頑固と信念の違い
頑固と信念の違いって、なんだろう、ガンコと信念は似て非なるものだと思う。
□似てるとこ
⇒ブレない、不変であること。
□違うとこ
頑固=思考の結果が不変。ゆえに前提条件が変わっても同じ結論に固執する。
(例)マーガリンはコレステロールが少ないから体に良いと言われていたが、科学物質なので体に悪く国によっては販売禁止されている。→なんと言われようと俺はブレない!マーガリンが良いのだ。=結果に固執し、目的とする健康のことは考えなくなっている。
信念=思考の目的や考え方が不変。ゆえに前提条件が変われば、導く結論も変わる。
(例)マーガリンは体に悪い?それが本当ならバターに鞍替えしよう。=結果は180度変えたが、目的や考え方は不変。
□現実社会では・・・
頑固と信念が区別されることはほとんどない。むしろ頑固であることが信念と思われている。
(例)原発はCO2を排出しないしコストも安く安全⇒事故が起きたら莫大な費用が掛かり解決に時間を要し、最終処分の見通しも立たないことが分かった。
小泉:ならば原発反対だ=ブレてる、小泉さんアンタは原発推進派だったじゃないか。(でも、目的は不変)
石原:経済のため再稼働すべき=ブレない、立派だ。(でも、安くないことが分かってきたのに、結果に固執)
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コメント
マーガリンの害を説き始めると「やっぱり日本人はごはんよ」と飛躍する人もいますね。←うちの母です。ファットスプレット使ってます。
投稿: はな | 2015/05/11 01:17