パネル発言で陳謝 「聞いてない」閣内不満

菅直人首相がエネルギー政策の見直しに関し「約1000万戸の屋根に太陽光パネルを設置」と表明したことで、閣内に不満がくすぶっている。政府内の調整をほとんどせず発言したためで、担当の海江田万里経済産業相は27日の記者会見で「聞いていない」と困惑。31日の閣僚懇談会では中野寛成国家公安委員長に「重大な発言をされる時は事前に閣僚と情報や意識を共有して」とたしなめられ、首相は「今後は気をつけたい」と陳謝した。(毎日新聞)

<引用終わり>

別に1000万戸に太陽光パネルを設置すること自体、誰も問題にはしてないだろう。要は聞いてねえぞ、と言う話だ。菅さんにしてみれば、あちゃーっ、やっちまった、と言うところだろう。おそらく良かれと思ってのサミットでの発言だろうし、内容自体を問題にしている世論もあまり無いように思う。

問い詰める側も、内容自体はあまり問題視しておらず、もっぱら手続き論だ。そしてそれはそれで正しいし、もっともな追求だ。いくら良かれとは言え、とてつもない予算がいるのだから、菅さんが独断でサミットに発言しちゃうのは、それはやはりどうかと思う。

でもって、ハッキリ海江田大臣は聞いてないと答えてしまうし、海江田氏にしてみれば、聞いてないモノは聞いてないと答えるしかないだろうから、内閣が割れていると見られようが、どうしようもない。

確かに昨日の国会答弁の菅さんを見ていると、目が宙をさまよい、先生に叱られる生徒のようだった。でも、とても不思議なんだけど、サミットに限らず、首相が外国で発言した内容を、国会で、他の閣僚が聞いていたかなんて質問、今まで有っただろうか。

例えば、鳩山前首相がCO225パーセント削減すると言った時、出来るのかと危惧する声はあっても、ミンナ聞いてるか、なんて誰も言わなかったように思う。だとすれば、この質問、誰かの入れ知恵だ。と言う事は、チクったのは閣僚か官僚と言うことになる。と言う事は、既に内部から菅さんは信用されておらず足を引っ張られていると言うことだ。

正直なところ、菅さんが辞めたからとて、じゃあ次は誰が首相になるのかだ。誰が首相になったところで、最初はもてはやされても、半年もすれば、世を挙げてのアラ探しに終始して潰されるのは目に見えている。だから誰が首相になったところで仕事をさせてはもらえないだろう。

ならば、河を渡る途中では馬を変えない?しかし、先ほどの党首討論を聞く限り、とてもじゃないが菅さんには荷が重過ぎてキャパを超えていると思う。だから外形的にはコロコロ首相を変えない方が良いし、正に国難克服と言う激流を渡っている最中なれば、尚更な事は百も承知のうえで、優先順位を考えれば、やはり首相交代しかない。

誰を次の総理にするかでは無く、誰でもいいから菅よりは良い、そう言う選択だ。鳩山氏は民主党が割れるのはマズイとの考えのようだが、優先順位を党や形式的な秩序におけば、そういう発想は正しいけれど、国家国民の安全安心確保を優先すれば、答えは自明の理だろう。

もっと言うと、誰がやっても同じならば、変えた方が可能性は高まる。激流を渡るのに馬を変えない方が良いのはあくまで、激流を超えられる場合だ。民主党の岡田幹事長始めとする諸氏は本気で菅氏で、この難局を乗り切れると思うのだろうか。

私には、どうしても彼らの優先順位は、国民では無く自分達の保身にあるように思えて仕方ない。

最初に書いたように、誰もが変革を望み、変革無くしてこの国に未来が無い事も分かっていて、それでも足の引っ張り合いを止める事が出来ない。それが分かっているから絶望的になっている。でも絶望は望みが叶わないからであって、その望みはリーダー待望である事は明らか。

それは誰?と言う前に、どういう人物がリーダーにふさわしいのか、実はそこの議論が全くないまま、私も含めて皆さん誰それが良いの悪いのと議論してはいまいか。で、考えてみた。どういう人物像がリーダーにふさわしいか・・・。

