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2012/08/16

李大統領はパンドラの箱を開けた?

李明博(イ・ミョンバク)大統領は、天皇に訪韓するなら謝罪をしろという。歴代韓国の政権が危うくなると何度となく繰り返されてきた日韓併合問題。多くの日本人は、「またかよ、いったい何度謝れば気が済むのだろうか、キリが無い。」と感じていると思う。

 

李明博(イ・ミョンバク)大統領は、はたしてパンドラの箱を開けてしまったのだろうか。

ここは、感情的にならず一呼吸おいて、考えてみよう。

 

感情論が多い中で比較的事実中心の記事があった(それでも事実だけを公平に網羅してるとは言い難いが)。

http://japanese.joins.com/article/558/157558.html?servcode=A00&sectcode=A10

<引用開始>

李大統領、独島上陸に続き天皇に謝罪要求…日本「悪影響、数年続く」

201208150924 [ 中央日報/中央日報日本語版]

 

李明博(イ・ミョンバク)大統領は14日、日本の天皇の訪韓に関連し「訪韓したいのであれば、独立運動をして亡くなった方たちに心から謝罪するというのならよい」と述べた。続いて「何カ月悩んで『痛惜の念』だとか、こんな単語一つなら、来る必要はない」と述べた。「痛惜の念」とは、1990年に盧泰愚(ノ・テウ)大統領が日本を訪問した際に、明仁天皇が「韓国国民が経験した苦痛を思う」として述べた言葉だ。当時は謝罪か否かをめぐって論議を呼んだ。

 

 李大統領は2008年4日に日本を訪問して天皇と会見した際に、「天皇が訪韓できない理由はない」との主旨のことを述べたことがある。しかし天皇の訪韓問題は、最近では両国間で議論されたことがない。これについて青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「李大統領の天皇訪韓に関する発言は歴史に対する日本の積極的な解決努力を強調したもの」と説明した。 

 

 明仁天皇の謝罪を訪韓条件として要求した李大統領の発言は、この日、忠清北道清原(チュンチョンブクド・チョンウォン)の韓国教員大学校で開かれた教育関連の会合に出席した際、独島(ドクト、日本名・竹島)訪問についての所感を問う教師の質問に答える途中で出てきた。李大統領は「2、3年前から考えていた。思いつきで発言したのではない。中国が大きくなったというが、内容的に見れば日本が第2強国だ。われわれとずいぶん差がある。日本が加害者と被害者の立場をきちんと理解できていないので、分からせようと思う」と答えた。

 

 続いて李大統領は、2008年4月に日本民営放送TBSの『日本国民100人との対話』に出演した際、「未来に向かって進むというが、歴史をすべて忘れようということか」との質問を受けて答えた内容も紹介した。「小学校の時、私をいじめた子どもに40~50年後に会った。彼らは喜んだが、私は『こいつらが私をいじめた奴らだ』という考えが頭をよぎった。加害者は忘れることができるが被害者は忘れない。ただ許すだけだ。日本の加害行為は許すことができるが忘れないと言ったと答えた」。

 

 李大統領は自らの国賓訪日についても「すべての国に国賓訪問したが、日本は行っていない。日本の国会で私の思うように話をさせてくれれば(訪日)する」と述べた。

 

 しかし李大統領は「日本とは多くのことで協力し、共同で解決していかなければならない」と、歴史以外では協力の余地を残しておいた。

 

 この日午後、李大統領の発言が報じられると、日本政府やメディアは敏感な反応を見せた。毎日新聞は日本の外交当局者の言葉を引用して「信じられない発言だ。悪影響は数年単位に及ぶのではないか」とし、「韓国の次期政権下でも日韓関係の修復は簡単ではない」と伝えた。

 

 産経新聞も「韓国大統領が公の場で、直接的な表現で天皇陛下に謝罪を求めたのは初めて」としながら、「竹島上陸に続き対日強硬姿勢を見せ“愛国的大統領”として任期を終えたいとの考えがちらつく」と報じた。

