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2012/06/21

小沢一郎離婚、それがなにか?

週刊文春に載った、小沢夫人の手記が、ネット上では話題になっているようだ。ようだというのは、実態がよくわからないから。つまり「書かれた内容」と「話題になっている」のが事実かどうかわからないからだ。

実態不明の架空の話に、これまた実態不明のネット住民が飛びつき、騒動を演じているだけで、実態はその辺のクマ公ハチ公のヲタ話ではあるまいか。であれば、とりたてて拙ブログで取り上げるまでもないが、ま、暇つぶしに・・・。

ところで、この離婚報道記事、小生は文春など読んでもいない。こういう記事が文春に出るという上杉隆のブログかなんかで目にしたが、引用しようと思って探したが見当たらなかった。探すのもメンドクサイので、読者諸兄はご存じだろうとの前提で進める。

■別れた相手への仕返し?
夫人が支援者に宛てた手紙には「大震災後国民を見捨てて逃亡」したと書いてあるらしいが、離婚したのは個人の問題であり、それが政治姿勢とかかわるとはとても信じられない。
もし本当にそんなことが離婚の理由になるのならば、一方で夫人が小沢氏から言われたとする「お前だって名誉が欲しくて結婚したんだろう」というのは当たっていることになる。

いづれにしても、表向きの理由は何であれ、離婚するならば嫌いだからだろう。加えて「いつでも別れてやる」と言われていたならば、恨みが大きいはず。ならば、離婚云々は別にして、一般論で考えてみても、小沢氏を「嫌い」で「憎い」相手が、小沢氏をよく言うはずもなく、しかも客観的事実が一つもなく、「嫌いで憎い」人物が、下した「評価」であることを考えれば、これはもう「嫌いで憎い」人物が、「嫌いで憎い」相手に対してウソかホントか分からないことを言ってるに過ぎない。

て、ゆーか、小沢氏はホントに離婚したのかね?ま、個人の夫婦間の問題なので、どーでも良いが。

■鬼の首を取ったかのように喜ぶネット住民の低能ブリ?
このように「嫌いで憎い」相手への悪口を、事実と錯覚して、鬼の首を取ったかのように喜ぶネット住民たちは、今更ながら低能ぶりを晒しまくっているように見える。確かに、身近な夫人からの話には信憑性があるが、それは嫌悪や憎悪の感情が先行しない場合だ。夫人が「小沢は素晴らしい政治家です」というのも、「小沢はクソ政治家です」と言うのも、単に個人の好き嫌いを公表したに過ぎない。反小沢のネット住民が後者を事実と考えるなら、同じ理由で前者も信じなければつじつまが合わないが、夫人は両方述べているから、もともとつじつまが合わないのだ。

■何故マスコミ・検察は喜ばない?
ここが最大の疑問点だ。前段述べたことはどうでもよい。一連の小沢バッシングは、小沢氏の土地購入に関わる4億円の出所だったはず。ゼネコンからの裏献金疑惑を匂わせたりさんざんやったが、結局は収支報告書への記載時期のズレという単なる形式のミスでしか立件できなかった。つまり、4億円は小沢氏個人のタンス預金である事を崩せなかったのだ。

そこの真実を最もよく知るのは、夫人であることは間違いなく、その夫人が反小沢に回ったのだから、これこそ小沢氏をやっつける最大のチャンスだろうに、なぜ、マスコミも検察も飛びつかない?本当に裏金疑惑があって、それが立証できなかったのならば、ネット住民以上にここぞとばかりに大喜びするはずではないか。

検察はともかくも、あれだけウソ報道を垂れ流しにして小沢氏への悪印象を植え付けたマスコミが、なぜ今回はダンマリなのか、それだけ箸にも棒にも引っかからないネタということなんだろう。

そうでなければ、出てくる答えは、4億円の出所には問題がなかったから、ということになるのではないか?

さすがのマスゴミも知らんふりするしかなさそうだ。
本日これにて
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コメント

○ケツ様コメントありがとうございます。
長文のコメント拝読いたしました。私は自説も含めて「絶対」は無いとのスタンスです。ゆえに、「小沢絶対」の小沢信者ではありませんし、多くの読者もそうでしょう。重要視しているのは「筋」であり、その主張の仕方においては「客観性」と「論理性」の形式です。

言っている意味をご理解いただければ幸いですが、ご理解いただけなくとも、それはその方の勝手であると思っております。
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投稿: ベンダソン | 2012/06/25 13:22

皆さんのご高説、楽しく拝読しました。私は小沢氏をボンボン2世政治家の典型だと思っています。彼を大物たらしめているのは、日本伝統の村型政治家、政治と政局の本当の区別が理解できないマスコミ、それに踊らされる「嫌小沢」「反嫌小沢」(皆さんも含め)の「正義感溢れる」「お馬鹿ではない(と思っている)」小市民達です。
そもそも、選挙に強いこと以外、政治的に何も実績がなく(下らん小選挙区制を除いて)、国家観ゼロ、憲法観ゼロ、素人っぽい外交・防衛論、経済に対する無知、政策=票の政治観、そして何より細川政権以来自らが関わった政治の混乱の責任を一度たりとも取っていない、等々の履歴を見る限り、角栄になりたかったが、お坊ちゃんでスケールが小さすぎてなり損ねた、可哀想な生議員だと思う。
政治と金の問題の象徴みたいに取り上げられているが、小沢氏だけが突出しているわけではなく、検察さえ起訴を諦めた「事件」を無用の検察審査会等という素人集団で再起訴に持ち込む、等々、幼稚なバッシング手法でモスコ実と「反小沢」勢力が打ったキャンペーンが国民的政治課題になっている。
今回の「妻の手紙」騒動も同質の物だろう。
日本の民度の低さを象徴している。
小沢氏に関する種々出回っている情報は無視すべきレベルの物だと思っているし、これを無視できない市民のレベルが「小沢」を大きくしてしまっているのだろう。
ああいう政治屋が政局のキーパーソンになれること自体が、日本政治の低レベルさを象徴している。
っと思うのですが・・・?

