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2011/12/04

ブログの限界

こんな事書くのはなんだけど、前から、うすうす感じていることに、ブロガーって、ヒマ人じゃない?という疑問。自分の事を棚に上げてまあ、自分でもこういうのはどーかとは思うが、実感です。

かつて拙ブログはランキングで1位になったこともあったが、その時はほとんど1日おきに更新してた。考えてみると、じゃヒマだったかというとそうでもない。たぶんその時は、いたたまれない気持ちで、自分の考えを世に知らしめたくて、何とか時間を創ってブログ更新してたんだと思う。

けれど、基本的にはやっぱりヒマがあったのだ、やらなければならないことに順位付けをしていくと、どーしてもブログを更新する時間はない。それとブログの優先順位が私の中で低下してきたのもある。

半年ほど前から始めたフェイスブックの影響だ。こちらは実名をさらしてのものだから、うかつなことは書けないと思っていたら、そうでもない。なにより、訳のわからない低次元の言いがかりが、ほとんど起こらないから、無駄な議論が不要だ。

もともと、ブログを始めたのは、世間に対して自分の意見を述べ何らかの影響を与えたかったのと、自分自身の狭い世界以外の意見も聞きたいからだった。ところが何度か書いたが、日本にはタブーがあって、天皇・靖国問題、憲法9条・戦争、原発については、この単語を書いたり発音しただけで発狂する人が少なからずいる。最近はこれに「CO2削減」が少しひねった形で加わりつつあるようだ。

このため、天皇・靖国問題、憲法9条・戦争、原発それにCO2削減について書くと、ヒステリックなコメントが必ずついて回る。天皇について書くと、内容に関係なく、もうそれだけで「天皇」とは何事か、「天皇陛下」と何故書かないのかとくる。

靖国問題も同じだ、右翼らしき人々は「靖国」という単語を使ったとたん、発狂し、めちゃめちゃなコメントが寄せられてきた。そういえば、題名を忘れたが、靖国を扱った映画が、右翼から攻撃を受けて上映中止になったので、どういう内容かとレンタルDVDで見たら、まったくリベラルな様子は見当たらず、淡々と靖国参拝をする人々を紹介するドキュメンタリーだったので、一体なぜ右翼はこの映画を攻撃したのか全く理解に苦しんだ。

またある時は、憲法9条の改正について書くと、今度は左翼らしき人々から、同じようにヒステリックな攻撃があり、CO2削減について書くと、今度はイデオロギーに縁のなさそうな人から、無差別攻撃を受ける。

で、何を言いたいかというと、ブログというかネットの匿名性の限界を感じるということなのだ。インターネットが普及し始めたころは、この匿名性の実態が、インターネットをよくわからない層には、認識されておらず、あたかもそこに実態があるように皆が錯覚をおこし、インチキ世論が随分形成されたと思う。

早い話、インターネットが普及したと言っても、10年前くらいまでは、万民のツールではなく、中高年層やキーボードが苦手な人からは過大評価されてたように思う。ところが、携帯電話の普及に伴い、インターネットやメールがごく一般化すると、皆が自分自身匿名でネットに参加してみて、そのインチキ具合に気が付いてきた。

例えば、掲示板などの書き込みを例にとると、母数がヤフー掲示板のように巨大ならともかく、少数参加のそれでは、いくらでも「多数意見」を造れるし、母数が巨大でも、書き込み内容があまりにもヲタクっぽい者が多くて、果たしてこれがまともな意見かと思うものが多すぎる。ハッキリ言ってアタマの悪そーな人が、匿名をいいことにただ騒いでるだけという印象だ。

そんなわけで、匿名のサイトには、あまり魅力を感じなくなってきた。ゼロは何個集めてもゼロだからだ。で、当然、拙ブログも、自分の中で優先順位がフェイスブックより下がってしまうのだ。というわけで、そろそろ、このブログを閉鎖しようかと思い始め、そうなると、ますます更新がおっくうになってきて、ご覧の通りというわけだ。

中には、奇特な方がいて、熱心に拙ブログをお読みいただいている方が少なからずおられることも分かっているので、そうした方々には申し訳ないなとも思う。と、ここまで書いてきて、じゃあ「棒に怒る日本人」をイザ閉鎖するかと思うと、2つの理由で、いや待てよと思う。

1つは、拙ブログのファンは、レベルが高いという事。拙ブログは商業目的ゼロだから、読者をヨイショしても何の得もないから、これはホンネだ。もう1つは、先に述べたタブーがあるという点だ。

タブーに関する事を、実名をさらしたフェイスブックで、発信しようものなら、きちんとしたマスコミ組織でさえヒステリックになるのだから、これは大変なことになりかねない。というわけで、タブーに対して問題提起する場合は、やはり匿名サイトが結果的に安全で、効果があると思ったのだ。

このブログに書こうと、タブーはタブーなので、ヒステリーを起こした人々からの攻撃で炎上するかもしれないが、心ある人には考えることを喚起できるかもしれない。だから結論は、今後、更新頻度が落ちるかもしれないが、やはりこのブログを続けようと思う。

というわけで、早速タブーな話題を提供しよう。それは沖縄問題だが・・・、といいつつ、忙しいので、続きは後日とさせてください、ゴメンナサイ。

本日これにて、

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コメント

○高橋元子様、コメントありがとうごいます。

>無理のない程度に、更新いただければ、幸いです。

⇒ご理解、ご支援、ありがとうございます(なんか、選挙演説みたいだな・・・苦笑)。

投稿: ベンダソン | 2012/01/05 09:40

改めまして、新年明けましておめでとうございます。と書いちゃって大丈夫かしら。(コメントがきっかけで発狂する人もいますから(笑))

みなさんお忙しいのか、他のことに力を向けられたのか、書くのに疲れたのか、私が見ている範囲でも、ブログ更新頻度はだんだん落ちてきているように感じます。

小論文めいたものを書くには、私はブログがちょうど良いツールだと思っています。
人目を気にしつつ書くので、読み手の立場や秘匿事項も頭に置けますし、奇特な方と論を交わすことも出来ます。

かくいう私も夕飯の献立を考えるようになってから、こちらへの訪問頻度も一気に下がってしまいましたが、忘れたわけではありません。
論拠のない文章や、何とかの一つ覚え的なアジテーションはちっとも面白くないです。だからこそ、素朴な疑問でもポンと出してくださるここは、好きです。「あら、そういう見方もあるのね♪」という新たな発見が自分の価値観を破り、世界を拡げていけるところが魅力です。


無理のない程度に、更新いただければ、幸いです。
私も無理のない程度に、覗きに参ります。

投稿: 高橋元子 | 2012/01/04 23:52

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