◆私は加害者なのに・・・
昨日は東京で、重要な会議があったが、その前に私用で地元の市役所に行った折のこと。
駐車しようとバックし始めた私の車の前に無理やり侵入してきた車に気を取られ、他車にぶつけて相手のバンパーを凹ませてしまった。しばらく持ち主を待ったがなかなか出てこないので、ぶつけた旨と私の携帯番号を書いたメモをワイパーに挟んで、所要を済ませてきたら、件の車は無かった。
ところが一向に電話がかかってこない。ひょっとしてメモが風に飛ばされた?でも、相手の凹みと私の傷がすぐ分かるように隣に駐車してたので私の車がぶつけたことは一目瞭然のはず。
相手のナンバーをひかえとくべきだったと思ったが後の祭り、仕方ないので所轄警察に被害届が無いか問い合わせたが何も無いというので、事情と私の携帯番号を伝えたところ、夕方になって交番から電話があり、相手の方から連絡があったので、これから事故証明の調査をするので現場に来てほしいとの事。
あーよかった(良くは無いが)と思い件の駐車場に行くと、相手の方と警察が待っていて、皆さんニコニコしている。なんかヘンと思いつつもまずは相手の方に謝り、連絡がないので気を揉んでいたと伝えると、メモに気づくのが遅れたのと、私がどういう人物か分からず不安なので警察に相談したら、すでに私の方から報告があった旨伝えられ安心したとのこと。
相手の方からは、こちらこそ連絡もしないで申し訳ない、後は保険屋同士で話し合ってもらうのでどうか気になさらないでくださいと言われ、恐縮してしまった。
おまわりさん達にも手を煩わせて申し訳ないと伝えるとイエイエこれが仕事ですからとニコニコしている、そして言われたのが、相手が不明でぶつけた方から事故の届けがあるのは珍しい、すばらしいですと。
なんか、ぶつけられた相手つまり被害者から感謝され警察からも褒められているのが妙に居心地悪い。だって私は加害者であり犯人なんだもん。
とはいえ、相手が変な人だったらヒト騒動だろうと覚悟してたので、とても救われた気分。迷ったのは、こういう顛末をブログに書くと正直者をアピールしてると反感を買うのではないかと言うこと。
まあ、そこは覚悟の上で、あえて書いたのは、以前自分が当て逃げされてものすごく腹が立ったことがあったからだ。それと多少保険料が上がるものの懐が痛むわけではない、それに比べたら、相手はかなりな金額を理不尽に負担しなければならないからだ。
説ブログ読者には当て逃げするような方は居ないと思うが、当て逃げして嫌な思いを引きづるよりも、感謝されることもあるのだと言うことをお伝えしたかった次第。
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