投稿: ケツ | 2012/06/24 18:55

○小山祐三様、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、国民はバカばっかりじゃにということでしょう。私見ですが、反小沢に凝り固まっていない方々は、総じて冷静なようです。

冷静ゆえに、だからと言って小沢信者ではない点が、危ういところで、何か腑に落ちないことがあれば、突然反小沢に転向する可能性が高いと見てます。

かくいう私がそうですが、そういう厳しい目で見られてなお、小沢氏の言動に矛盾が感じられないところが、すごいと思っています。

投稿: ベンダソン | 2012/06/24 10:15

〇週刊文春って、こんな雑誌だったっけ。 
 還暦を過ぎた妻に小沢夫人の手紙騒動を知っているかと
訊いてみたら、新聞広告欄の文春見出しで見たといった。小沢悪口がまた出たかと思ったかどうか知らないが、我が家では話題に上らない。TVが取り上げないからである。不思議である。直後に巨人原監督のスキャンダルが出た。こちらはTVが飛びついたが、日テレのミヤネ屋では待てど暮らせど扱わなかったという。巨人ファンの妻は、心配そうに心を痛めていた。特に問題になることなく、それで終わりだった。文春は、えげつない内容を書くことで売り上げを伸ばそうと企んだのだろうが、我が家では関心がなく、勿論文春を買って読もうという気も起こらない。世間ではどうだったのだろう。
 2,3日したら、小沢一郎が新党を口にしたニュースが飛び込んできた。マスコミは一斉にそのことを報じ、先の二つのえげつない話題は色褪せてしまった。ニュース価値からすると、どちらが大事かわかるというものだ。
 野田総理の「ノーサイド」発言や「国民のために」発言のなんと陳腐に聞こえることか。同じように小沢夫人の手紙騒動も真相がばれて文春が恥をかくのも、そう遠くないような気がする。  
 

投稿: 小山祐三 | 2012/06/24 09:29

○たすけ様コメントありがとうございます。
エントリーにも書きましたが、内々の痴話げんかを第三者に愚痴ったという内容で、一方的に憎い相手の悪口を書いているわけですから、これが怪文書であろうとなかろうと、客観性ゼロです。

たとえばこれが、離婚したのに約束の慰謝料を払わないとか言うのならば、人間性を客観的に証明する事実ですが、そういう客観的事実は一つもなく、事実に対する解釈を悪く印象つけているだけです。

「行かなかった」のが事実であるとすれば、事実は「行かなかった」だけであって、行かなかった理由は単なる個人の見解(=創造)ですから、逆に「行かなかったからスバラシイ」という見方もできるわけです。

この辺が、国民は「事実」と「事実への見解」の区別がつかないと思っているマスコミ人と、事実その通りに惑わされる国民の可笑しさです。一言でいえば、ご指摘のように「切って捨てる」か知らんぷりするべきで、乗せられる人々は、あまりアタマが良くないと思いました。
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投稿: ベンダソン | 2012/06/23 15:50

所謂怪文書

ベンダソンさんご無沙汰しています。
本件をサイトニュースで知り先ずは参考に
文春 手紙全文
http://www.news-us.jp/article/276358003.html
大阪ABC キャスト放送[動画]
http://www.youtube.com/watch?v=79OnT7NBRhc
記者 松田賢弥[動画]
http://www.youtube.com/watch?v=WpDnO9Y0c8A

手紙は読んでいる途中から、所謂怪文書のたぐいと思いました。(あまりに幼稚な内容に失笑しました)
これを鬼首で報道するABCの報道に呆れ果てまして「松田賢弥とはどんな人物なのか?」が最後の動画なのですが(2つの動画はいずれ削除されるかも知れませんが)

「う~ん、松田賢弥。破落戸顔じゃないなぁ。この顔で怪文書を書くかなぁ??」と手紙内容の幼稚さと記者のパーソナリティのギャップに、私自身迷いが出てます。

人を顔や語り口調で判断しては危険ですが以前地方選挙で「選挙屋」に出会った時の印象とかなり違いました。
まぁ~でも私は、この小沢和子さんの手紙は、あまりの幼稚な内容に「これは怪文書」と切って捨てます(笑)

投稿: たすけ | 2012/06/23 14:31

○キキ様、コメントありがとうございます。
ご評価いただき恐縮です。ただし、私は小沢氏について、皆様以上の知識は持ち合わせておりませんので、知らない情報によっては、小沢=悪もあり得ます。ですが、あくまで、それは仮定の話です。にもかかわらず多くの方々はこの「あり得る」という仮定を、マスコミ報道によって真実と錯覚し、逆に事実を冷静に見ようとしていないようです。

知りえた情報から感情的表現を排除し、客観的事実だけを抽出すると、彼の発言は正論であり、行動にも矛盾が無いので、そうした考え方や見方を、小沢氏を題材に、皆様と冷静に共有できればとの思いで書いております。

投稿: ベンダソン | 2012/06/22 09:11

いつも楽しみに読んでおります。

激しく同意(笑)
本当にわかりやすいですよね。タイミングを見計らったようなネガティブキャンペーン。気が付いている人も意外に多いとも思うのですが。それでもイメージを壊そうと必死。やはり現在の小澤氏の力は本物なんですね。
そもそも政治に私生活がどう関係あるのだろうか。という疑問もありますが。
ぜひ、正しいものの見方をこれまで通りたくさん綴ってください。よろしくお願いします。

投稿: キキ | 2012/06/21 22:54

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