原発派は事故後増えた?
日本人には「変化を嫌う」「強い・大きいモノに従順」というDNAが組み込まれているようだ。
原発も、廃止の動きが現実味を帯びてくると途端に、今まで以上に原発賛成派が増えたように見える。こうした動きの根底には、確たる検証や根拠があるわけではなく、DNAに支配されての動きではないか。
例えば、ソーラー発電が48円/kwh,原発が5・6円/kwhと言うのも、その根拠はさっぱり分からないのに、なぜか皆信じてるのが不思議だ。普通なら根拠に関心を持つ人が出てきて問題になるはずなのに、なんでだろうか。やっぱりDNAのなせる業?
何、難しい事は分からない?
あっそう、でもソーラー発電は高いと言う理由は昔から、設備投資を回収するのに20年掛からとよく言うよね?(もっとも、今の買い取り価格42円/kwhは12年で回収することで設定されてるが・・・。)
ついでに言うと、一昨年は48円/kwhで、これも12年で回収だった、つまりソーラーパネルの値段が下がり42円/kwhでも12年で回収可能になったってことなのだ。では何故12年という設定なのかはよくわからない。誰か知ってる方がいれば教えてほしい。
ま、実は12年でも20年でもいいのだ。何の優遇策も無い状態でもソーラーパネル設置費用を回収するのに20年もかかるという事が「答え」なのだ。これはつまり20年後からは経費ゼロで電気が売れ、発電がそっくり利益になるからだ。
ソーラーには可動部分が無いから原則メンテ費用が掛からない。ここが、他のエネルギーとは決定的に違う点なのに、なぜか同じ土俵で論じるのも不思議だ。
で、たとえばもし約3kwのソーラーなら、12年後あるいは何の優遇措置が無くても20年後から電気代がタダということになる。これのどこが不経済なんだろうか。
そもそも、電気料金は原発のコスト5・6円/kwhではない。実に複雑で、一般家庭なら23円以上だが企業向けは10円/kwhだったりする。忙しいので今書いてることは記憶を頼りに書いていて確認してないが、まあ、当たらずとも遠からずだろう。
言いたいのは、原発の発電コストが安くて、ソーラーのコストが高いと言う人に聞きたい。いったい何を根拠にそう言うの?と。別に自分や身内が努めてるわけでもないのに、単に、大企業である電力会社を訳もなく好きで、原発を容認したいだけなんじゃないの?
本日これにて
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