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2011/07/17

海外旅行で確かめてみては?

皆さんは、海外旅行を1度や2度はしている事だろう。次に海外に行った時是非とも気を付けていただきたい事が有る。それは、TVのニュース番組を見てほしいのだ(BSニュースでも良い)。何、言葉が理解できない?そんなもん、気にするなって!

ただ、何を言ってるかなんて分からなくたってチャンネルをニュース番組に合わせるだけで良い。別にラジオを聴けと言ってるのではない、TVならまず映像が流れるから、細かい事は置いといて何が起こっているか、何を扱っているかぐらいは分かるハズ。

その時、是非とも気を付けて見ていただきたい。日本以外の国のニュース番組では、とにかく情報量が多いのだ。ニュースキャスターは、必死で1分1秒を惜しんで、限られた時間枠の中で最大限の情報を視聴者に伝えようとしている様子が見てとれるハズ。

日本のニュース番組のように、チンタラやって無い、海外メディアは数段効率的だ。これはニュース番組に限ったことではないかもしれない。最近の日本のTV番組で、アッタマ来るのが、イイところで必ずコマーシャルが入り、しかもコマーシャルの後の続きをワクワクして見ていると、その前とおんなじことを繰り返すことだ。

今さっきやっただろうがーッ、とTVにタックルかまし、ぶん投げたくなってしまう。あれは一体何の為なんだろうか。途中から見た人の為に繰り返す?ンなばかな、だったら永久に途中から見た人の為に繰り返さなければならなくなって、いつまでたっても先に進まないではないか。

全く無駄な繰り返しに呆れてしまうが、これニュース番組でも同じ。1分あれば充分伝えられる内容を1020分と同じ事を延々と繰り返している。そして事実よりも主観的情緒的な事に驚く。それでいて肝心な事や、客観的な検証はサッパリだ。

例えば、誰かが企業の自家発電は原発60基分あり、この埋蔵電力でもって原発が無くとも電力が充分まかなえると言うと、一斉にこれを報道するが、キチンとした検証報道には御目にかかれない。誰かの伝聞を流すだけならば、インターネットの個人サイトでも出来る報道ではないか。

この話を例にとれば、ちょっと聞いただけでも疑問が涌く。だって企業が自家発電するのは自家消費の為だ、もし発電事業ならば、既に発電事業として稼働しているから埋蔵電力では無い。で、はたして自家消費の為に必要以上の発電設備を企業が造るだろうか。

もし自家発電に余剰電力が有るならば、それは過剰投資であり、株主に対して一体どういう説明をするのだろうか。少なくとも、私が調べたある化学工場では20年近く自家発電を行い5年前からガスタービンをガスエンジンに代え最新設備に更新しているが、夏場のピークは東電から不足分を買っている。投資効率を考えればピークに合わせないのは当たり前だろう。

だから、春と秋は電力が余るので電力会社に売電しているが、これは季節によって電力需要が下がり余剰するからだ。今問題となっているのはこの夏のピーク電力の供給をどう確保するかであって、この余剰電力では無い。

はたして本当に夏場のピーク電力をまかなえる程、企業の自家発電に余剰電力が有るのだろうか。有れば一安心、拍手喝采したいが、どーもこの辺のところの情報がサッパリ流れて来ない。せいぜいが、燃料の高騰で企業の自家発電が停止しているから、これを稼働させれば不足電力がまかなえるという程度の情報だ。

これでは、客観的な判断材料としては、心もとない。だって、燃料代が高騰したから電力会社から電力を買った方が安いと言うが、元々と電力会社より安上がりだから自家発電にしたのだから、そのロジックが成り立つならば電力会社は慈善事業かとなる。

本当に、企業の自家発電設備が、今停止しているのだろうか。少なくとも私が調べた工場では、高騰したはずの天然ガスで発電をし続けているのだが・・・。

以上はほんの一例だ。ニュースの情報に無駄が多い事の一例として挙げたまでで、企業の自家発電云々は論点では無い。

原発事故関連のニュースもしかり、放射能汚染、内部被ばく等々の言葉が洪水のように毎日もたらされるが、被ばく線量の具体的影響についてはサッパリ報道されない。今、日本で報道されているのは、何だかわからないけど自然界の放射能より多いから大変だ、或いは大変では無いという程度で、基本は情緒的で全く客観的具体性が無い。

そんな報道なら、私だって出来るぞ。「牛肉から○○シーベルトの放射線量が確認されました」「食べても直ちに人体に影響はありませんが、基準値を大きく上回っていて問題です。」こういう報道が延々と繰り返されるが、牛肉を魚、野菜と置き変え、○○の数値がいくらであろうと、前後のセンテンスの繋がりには何の影響もない。

つまり、こうした報道は事実と無関係に成り立っている事が分かるだろう。アホかと思う。単なる言葉の洪水であり、何も情報としては無いに等しい。こんな報道を毎日、延々と放送しているのだ。放送する阿呆に見る阿呆、同じアホならビックリしなきゃソン?

って、誰もビックリしませんぜ。こうして人々の感覚はマヒしていくのだろうか、とほほ。

本日これにて、

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コメント

番組でCMを肝心なところで入れるのは視聴率稼ぎでしょう。
壁に塗る太陽光発電装置があるそうですが、耐久性は大丈夫でしょうか?
http://www.asahi.com/eco/TKY201107190319.html

投稿: 菅原 | 2011/07/21 15:50

こんばんは、

世界で唯一といっても良い「記者クラブ」なる談合組織を無くすことさえできないインチキ御用マスコミ。
権力に擦り寄っているのだから、権力にとってこれほどの都合のいい媒体はないでしょうに…。
こんなものがジャーナリズムと呼べる代物でないことは明らかです。

ついでに、ジャーナリストと称する輩にも一言。

http://www.youtube.com/watch?v=j6COncnEv0A

憲法の宛先は国民ではなく、国家だというのが、憲法を語るうえで、まずは理解しておかなければならない憲法のイロハのイ。それなのに、この御仁、国家(権力)を縛ることが目的であるはずの憲法に、国民の権利ばかりが書いてあって、義務が少ししか書いてないのはケシカラン、などと得意満面でのたまう。
こんなものが真のジャーナリストのはずがない。

インチキ御用マスコミと似非御用ジャーナリスト、どちらにも共通しているのは、権力は監視しなければ必ず腐敗する、という認識の欠如に他なりません。
これで、この国が良くなるのだとしたら、それこそ奇跡でしょうに…。

たいへん失礼いたしました。

投稿: しま | 2011/07/20 01:34

こんばんは。
マスコミのマスは、マスターベーションのマスかもしれません。

投稿: 高橋元子 | 2011/07/19 22:09

 海外の新聞についてはわかりませんが、日本の新聞については、新聞を疑え、ですね。新聞に騙されてはいけません。
 私の地域の朝日新聞販売所が突然店じまいをしました。長年朝日を取っていたのを私が止めたからでしょう。

 

投稿: 小山祐三 | 2011/07/19 20:13

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