政策の善し悪し?いや違う、具体的政策はスタッフや識者が考えれば良い。そうした他人の意見をうまく取り入れる事が出来るか否かが重要なのだ。かといってホイホイ人の意見に左右されるのも困る。だから・・・、

①信念の人、②無私で保身しない人、③後ろ盾のある人、だと思う。ホントは③は嫌われにくい人なんだけど、①~③が備われば結果的に嫌われにくい人だろう。

で、誰がこの条件にあてはまるだろうかと考えてみた。すると、今まで小沢氏が総理にふさわしいと思っていたが、そうでもない。実は原口氏がふさわしいのではないか。或いは細野氏もアリだと思った。

     信念の人とは、言うまでも無く、ブレがないということ。言うべき事は相手がだれであろうとハッキリと言うことだ。両人ともそこは合格だと思う。

     無私で保身しない人とは、迎合しないで、信念を曲げないために自らを危険にさらす度胸や潔さが有るかだ。かつての小泉さんにはそれが有った。党利党略に明け暮れる議員ばかり見てると、有能か無能かを評価する以前に、クリーンさや潔さはとても魅力的に見え、この人なら裏切らないだろうと思わせるものだ。これも両人は備えていると思う。

     後ろ盾のある人とは、かつての小泉首相に対する森氏のバックアップの事だ。両人ともおそらく小沢氏がバックアップするのではないだろうか。

ではこういうフィルターにかけて合格するのは自民党には?と問うと、残念ながら見当たらない。小泉ジュニアくらいだろうか。だが若すぎる。渡辺よしみ?う~ン、どうかなあ。亀井?ま、悪くは無いけど、歳だなあ。谷垣?好きな人はOKだろうが、回転が遅いし、視野が狭いから菅さんと50100歩じゃないか。

結論は、原口、細野どちらもOKだけど、年齢的には原口氏が一般受けするのじゃないか。それをフィクサーとしての小沢氏が陰で支える。それが一番かと思うけど、そうはならないだろうなあ、だから絶望的なんだけど。

ああ考えれば、こう考えられる・・・キリがない。被災地の方々、地方政府の方々はたまったものではないだろう。でもどうしようもない。それが現実だ。ハッキリ言おう、こうした事の原因者は私も含めた国民だ。

国民があまりにも未成熟だからこうなってしまう。政治家に変革を求める以前に自分達が変わらない限り、自分達の代表が変わる訳がない。ではどのように世の中を変えていくべきだろうか、それには割れ窓の理論では無いが身近なところから少し筒変えていくしかないだろう。これについては、改めて続きを書きたい、今日の所はこれまで。

↓ ↓ ↓ 

人気blogランキングへ

|

« ンナクロナルメバミの話 | トップページ | 漢と菅 »

コメント

チャーハン命様、コメントありがとうございます。

「自分達が変わらない限り、・・・」と書き、ご賛同いただいたものの、自ら反省しなければならないようです。正確な情報と本人の弁明を聞かなければ断定はできませんが、原口さんにはガッカリしました。

私には、つくづく人を見る目が無いものと痛感しているところです。

投稿: ベンダソン | 2011/06/03 00:20

こんにちは。プログ再び、更新し始めましたね。
あなたのプログ、いつも楽しく読ませてもらっています。
自分のペースで頑張ってください。

「国民があまりにも未成熟だからこうなってしまう。政治家に変革を求める以前に自分達が変わらない限り、自分達の代表が変わる訳がない。」

おっしゃる通りだと思います。個人的には、選挙権を持っているのに、選挙にいかない無関心な人や、テレビなどの知名度だけで、選んでしまう無知な人が多すぎるのが問題だと思っています。(もちろん政治家の政策などの情報を流さないマスコミなどにも問題はあるのですが・・・)
この国の人は、食べるものも困るぐらい、切羽詰らなければ、危機管理を持たないのかもしれませんね。

投稿: チャーハン命 | 2011/06/01 23:08

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101905/51828759

この記事へのトラックバック一覧です: 誰もが思っている事:

« ンナクロナルメバミの話 | トップページ | 漢と菅 »