<引用終わり>

 

私は天皇個人に対する特別の思い入れはないが、日本国民の象徴であるから、天皇に対する謝罪要求は日本人全体に対する謝罪要求だ。人気凋落の李明博(イ・ミョンバク)大統領のパフォーマンスとは言え、やり過ぎではないかと思う。これでは、日本は売られた喧嘩を買うしかなくなるではないか。

 

もしこの発言に多くの韓国国民が同調するならば、さすがに韓国ファンの日本人も引いてしまうだろう。人気取りに夢中になるあまり李大統領はパンドラの箱を開けてしまったのだろうか。

 

答えは、韓国国民の李大統領への支持率次第だろう。どの国にも偏狭なる右翼は一定数いるから、間違いなく支持率は上がるだろう。だが、これで過半数を上回るほど圧倒的支持率を得たなら、それは李大統領が多くの国民感情を代弁したことになる。

 

となれば、両国の国民感情に決定的な溝をつくり、「それを言っちゃあ、オシマイヨ」となりかねない。しかし、もしそれほど国民の支持を得られなければ、李大統領が、単なる右翼の人気取りをしたに過ぎない。

 

ところで、記事を読むと、李大統領の主張は大きく以下2点だが、これに我が政府はストレートに応えたらどうだろうか。

①李大統領「(中略)中国が大きくなったというが、内容的に見れば日本が第2強国だ。(中略)日本が加害者と被害者の立場をきちんと理解できていないので、分からせようと思う」

②李大統領「(中略)日本の国会で私の思うように話をさせてくれれば(訪日)する」

 

①のロジックは日本が大国であろうとなかろうと関係ないはずなのに、これを持ち出すところに本音が見え隠れする。加えて別の報道では日本の国力は衰えたと揶揄した発言も伝えられているから、迷走状態かもしれない。

 

いずれにせよ日本に加害者と被害者の立場をきちんとわからせようと言うならば、具体的にどうすれば決着するのか、明文化する方向でお互いが話し合えばよい。日本も中途半端な謝罪を繰り返したりしないで、この際ハッキリさせるべきだ。

 

②に対しても、それで気が済むならば、その通り実現すればよいだろう。その上で①をはっきり決着すればよい。そうすれば歴史に残る大統領となることだろう。

 

かつてフランスとドイツは何百万人もの血を流して、領土問題のばかばかしさに気が付いたが、韓国と日本は己のバカさ加減に気が付くにはまだ血を流したりないのかもしれない。事実、李大統領の天皇への謝罪要求で、多くの日本人は、売られた喧嘩を買おうじゃないかとなりつつあるようだ。そうなると、今まで議論すらタブーだった改憲論も浮上してくるだろう。

 

それは、韓国はじめアジア諸国が最も恐れていた事態ではないのか。今、もし日本が憲法改正で交戦権を得ようとしたならば内政問題故いかな国にも阻止は出来ない。そして正規軍隊となった自衛隊に対抗できるのは中国の核以外ないだろう。核を持たない限り韓国の国力では、根性論を持ち出さない限り日本軍に勝てるとは思えない。

 

だからと言って、日本を再軍備して、韓国や中国と戦争しようなんて思わない。いくら売られた喧嘩でも、あるいは勝てる喧嘩でもお互いが多大な出血を強いられることは明らかで、得るものが到底見合わない事が分かりきってるからだ。

 

ここは、偏狭なナショナリズムに酔いしれるのもいいが冷静に考えるべきだと思う。日本は李大統領のパフォーマンスに乗ってはいけない。先ずは冷静に!と思う。そしてこの機を逆に利用し、国際司法裁判所に韓国を引きづり出すべきだろう。従軍慰安婦等の問題にしても、日本は曖昧にせず、堂々と議論し、覚悟をもって決着をつける時ではないか。

 

本日これにて

 

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