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2012/01/24

改革への反動?

橋本大阪市長に人気が集まる反面、批判も多い。ま、致し方ないだろうとは思う。でもその批判の中身がどれも今一ピンとこない。押しなべて具体的な政策の中身への批判と言うより、モノの言い方とか、どちらかと言うと人生経験上の他人との接触の仕方の好き嫌いのレベルの話ばかりな気がする。

なんでこんな事書くかと言うと、あるメールマガジンに「橋下徹市長の政治手法は何が問題なのか?」というタイトルで、アメリカ在住の作家が論文を寄稿していて、読んでみてたまげたからだ。橋本氏の政策自体は正しいとしながら、その進め方が強引とか、配慮が足りないといった事に終始していたのだ。

... なぜか日本人は、【改革】を求めながら、イザ改革をする人が現れると途端に、厳しい目で見るようだ。そして99の悪事を働いたヤクザの親分がたった1回良い事をすると、あの人はホントはよい人となるが、99の善行を重ねた人がたった1回過ちを犯すと、偽善者め!となる。

私は橋本氏を盲目的に礼賛するつもりはないが、少なくとも批判するならば、他の政治家も同じ土俵に上げて同じ指標で批判すべきだと思う。悪党をたった1回の善行で評価し、善人には重箱の隅をつつくようにわずかのミスでも批判する愚を続ける限り、何もしないのが一番となり、日本は永久に良くならない。

だから橋本市長の政治を批判するなら、同じ指標で前市長・府知事あるいは他県知事を批評すべきだろう。これは何も橋本氏に限ったことではなく、河村市長など、今までとは異なる政治をする政治家すべてに当てはまる。

もう、お分かりとは思うが、本稿の論点は橋本氏や河村氏に対する個別具体の政策の是非ではない。「改革に対する批判のロジック」の批判なのだ。

閉塞感が万延する現下の日本においては、皆が口をそろえて改革を口にしながら、その実改革を断行しようとすると、まずは否定と批判が巻き起こるのだ。新しい事には生理的に受け付けないのだろうか、とかくプラス面には一切目を向けず、マイナス面ばかりを目を皿のようにして見つける減点主義が日本病の原因だと思う。

現状を変える事を望んでいるならば、やる前から、抑えるのではなく、やらせてみればよいではないか。しかも、その改革を抑えるロジックが、主観的な好き嫌いややっかみとしか思えないような、政策自体の批判ではない、やり方がどーの、態度がどーのでは、いったい何が望みなの?と首をかしげてしまう。

本日これにて、

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コメント

オレンジ共済事件、二信組事件、
耐震偽装事件、ライブドア事件、日本振興銀行事件、
大王製紙事件、オリンパス事件、AIJ事件など
経済事件に関する相関図を作ってみました。^^

色分けについてはよくわかってないこともあり
かなりテキトーですが、
もしかしたら参考になるかもと思い
コメントさせて頂きました。^^

よろしければご一読下さいまし。^^

【相関図】
http://bit.ly/wjRu7W

投稿: sheltem | 2012/03/01 01:46

皆様、コメントありがとうございます。

忙しさにかまけて、個別にレスするには、時間が立ちすぎました。すみません。

投稿: ベンダソン | 2012/02/26 12:39

管理人さん、こんばんは。そして明けましておめでとうございます。今年もマイペースで、更新してください。
うんうんと頷きながら、読みました。私が思うのは、日本人は、改革者が現れて、改革の内容に賛成の人でも、改革者個人に、すべてを任せっきりな所があると思います。そして、改革をやられると困る人は、政策の内容で堂々と、批判をすればいいのに、政策の内容以外のことで、マスコミなどを利用して、改革者に嫌がらせをしています。そして、改革者が嫌がらせで、政策を失敗して断念すると、なぜか日本人は改革者を批判しています。これでは、改革者は現れないのは、当たり前だと思います。
例えば、少し前の記事の普天間基地の問題もそう。自民党時代の歴代の総理大臣は、沖縄の人が騒音などで、困っていてもしらんぷり。
鳩山元総理が、沖縄の基地の問題定義を取り上げて行動していたのに、本土の多くの人は、まるで他人事でした。反対者は、表に出ないで、裏でマスコミを使って、毎週のように世論調査をして、鳩山さんの邪魔をしていました。結局圧力に負けて、鳩山さんが基地の問題を断念すると、なぜか鳩山家のお墓にペンキをかけられ、嫌がらせを受けていました。これでは、だれも改革しようとは思いません。まずは、改革者のやることに、賛成なら改革者と一緒に国を変えるため、みんなで行動を起こす事。
私も含めて日本人全員が反省して、変えていかなくていけないと思います。

投稿: チャーハン命 | 2012/02/07 01:19

米大統領選・共和党指名選挙の報道を見ていると、激しい中傷合戦に驚く。プライベートも何もあったもんじゃない。それが功を奏して当選するのだそうだ。もう止めようよという声も聞かれない。なぜか。ちゃちな批判を跳ね返すくらいの技量をアメリカの議員たちは持ち合わせているのだろう。これは選挙の時の話だが政治の時にも当てはまるのか残念ながらわからない。 

 政治が低迷すると助け船が入る。批判ばかりでなくまかせてみては…。政治評論家からも聞いたし新聞の投書欄でも見た。それでいいのかと私は思う。とにかく国民の生活を良くする政策ならともかく、ますます苦しくなる政策なら反対すべきだろう。いろんな意見が出ることは悪いことではないと考える。

投稿: 小山祐三 | 2012/01/30 14:18

また来ました。
(。・ω・)ノ゙ コンバンゎ♪

>減点主義が日本病の原因だと思う。
悲しいけど、事実ですね゚(゚´Д`゚)゚

政策の内容に踏み込んで、建設的な議論をして欲しいところです。

投稿: ヒロ | 2012/01/28 22:16

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