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2014/03/02

携帯マナーの怪

いまだに、電車やレストラン内での携帯がマナー違反というのが理解できない。だって皆さんふつーに会話してるでしょ。それがなぜ電話になるとダメなの?

電車内では心臓のペースメーカーに影響があるから禁止となっているけど、最初はそんな理由ではなく後から付けた理由だ。本当ににペースメーカーに影響があるというなら、電車内に限った話ではないはずなので、どうにも無理がある説明だと思う。

 

 私は、20年くらい前だったろうか、かなり早い段階から携帯電話を使っていたが、その頃は電車内だろうが、レストランだろうが誰も気にはしてなかった。それが、ある頃から急に普及し始め、携帯人口が増えたあたりから、マナーがどうとか言われだしたように思う。

 

要は、車内やレストランで、大声で通話する輩が増えたから何だろう。でも、それは大声が迷惑なだけであって、携帯が迷惑なわけじゃない。大声で話すヤツがいるから、全部禁止してしまえというのは、なんも考えない事勿れ主義の権化な気がする。

 

そして一旦、車内やレストラン等で禁止となると、今度はどんなに小声で話そうと、けしからんとヒンシュクを買うようだ。でも、これはとても不思議なことだと思う。本来ルールというものは、社会においてお互いが、上手く折り合いをつけるために、みんなが迷惑な事を規制や禁止し、お互いが暮らしやすくするものだ。

 

つまり数学的に言えば、「迷惑」と「禁止」はそれぞれ必要十分条件ではなく、「迷惑(ならば)⇒禁止」だけど「禁止(された事ならば)⇒迷惑(とは限らない)」のだ。なのに、何故か皆さん、これを必要十分条件と思い込み、「禁止」されたところで、携帯をかけるなんて「迷惑」だと目を三角にし、時は傷害事件にまで発展する。

 

 電車やレストランで会話がうるさいからといって、傷害事件が起こったなんて話は聞いたことがない。つまり、会話の大きさではなく携帯を使ったことに腹を立てているのだ。

 

これ、実に本末転倒だと思う。

 

 禁止すべきは「迷惑」なこと、すなわち「大声」であって、携帯電話ではない!のだよ。

 

そもそも他人がどこでどんな話をしようが、そんな事いちいち気にすること自体どうかしてると思う。何か事件がある度に、「無関心」を問題にするが、関心を持たなくてよいところに関心を示し目くじら立てて、関心を示さなきゃならん場面では無関心を装うとは、一体どんな了見なんだと思う。

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コメント

ジェト様、コメントありがとうございます。

ポケベルPHS世代ならではの背景分析、なるほどと思いました。

>こうして日本には守らなくてはいけない無駄なルールがどんどん生まれてくるのです。

とのこと、おっしゃる通りです。ルールが出来てしまうと、その本来の目的なんて皆忘れてしまい、自分に何ら害のない事でも、他人が守らないとケシカランと目くじら立てるようになり住みにくい社会となります。結果は、天に唾するようなもの。

本当に守らなければならないルールは法律であり、マナーは、あるシチュエーションでの暗黙の取り決めです。

なのに、そこに拘り縛られて、本来守るべき法律は平気で破ってしまう人が多すぎますね。

投稿: ベンダソン | 2014/03/15 10:03

僕が10代の頃、携帯電話は若者の物でした。ポケベルからPHS、携帯電話へと進化した名残りで、毎日友達と連絡を取り合って遊ぶ約束をする為に皆が持ち出していました。
しかしあの頃ほとんどの大人達はPCはおろか携帯電話ですら使い方がわからず、若者達があちらこちらで携帯電話で会話している姿を見て「これはけしからん。」と感じていたようです。
よく街中で携帯電話を使っていると、睨みつけられたり、軽蔑するような眼差しを向けられました。

そのうち電車内で使用する若者に不愉快だと説教をする大人が現れ、テレビなどでこの社会現象についてマナーの議論が交わされ、公共の場での通話は控えるのが常識だという論調が強くなりました。
それはそもそも電話は家や会社で使うものという認識が強く、外に持ち出して使うことの利便性も必要性も当時の大人達には理解できなかった事が理由に挙げられます。

そして会話はOKで通話はダメという今の状況ができましたが、若者達はこのツールが迫害されては困るので新たな常識を受け入れる事にしました。
それから数年も経たぬうちに爆発的に普及していった携帯電話は、大人達の手にも渡りました。
すると、使い方を覚えた大人達は恥知らずにも車内で携帯電話を使うようになりました。
注意をすると、仕事の電話だからいいんだなどと言い訳をします。挙句の果てにはガキのくせに生意気だなどと言い出します。
そうして自分達が作り出した常識も守れない大人達の為にトラブルが増え、車内マナーの広告がベタベタと貼られ、いつしかマナーは強要されるようになったのです。

あれから15年以上が過ぎて、無知な老人達の嫉妬により生まれたマナーは今も鉄道会社により生かされ続けています。
こうして日本には守らなくてはいけない無駄なルールがどんどん生まれてくるのです。
とはいえ、最近では車内での通話も少しずつ増えてきました。少し前までは電話に出ようものなら車輌内の全ての人に睨まれましたが、最近は大人も子供もスマホに夢中で他人に関心がなくなったようです。

「今電車だから後でかけ直すね」
この程度の事すら許されなかった時代があったからこそ、LINEは普及したのかもしれません。

投稿: ジェト | 2014/03/11 00:25

都市部無党派層様、コメントありがとうございます。
最近、忙しくてたまにしか更新できないので、亀レスご容赦ください。

投稿: ベンダソン | 2014/03/08 22:37

まさに、そのとおり。全くそのとうり。
でも、それが日本人。
気質というか国民性というか、性格なんだからしかたがない。
あと、すごい列ができてんのにエスカレータの片側を開けて並んでたりとかも(こちらはエスカレータは歩かないでくださいとポスターがあるにもかかわらず)。

外国ではあまり見かけたことがない。外国人には理解不能でしょうね。私も日本人ですが、理解不能です。
でも、そういう国民なんだというのは分かってます。
それがマナーだと一旦信じ込むと、マナー違反に対してものすごく攻撃的になる人が居ることも。皆トラブルは避けたいので、まあ変だと思うけど我慢するか、という感じ。


ちなみに、電車の中での会話はOKだけど携帯はNGというのは、相手の声が聞こえない(一方の話しか聞こえない)ので、普通の会話以上にいらいらするからだそうです。公共交通機関を利用するなら、そのこらえ性のない性格のほうをなんとかすべきと思うんですけどね。本当は。
ペースメーカには科学的根拠はないのですが、私一度メースメーカを付けている人から「ペースメーカ付けているので携帯切ってください」といわれたことがあります。
もちろん謝って、すぐ切りましたが、この人は普段ビクビクしながら生きているんだろうなぁ。こんな心臓の悪い患者さんに不要な心配をさせる誤情報ってどうなの?と思いました。

投稿: 都市部無党派層 | 2014/03/04 11:41

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